今月の彼氏
宮世琉弥さんと公園デート。子どもよりもはしゃいでしまう無邪気な姿にキュン。【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】
2021.01.20 更新日:2022.01.20
毎月、人気の俳優さんとのデート気分が味わえる大人気連載「今月の彼氏」。今回は中性的な美しいルックスと現役高校生らしい爽やかな笑顔がチャーミングな宮世琉弥さんと公園デート。本誌では、公園で遊ぶ無邪気なカットを掲載したけれど、まだまだ見てもらいたい素敵な写真がたっぷりあるので、Web限定インタビューとともにお届けします!
撮影前のメイク中、ロケバスの中には宮世さんのスマホから流れるクラシックが響いていた。なんでも最近ハマってよく聴いているのだとか。「Jポップや洋楽、ラップからバラードまで音楽はオールジャンル聴くのですが、今はクラシックを聴きながら外を歩くのが気持ちいいんです」。そう言いながら、「渋いですよね」と苦笑いを浮かべる姿がキュート。
―― 好きな人と趣味は共有できたほうがうれしい?
「もちろん同じ趣味だったらうれしいけど、真逆だったとしてもおもしろいですよね。僕が知らないことを教えてくれる関係性も、いいなって思います」
―― 宮世くんが相手に教えてあげられるのは?
「やっぱり今だったらクラシックですね。特に好きなのはリストさん。『超絶技巧練習曲』っていう曲もいいし、『ラ・カンパネラ』は中盤からラストにかけて曲調が変わって力強くなっていく感じがすごく好きです。この感動を共有できる人は、僕の周りにはあまりいないんですけどね(笑)。他に教えてあげられることといえば……僕の地元の宮城の魅力! 都会なのに大きな公園もいっぱいあるし、温泉もある。鳴子温泉っていうところでは、自分でこけしを作ることもできるんです。海も近いのでさんまとか牡蠣とか魚介類もおいしいし、宮城が本当に大好きなんです。もし好きな人ができたら連れて行きたいです」
―― 冬のデートでしてほしい女子のファッションは?
「冬しか着られないニットがいいですね。タイトもオーバーサイズも、どっちも好き。ロングスカートを合わせたり、ミニスカートを合わせてロングブーツを履いたりするのも可愛いと思います。僕、服がすごく好きなので、『あれはどこのバッグだろう?』『どういう生地かな?』ってよく人のファッションを観察しちゃうんです。好みはあまり露出しすぎていない子。モードでも古着でもストリートでも、その子に似合っていたらどんなジャンルでもOK。きれいめのセットアップにスポーツブランドを合わせたり、ワンポイントで外しのアイテムを取り入れたりしてる子は特におしゃれだなって思います。とにかく誰かに合わせるんじゃなく、自分が好きな服を自信を持って着ている子はすごく素敵だと思います」
―― では、好きなタイプを教えて!
「僕、好みってあまりないんです。髪型も身長もファッションも、『こんな子がいい』っていうタイプはまったくなくて。だって、人を好きになるのって外側じゃなくて、話してみて分かるその人の内面じゃないですか。だから最初から決めつけることはしないです」
現在放送中のドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』では、中学生の佐々木悠馬役を熱演中。何を考えているかわからない謎の多いキャラクターながら、藤原竜也さん演じる学校内警察の嶋田と関わることで、次第に性格が明らかになっていく魅力的な人物。
―― 佐々木悠馬役を演じてみていかがでしたか?
「こういうミステリアスな役を演じたことがなかったのですごく難しかったのですが、回を重ねるごとに徐々にキャラクターをつかめていってすごく楽しかったです」
―― SNSトラブルや生徒の薬物疑惑、盗撮、マタハラやセクハラなど、中学校を舞台に様々な事件が巻き起こる、シリアスな内容です。
「幅広い年代の方に見てもらえるドラマだと思います。特に、藤原さん演じる嶋田の言葉が毎回すごく響くんです。ぜひ注目してもらいたいです。藤原さんと初めて共演して感じたのは、『こういう役者さんになりたいな』ということ。アクションの迫力も鳥肌が立つくらいすごいし、正直ビビりました。ただ、撮影の合間はクラスのみんなに積極的に話しかけてくれたり笑わせてくれたりする優しい方なんです。僕がセリフを間違えた時はいじってくれたり。すごくその場を和らげてくれるので、いい意味でプレッシャーはあまり感じませんでした。役との切り替えがすごくて、本当に刺激を受けました」
―― ドラマ『恋する母たち』の繁秋役など、作品を重ねるごとに注目度がアップしています。今後の目標は?
「自分がまだやったことのない役に挑戦したいです。ひねくれている役だったり、犯罪者だったり。自分からは普段湧いてこないような感情を表現してみたいです。あとはラブストーリーもやりたい。報われる恋を演じたことがあまりないので(笑)。ハッピーな恋愛ものに挑戦してみたいです!」
2004年1月22日生まれ、宮城県出身。ドラマ『パーフェクトワールド』、『ねぇ先生、知らないの?』、『恋する母たち』などに出演。若手俳優の登竜門、資生堂「シーブリーズ」のCMでも注目を集める。現在はドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』、『FAKE MOTION–たったひとつの願い–』に出演中。
ドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』
学校内に警察官が常駐し、トラブル対応や予防活動を行う「学校内警察(スクールポリス)」制度。この制度が試験導入されることとなった赤嶺中学校に、嶋田隆平(藤原竜也)は自ら志願して配属される。表向きは何の変哲もない公立校に見える赤嶺中学だが、スクールポリス・嶋田の登場によって、SNSトラブル、生徒の薬物疑惑、盗撮、さらにはマタハラやセクハラなど、様々な問題があぶり出されていくことに。
コート¥49000・ニット¥28000/ディスカバード(ディスカバード) パンツ¥33000/ヨウジヤマモト プレスルーム(サイト)