今月の彼氏
藤原大祐さんと花屋デート。見惚れてしまったのは、花じゃなくて、君のほう。【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】
2021.02.20 更新日:2022.01.20
毎月、人気の俳優さんとのデート気分が味わえる大人気連載「今月の彼氏」。今回は俳優デビューしてまだ約1年ながら、その美少年ぶりがドラマで話題を集めた藤原大祐さん。本誌には掲載しきれなかった花屋デートの素敵な未公開カットを、Web限定インタビューとともにお届けします。
冷たい雨が降りしきるあいにくの悪天候だったのに、鮮やかなブルーの衣装を身にまとうノーブルな藤原さんの佇まいにより、その場は途端に華やかなムードに。まだお母さん以外の女性に花をプレゼントしたことがないという17歳。「いつか花束を渡したくなる女性が現れるのかな」。そう言って未来に思いを馳せ、ちょっとだけはにかんだ。
―― もし花が似合う大人になったら、どんなシチュエーションで花をプレゼントしたい?
「定番だけど、プロポーズの時にはお花をあげたいです。家でさらっと……みたいな感じにはしたくなくて。結婚は一生に1回のつもりだから、ちゃんとカッコつけたいですね。赤と紫が混ざったようないい感じの色みのバラを探して、たくさん用意するかもしれないです。ベタだけど、憧れますね」
―― 花屋デート以外にしてみたい理想のデートプランは?
「洋服が好きなので、お店をまわりながらお互いのコーディネートを考えたいですね。今ってメンズやレディースの境目がないので、一緒にシェアできたら楽しいかも。僕自身はちょっと変わったデザインのジャケットが好きで、常に探し求めています」
―― 女の子にしてほしいファッションは?
「やっぱりジャケットを着てくれたらうれしいですね。半袖にジャケットを着て、下は短パンみたいな。スカーフとか巻いてデートに現れてくれたら、すごい嬉しいですね。買い物をする時って店員さんにダサいと思われたくないじゃないですか。だから二人でカッコつけて買い物に行きたいです。買い物が終わったら、一度家に帰ってその日買った服に着替えてディナーに。そんなデートができたらいいですね」
―― おしゃれに目覚めたのは?
「このお仕事を始めた1年くらい前です。スタイリストさんとお話しさせていただくようになって興味を持ち始めたんです。いろんな服が着られるからすごく楽しくて。ただ、誰かをマネすることはしないんですよ。特定のブランドにこだわらず、その時パッと目に留まったものを選ぶ感じ。古着をミックスしたりすることもあります」
―― そんなおしゃれな藤原さんが惹かれる女の子のタイプは?
「自分の意見をしっかり持っているこだわりのある子。もし僕と反対の意見だったとしても、貫いてくれるとうれしいですね。そのほうが新しい価値観を知ることができるし、尊敬できるので」
―― そんな女の子に出会ったら、どうアプローチする?
「そんなにガンガンいけないんですよ……。そもそも恋愛に発展せずに友達になっちゃうことが多いです。小さい頃から男女の区別なく、仲良くなりたいと思ったら友達になるので、結局、友達ばかり増えていっちゃう(笑)。わざと自分のことを『かっこいい』とか言ってツッコミをしてもらったりと、笑いをとって盛り上げるのが好きです」
ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』では眞島秀和さん演じる主人公の甥の仁井真純役、『恋する母たち』では木村佳乃さん演じる主人公の息子の石渡研役を演じ話題に。反響の大きさに「人生が変わった」と語り、役者になったことを強く実感したそう。
―― 現在は、アミューズ所属の若手俳優が参加する「チーム・ハンサム!」が、様々なことを学びながら“真のハンサム”を目指すバラエティ番組『ハンサムゼミ』に出演中ですね。
「毎回いろんなことに挑戦するんですが、SDGs(持続可能な開発目標)についても興味を持ってもらえる内容になっています。サバイバル術を学んだ回では火起こしを経験したんです。テクノロジーが進化した今の暮らしの便利さを感じたと同時に、何事にも依存しすぎるのはよくないなと感じました。SDGsについては最初、難しいイメージがあったんです。でも、今ではエコファーやエコレザーがおしゃれという価値観に変わってきているし、リサイクル素材を使ったブランドも多い。日々の生活から世界をよくする活動が広がっていけばいいし、この番組がそのきっかけになったらうれしいです」
―― 2020年に俳優デビューをしましたが、もともとお芝居には興味があったんですか?
「実は中学時代からちょこちょこスカウトをしていただいていて。月に何度か声をかけられていました。その頃から、もしかしたら向いているのかもしれないと、視野には入っていましたね。実際にお芝居の世界に足を踏み入れてみたら、これだ!と思いました(笑)。人を楽しませたい、人の笑顔が見たいという思いが昔からあったんですが、実際にファンの方から『ドラマを楽しみにしています』というメッセージをいただくようになって、誰かの人生のひと時を幸せにできていると感じてうれしかったです」
―― ダンスやピアノ、歌もできるそうですが、今後目指すのは?
「やっぱり俳優としてスタートしたので、1回天下をとるまではやめられないです。僕にとっての天下は、人を幸せにすること。1人でも多くの人を幸せにして日本で天下をとったら、ゆくゆくはハリウッドにいきたいです。ちょっと目立ちたがり屋なところがあるんで(笑)。『スタンド・バイ・ミー』のリバー・フェニックスさんが好きなんですが、当時10代だったのにすごい佇まいをしてるじゃないですか。陰と陽の中間にいる、佇まいだけで何かを感じてもらえるような俳優になるのが理想。そして音楽にも興味があるので、将来的にはエンターテイナーとして世界の皆さんに発信できたらいいです」
―― 最後にノンノ読者にメッセージをお願いします!
「ノンノ読者の皆さん。こんにちは! デビューしたばかりですが、これからは永遠にダッシュし続けますので、皆さんと一緒に加速していけたらうれしいです。一緒に世界を、人生を、豊かにしていきましょう!」
●ふじわら たいゆ
2003年10月5日生まれ、東京都出身。2019年デビュー。昨年はドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』、『恋する母たち』に出演し話題に。映画『愛のまなざしを』が公開待機中。現在、バラエティ番組『ハンサムゼミ』(MBSにて月曜深夜0:59〜、TVer、GYAO!にて見逃配信)に出演中。4月9、10、11日に行われるハンサムライブにも出演が決定している。
ドラマ『ハンサムゼミ』
アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」初の冠番組。様々なエンターテインメントを追求する彼らが、“今やるべきこと”をテーマに、様々な世界に体当たりで挑戦し、学んでいく。月曜深夜0:59〜MBS(※関西ローカル)にて放送。次回の放送は2月22日(月)。TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信も。さらにひかりTVや大阪チャンネルでは、本編に収まらなかったスピンオフも有料独占配信。
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