友野一希の「トモノのモノ語り。」

友野一希連載「カズキトモノとメイクのお時間。ハンサムなカズキ」【 #トモノのモノ語り。】vol.32<フィギュアスケート男子>

2024.01.05 更新日:2024.01.22

フィギュアスケート友野一希のノンノ連載「トモノのモノ語り。」ロゴ

こんにちは! フィギュアスケーターの友野一希です。
『トモノのモノ語り。』32回目は前回に続き、スペシャルなメイクアップ企画vol.31と併せてチェックしてくださいね!

Kazuki TOMONO

meets make-up

先シーズンのロックなエキシビション「WHAT’S MY NAME?」では、革ジャンに身を包み、鮮烈なパフォーマンスを披露。そこで見せてくれたハードコアなセルフメイクも話題となりました。

友野一希さんのエキシビション「「WHAT'S MY NAME?」でのメイク

ドラッグストアに足を運び、自分でコスメを選ぶところから始まったメイクへの挑戦。最初は試行錯誤しながらも回を重ねるごとに腕を上げ、いつしかメイクを楽しむように。それと同時にメイクアップすることで自信が生まれプログラムに一気に入り込める、そんなメイクのもつ特別な力に気づいたそう。

そんな友野さんの中で芽生えた新たな興味をキャッチし、この機会にもっとメイクの魔法を知ってもらいたい!と
non-noが提案したのが今回のメイク企画。
プロのメイク技術で彼の秘めたる魅力にアプローチ。PureメイクとBlackメイク、相反する2つのルックでカズキトモノの新しい魅力にダイブ!

 

Make magic LOOK 2
Black

友野一希さんがブラックメイクでハンサムなビジュアルを披露

ブラックメイクでアイドルのようなビジュアルを披露する友野一希さん

前髪の奥にのぞくのはクールでミステリアスな眼差し。
唇の質感まで計算ずくのハンサムなフェイス。

Point

成熟した大人のムードをまとった、危うくも目が離せないルック
シェーディングでナチュラルな陰影を仕込んだ立体感フェイス

毛流れを整えた凛々しく印象的な眉
漆黒のアイラインでつくる切れ長アイにボルドーのアイシャドウを効かせて
ストレートアイロンでタイトなウェットヘアに

イヤーカフまでお似合い!アンニュイな表情の友野一希さん

パールのネックレスでジェンダーレスな美しさを

Use it!

ハンサムメイクに使用したラカ ワイルドブロウシェイパー、ケイト レアフィットジェルペンシルN、ヴィセ アヴァン シングルアイカラー 021

性別関係なく楽しめるジェンダーニュートラルメイクアップブランドから生まれたクリア眉マスカラ。毛並みを一本一本際立たせ、しっかりとホールド。しっとり濡れたような眉に。

Laka ワイルドブロウシェイパー 01¥1540/アリエルトレーディング

B 目のキワまでするする描ける細芯のジェルアイライナーペンシル。10秒で肌に密着し、こすっても落ちにくい耐久性を誇る。

ケイト レアフィットジェルペンシルN BK-1¥1210(編集部調べ)/カネボウ化粧品

色、質感と多彩なラインナップで今の気分に合ったカラーが見つかると人気の単色アイシャドウ。パウダーでありながら粉っぽさがなく、しっとり肌になじむようなつけ心地。

ヴィセ アヴァン シングルアイカラー 021¥880(編集部調べ)/コーセー

アートクラスバイロダンシェーディング 1、ラスターガラス リップスティック マーズ トゥ ユア ヴィーナス

自分の肌のトーンに合った自然な影がつくれる3色のシェーディングパウダー。テクニックいらずで簡単に顔にメリハリが生まれる。アイブロウパウダー、ノーズシャドウとしても。

アートクラスバイロダンシェーディング 1¥1800/too cool for school

E シルクのようななめらかな使い心地と、つけたての発色が長時間持続するロングラスティング処方が魅力のリップ。ひと塗りでエフォートレスな抜け感が叶い、ぷるんと弾むようなグラマラスな唇に。​

ラスターガラス リップスティック マーズ トゥ ユア ヴィーナス¥4400/M・A・C


How to

友野一希さんのメイク企画。伏し目に宿る美しさも計算済み

 Eye&Eyebrow 

アイブロウパウダーで軽く眉の色みを整えた後、Aで眉をスッととかし、毛並みを立たせる。

Bで上まぶたのまつげの隙間を埋めていき、目尻から3〜5mmほどラインを伸ばす。Cのバーガンディのアイカラーで、スパイスを効かせた囲みアイに。上まぶたは目のキワに色をのせた後、上へ向かってぼかしながらアイホールまで伸ばすと自然なグラデーションに。下まぶたは目のキワに細くのせる。

ブラックメイクをまとい鋭い視線を送る友野一希さん

 Shading 

Dの3色をブラシで混ぜ、頬ぼねの下の部分にシェードカラーを入れてシャープな印象に。




 Lip 

唇の赤みを消すために、Eのベージュリップをじか塗り。クリーミーな質感を与え、唇をドレスアップ。

パールのアクセサリーもお手のもの。クールでかっこいい友野一希さん

シャツ¥29700/シアン PR(シャリーフ) ネックレス¥38500/ロール(ハーゴ) イヤカフ/スタイリスト私物



 From Kazuki

前回とは打って変わってかっこいいクールな自分に変身。普段柔らかいイメージを持たれることが多いので、ちょっと新鮮です。超かっこいいし、今日ばっかりは自分に超自信をもてますね。ちょっとアイドルみたいな雰囲気もありつつ、ダークな感じもあって、でもやりすぎな感じもなくて、アーティストみもある。本当に素敵な感じに仕上げてくださいました。ハマるとやばそうなちょと悪い男感もあって、とても新鮮でカメラに映る自分を見るのが楽しかったです。
メイクに合わせたアクセサリーも素敵で。イヤカフなんかも付けちゃったり。自分の場合、ピアスとかは絶対付けないだろうなと思っていたので、ちょっと嬉しい(笑)。あとは僕って結構パールもいけるのかもと新発見。アイテム一つだけだと浮いちゃうかもだけど、メイクや服をモードに全振りしちゃえばこういうアクセサリーもしっくりくるんですね。
今日は初めての経験尽くしで、また新しい自分に出会えた気がします。メイクで作り上げる世界観の奥深さを知ることができて本当に楽しくて興奮の連続でした! 今日の撮影は大切な思い出としてしっかりとっておきたいな。

ピュアメイクに挑戦! BABYなカズキはこちら

「友野一希 2024年カレンダー」ご予約受付中!

連載30回を迎えたことを記念し、これまでの撮影の未公開カットを使用した卓上カレンダーの販売が決定!  集英社公式通販サイト「HAPPY PLUS STORE」にてご予約受付中!
カレンダーには今回のメイク企画の未公開カットも!


詳細はこちらから▼

  • 【 #トモノのモノ語り。】「友野一希 2024年カレンダー」販売決定!

    【 #トモノのモノ語り。】「友野一希 2024年カレンダー」販売決定!

    non-no webにて連載中のフィギュアスケーター友野一希さんのコラム「トモノのモノ語り。」。 今回連載30回を記念し、これまでの未公開カットを中心に構成したカレンダーを発売します。
    昔ながらの街を散策したり、地元の人に愛されるグルメを楽しんだりと、氷上での姿とはまた違う魅力がたっぷり。毎月さまざまな表情の友野さんに出会える貴重な1冊です。 デザインは表裏で各月2パターンご用意。使う人の毎日の生活の一部となれるよう、シンプルでスタイリッシュなデザインを目指しました。



モデル/友野一希 撮影/花村克彦 へ
ア&メイク/鈴木かれん スタイリスト/笠原百合 文・構成/轟木愛美


Profile

友野一希友野一希選手のInstagram 友野一希選手のX(Twitter)

フィギュアスケート選手

 

1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。上野芝スケートクラブ所属。

趣味は古着屋巡り、サウナ。自分らしいスケートを追求し、唯一無二の武器へと変えてきた25歳。観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。

日本フィギュア界の“いい兄ちゃん”的存在で、後輩からの信頼も厚い。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年競技以外で見せる魅力にも大きな注目が集まる。
昨シーズンは全日本選手権で初の表彰台、自らの力で世界選手権出場を果たし自己ベストを更新するなど確実な成長を示した1年に。オフシーズン中はありとあらゆるアイスショーに出演。各ショーの特性に合わせた多彩なパフォーマンスでエンターテイナーぶりを発揮。初めてキャラクターを演じた「ワンピース・オン・アイス」での熱演も各界で話題の的となった。
成長を求め自分のプライドをかけた戦いへと臨んだ今シーズン。あえて強みを封印した挑戦のフリー「Halston」は、試合を重ねるごとに輝きを増し、これまで地道に磨いてきたものが結実したプログラムに。昨年12月の全日本選手権では、芸術性を極めたフィギュアスケートの真骨頂ともいえる演技で美しく崇高な世界観を作り上げた。常に新たな扉をこじ開けていく彼が「淡々と、一歩一歩」自分の目指すスケートへと近づいていく姿から今年も目が離せない。

▶詳しいプロフィール&これまでの活躍はこちら



  Interview  



  Special  

Kazuki Tomono

フィギュアスケーター

1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを目指す男子シングル日本代表。感情をスケートにのせ、観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
古着、サウナ、インテリアショップ巡りなど多彩な趣味をもつ26歳。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年は競技以外で見せる魅力にも注目が集まる。
表現の名手であり、オフシーズンはアイスショーに引っ張りだこ。各ショーの特性に合わせた多彩なパフォーマンスでエンターテイナーぶりを発揮している。
新シーズンは「競技者としてより高みへ」をテーマに練習に励む日々。今季のフリープログラムは『Butterfly』。さなぎが蝶へと変化するように、彼もまた、圧倒的変化を求め日々成長中。その美しき進化に出会える日はもうすぐそこだ。

関連記事

友野一希の「トモノのモノ語り。」の新着記事

VIEW MORE

Icons made from svg iconsis licensed by CC BY 4.0