むくみも二重あごも解消★「くちびるを締める」だけの小顔エクササイズが話題!

2018.08.25

むくみも二重あごも解消♡ “くちびる締め”で小顔になる!

手軽なのにすぐに効果が出ると話題の小顔エクササイズ。女優やモデルもこっそりやっているというメソッドを伝授します!


教えてくれたのはこの人!

木村祐介さん

パーソナルフェイストレーナー。運動力学や機能解剖学をもとに、独自のメソッドを考案。著書に『小顔 ワークアウト』(ワニブックス)。

くちびるは「顔の体幹」

小顔を作る土台はくちびるにあります。小顔化には顔の筋肉である表情筋の引き締めが欠かせませんが、左のイラストを見ても分かるとおり、くちびる回りの筋肉(口輪筋)は、顔全体や首の筋肉とつながり、連動しています。いわば、くちびるは「顔の体幹」。


今回、紹介するエクササイズは、くちびるをすぼめて締め、表情筋をピンと張った状態を作り出すのがポイント。こうすることで筋肉に負荷をかけ、引き締めにつなげます。各エクササイズには回数や秒数を書いていますが、あくまで目安。空き時間にいつでもトライしてみてください。


僕が担当している女優さんやモデルさんも、信号待ちの時間などに、実はマスクの下でエクササイズをしているみたいですよ。

すべての筋肉はくちびるに通ず

くちびるを囲んでいる筋肉が口輪筋で、ここが「顔の体幹」。下あごを動かす側頭筋、物をかむ時に使う咬筋、口角から頰に走る大頬骨筋、首にある胸鎖乳突筋、広頚筋も口輪筋と連動。つまり、くちびるを強く締めるだけで負荷がかかり、エクササイズになる。

まずは基本の“くちびる締”

基本の「くちびる締め」の形をまずはマスター! 毎日のスキンケアの最後、顔に乳液やクリームを塗った後にリンパを刺激し、老廃物を流してウォーミングアップ。

すべてのエクササイズに共通する

基本の形

今回のポイントがこのくちびる締め。「ホ」と言うイメージでくちびるをすぼめ、この状態から目尻を上げるようにして、口の回りの筋肉と目の回りの筋肉が引っ張り合うのを意識(くちびるを少し内側に巻き込むと感じやすい)。

頬の内側を吸い込むのはNG。口の中の歯は常に開けた状態で、何もかまないこと。正しいくちびる締めは、「シェイクをストローで思い切り吸う感じ」をイメージしてもつかみやすい。

基本ステップにTRY!

1/6

【1】くちびる締めの状態でおでこを中央から流す

基本の形であるくちびる締めをする。人さし指、中指、薬指の腹で、おでこの中央からこめかみを押し流す。痛気持ちいいと感じる程度の力で。5回繰り返す。

すっきり


休み時間も“くちびる締め”!

いつでもどこでもすぐにくちびる締め。常に意識することが美人化へのカギ! 気分もリフレッシュするよ♡

\ 座ったまま鎖骨美人に /

【1】イスに座りくちびる締め。右手を左耳に

イスに座り、左足を上にして足を組む。左手は座面をつかんで。右手は頭に回し、左耳の上に添える。姿勢が整ったら、くちびる締めを行う。


【2】頭を倒して首の皮膚をぐーっと伸ばす

①の姿勢のまま、右方向に頭を倒し、10秒キープ。右手で少し負荷をかけるようにする。胸鎖乳突筋がしっかり伸びているのを意識して。反対側も同様に。

\耳を揺らしてむくみ取り/

【1】くちびるを締め、耳を左右に動かす

くちびるを締める。耳の端を持ち、軽く引っ張りながら左右にブラブラと揺らす。耳を持つ位置を変えながら、耳全体を刺激。耳にあるリンパを流す。


【2】耳を外側へ引っ張る

くちびるを締め、耳を外側に引っ張る。耳を持つ位置をこまめに変え、上、横、後ろなど、いろんな方向に。耳が温かくなったら反対側も同じように行う。

ノンノ2018年10月号掲載

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