菅田将暉さんインタビュー★2019年1月、ドラマで教師役に初挑戦！

衝撃の学園ミステリーで待望の教師役に初挑戦

―― 学生時代得意だったのは数学。教えてあげた友達がいい点を取ることもあり、かつては教師を目指していたそう。そんな菅田さんが念願の教師役に扮するのが、ドラマ『３年A組－今から皆さんは、人質です－』。生徒29人を人質に取る美術教師を演じる。

「基本的に感想は視聴者の方にお任せすることが多いんですけど、今回はテーマをぎゅーってすると『これが伝われ！』っていう明確なものに収まるんです。最終話では“ながら見”している人の片手に握られたケータイを、床に置かせられたらいいです」

―― 今でこそ俳優だけでなく音楽活動にも力を入れるなど、興味のあることを次々極めているけれど、意外にも「意思表示なんて、ほとんど地元じゃしてなかった」とか。

「学生時代はおとなしいフツーの奴だったと思います。自己表現できるようになったのはこの世界に入ってからです。要は何が怖いって、人に受け入れてもらえるかとか、周りと違うかもしれないってことが怖いわけで。でも、それもだんだんどうでもよくなってきたんですよね。まったく同じ意見の人がいるわけないし。たまたま出会えたらうれしいけど、そのためにはまず、自分の手の内を明かして行動しないと」

―― 取材前日には趣味の洋服作りをしていたそうで、「あんま寝てないんです」と苦笑い。

「今縫ってるのはスウィングトップ。基本は思い出の品として人にあげるために作ります。自分が欲しいものを作るには時間もお金もかかるので、買ったほうが早い（笑）。洋服も自己表現ですからね。体形に合うリーバイスのジーパンにオールデンの革靴をはいて、きれいなニットとシャツ、いい生地のあったかいコートを着る。最近はもう、ベーシックです。大人になりました（笑）」

●すだ　まさき

1993年２月21日生まれ、大阪府出身。2009年俳優デビュー。映画『アルキメデスの大戦』（2019年夏公開予定）が待機。

『３年A組−今から皆さんは、人質です−』

美術教師の柊一颯（菅田）は、高校の卒業式の10日前、茅野さくら（永野芽郁）を含む生徒29人を人質に取り、数か月前に自殺した生徒の死の真相について授業を始める。

●日曜22時30分〜（初回のみ22時より30分拡大スタート）。日本テレビ系にて2019年１月から放送予定

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『ニセコイ』

週刊少年ジャンプに連載されていた人気ラブコメを映画化。極道一家の一人息子・一条楽と、ギャング組織の一人娘・桐崎千棘は、性格も真逆で相性も最悪な二人。ところがお互いの組織の抗争を鎮めるために＂偽物の恋人＝ニセコイ＂を強制的に演じさせられることに。これまでのイメージを覆す振り切れた演技でコメディセンスを発揮したのは、中島健人と中条あやみ。ぶっ飛んだ設定ながら純粋な恋愛映画としても楽しめる！

●12月21日（金）より全国公開

『アリー／スター誕生』

歌手になることを夢見るアリーは、世界的シンガーのジャクソンと偶然バーで出会い、激しい恋に落ちる。彼に導かれるように才能も開花させ、瞬く間にスターダムを駆け上るアリー。一方、全盛期を過ぎたジャクソンは、次第に酒に溺れていくことに……。レディー・ガガが映画初主演を務め、リアルで胸を打つ演技が話題に。ガガ自らが手がけた楽曲の数々はもちろん、人を本気で愛することの痛みと喜びを教えてくれる名作！

●12月21日（金）より全国公開

『アイ・フィール・プリティ！人生最高のハプニング』

自分の見た目にコンプレックスを抱き、恋も仕事も積極的になれないレネー（エイミー・シューマー）は、通い始めたジムで転倒して気を失ってしまう。ところが目を覚ますと、夢にまで見た絶世の美女に変身していると勘違い。見た目はそのままなのに超ポジティブになったことで、理想の恋も憧れの仕事も手に入れてしまう……。現状を変えたいと思っている人必見！自分を愛するためのヒントが詰まってます。

●12月28日（金）より新宿ピカデリーほか全国公開

『マスカレード・ホテル』

東野圭吾による人気ミステリーを映画化。連続殺人事件を解明するためにホテルに潜入したエリート刑事・新田（木村拓哉）の教育係を任されたのは、優秀なホテルマンの山岸（長澤まさみ）。事件解決のため客の仮面をはがそうとする新田と、ホテルマンとして仮面を守ろうとする山岸は、立場の違いから何度もぶつかり合う……。二転三転していくストーリーの巧妙さと、初共演となる木村＆長澤のコンビネーションは見ごたえあり。

●１月18日（金）より全国公開

2019年２月号掲載

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