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2023.08.27更新日:2023.08.29
家でできるケアだけで"調子いい髪"キープしたい!
“髪質アプデ”の
ために今日からできること。
夏の紫外線やエアコンの乾燥でくたくたになっている秋の髪。なめらかなツヤ髪を取り戻すために、セルフでできる挽回ケアをスタート!
"なんとなく"はもったいない!
STEP2
「洗い方」の思い込みをジャッジ
意外と正しく知らない髪の洗い方について、靏田さんがレクチャー。毎日のことだから、間違いを見直すだけで美髪貯金が一気に増える!
シャンプー前に予洗いが必要って本当?
A そのとおり! 1分以上しっかり予洗いを
洗顔前に顔をぬらすように、シャンプー前にもしっかり頭皮をぬらすことが大切。シャワーの角度を変えながら、髪の内側までまんべんなく予洗いすることで髪に付着した汚れやホコリが落ち、シャンプーの泡立ちが格段によくなります。髪の長さや毛量によっても変わりますが、1分以上かけて丁寧に洗うのがコツです。
トップス¥4840/MORE self LOVE
洗いすぎはよくないから、シャンプーは2日に1回でいい
A 皮脂量が多いノンノ世代なら、毎日洗うのがベター
頭皮の皮脂腺から分泌される皮脂量は、Tゾーンの2倍以上といわれています。その皮脂を放置すると、雑菌が繁殖してニオイなどの頭皮トラブルの原因に。1日の間に分泌された皮脂、汗やホコリなどは、その日のうちにリセットするのがベスト。頭皮の汚れが枕に付着し、寝ている間に肌トラブルを誘発することも。
シャンプー時のお湯は、熱々の温度でも問題ない!
A 頭皮を傷めないためには、36℃から38℃が◎
頭皮は肌と同じ! 40℃以上のお湯を使うと、頭皮にとどめておくべき必要な皮脂まで流されてしまいます。頭皮はつっぱりを感じにくい場所ではありますが、確実にダメージを受けています。洗顔と同様に、36〜38℃程度のお湯で流すのがベターです。
洗髪後、髪が"キュキュッ"とするまですすぐのは洗いすぎ
A そんなことありません!
シャンプーやコンディショナーの流し残しがあると、それが毛穴に詰まってトラブルに発展することも。泡やヌルつきが残らないように、耳の裏やえり足、額の生え際までしっかりすすぐことが大切です。洗い流した後に髪のきしみを感じる場合は、アウトバストリートメントをプラスして質感をコントロールして。
コンディショナーとトリートメントは使い分けるべき?
A それぞれ役割が違うので、髪悩みに合わせて選びましょう
スキンケアに例えると分かりやすいと思うのですが、シャンプーは汚れを落とす洗顔料、コンディショナーは髪表面を保護する乳液、トリートメントとヘアマスクは内部に働きかける美容液の位置づけ。ヘアマスクはより濃厚なので、スペシャルケア向きです。最近はコンディショナー効果を兼ねたトリートメントも増えています。
コンディショナーは全頭にまんべんなくなじませるべき
A 毛先を中心につけて、余ったら全体になじませて
コンディショナーは髪表面に吸着し、摩擦や乾燥などのダメージから髪を守ってくれるもの。吸着力が高い分、頭皮に塗ると毛穴を詰まらせてしまう可能性があります。そのため、ダメージを受けやすい毛先を中心になじませ、手に残った分を全体になじませるくらいでOK。
トリートメントは水分を切ってから塗布したほうがよい
A はい! 効果実感が高まりますよ
トリートメントとは、髪の内部に栄養を補うためのもの。髪に水分を多く含んでいる状態では、水分が邪魔をしてトリートメントが浸透しにくくなってしまうので、思うような効果を得られない場合も。タオルで水分を拭き取るのが理想だけど、難しい場合は手でしっかり水分を切ってから塗布しましょう。
トリートメントは放置すればするほど浸透する
A 成分が頭皮についてしまうので、5分くらいで十分です
特にダメージを感じていないなら、そんなに時間を置かなくても大丈夫です。ダメージが気になるなら、5分程度放置するのがおすすめ。10分以上放置すると頭皮に付着して肌荒れや毛穴詰まりを引き起こす可能性があります。時間を置いた分、洗い流しも入念にするのが頭皮環境を守るポイント。
お話を聞いたのは
美容ライター・毛髪診断士®
靏田由香さん
女性誌を中心に美容記事を執筆する傍ら、毛髪診断士®の資格を取得。髪についての基礎知識はもちろん、豊富な取材経験から実用的な美髪データバンクを蓄積。