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No.057 こまめ

【オススメ本5選】プレゼントにも!思わず手にとってしまう装丁が素敵な本

2023.02.26更新日:2023.03.01

みなさんが本を買うきっかけは何ですか?作家さん?タイトル?帯?口コミ?

さまざまなきっかけがあると思いますが、私は【装丁】に惹かれて買うことが多くあります。特にハードカバーの本は、文章だけでなく、紙の質感やフォント、レイアウトなど、さまざまな部分にこだわりが詰まっています。
今回は、誰かにプレゼントしたり、家の本棚に置いたりしたくなるような素敵な装丁の本5冊を紹介します!

1. 「愛なき世界」三浦しをん

  • 三浦しをん著「愛なき世界」のハードカバー

  • 三浦しをん著「愛なき世界」のハードカバー

装丁が綺麗すぎてつい手に取ってしまった1冊。
料理人を目指し、定食屋で修行中の藤丸。お店が始めた配達サービスで、近くにある大学のある研究室へ足を踏み入れた!そこで出会った大学院生の本村さんに一目惚れした藤丸だが、彼女の恋する相手は なんと(((植物)))だった?!個性豊かな登場人物たちによる、不器用であたたかい偏愛物語。

2. 「ライオンのおやつ」小川糸

  • 小川糸さん著「ライオンのおやつ」

  • 小川糸さん著「ライオンのおやつ」

淡い色で描かれた装丁が、小川糸さんの描く温かくて、優しいものがたりの世界観にぴったり。
「人生の最後に食べたいおやつは何ですか」
余命を宣告された雫は、最後の場所として瀬戸内の島にあるホスピスを選ぶ。そこでは、毎週日曜日、入居者が生きている間にもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた. . . 。最後の時間をどう過ごし、何を選ぶのか。今が愛おしくなる1冊。

3. 「かがみの孤城」辻村深月

  • 辻村深月 著「かがみの孤城」

  • 辻村深月 著「かがみの孤城」

2018年に本屋大賞を受賞し、この冬に映画化もされた話題の作品。主人公が鏡に引き込まれるように、思わず物語の世界に引き込まれてしまうような装丁です。
突然鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ったこころ。そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と、見ず知らずの中学生6人、そして「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子がいた。1年以内に「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げられたこころたちだが、果たして鍵を見つけることはできるのか. . . ?!そして、彼女らの叶えたい願いとは. . . ?

4. 「逆ソクラテス」伊坂幸太郎

  • 伊坂幸太郎 著「逆ソクラテス」

色使いが素敵で、一枚の絵のような表紙。ざらざらした紙の触り心地も、温もりがあって好きです。
「僕はそうは思わない」
全五編すべての主人公が小学生という、伊坂幸太郎さん初の試みの短編集。「ああこんなことあったな。」「あの時こう言えたらよかったのか。」と、誰もが経験したであろう小学生時代のモヤモヤやあるあるに挑む。テンポがよく、読みやすいです!

5. 「すべて真夜中の恋人たち」川上未映子

  • 川上未映子 著「すべて真夜中の恋人たち」

  • 川上未映子 著「すべて真夜中の恋人たち」

光が当たると虹色にきらめく、箔押しにキュンとする1冊♡
「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う。それは、きっと、真夜中には世界が半分になるからですよと、いつか三束さんが言ったことを、わたしはこの真夜中を歩きながら思い出している。」
人付き合いが苦手なフリー校閲者の冬子。唯一の趣味は、誕生日に真夜中の街を散歩すること。ひっそりと静かに生きていた彼女は、ある日カルチャーセンターで58歳の男性、三束(ミツツカ)さんと出会う. . . 。

さいごに

値段も高く、自分ではなかなか買わないハードカバーは、プレゼントにもオススメです♡ 普段文庫派の方も、ハードカバーでいつもと違う読書体験はいかがですか?ずっと大切にしたくなる1冊と出会えることを願っています◌ 。˚✩

最後まで読んでいただきありがとうございました!

  • 出身地

    千葉県出身

  • 身長

    164cm

  • 学年

    大学4年生

  • 推し

    推し:k-pop、本、映画、散歩、食べることが好きです。

見てくださる方に癒しとわくわくをお届けしたいです!!よろしくおねがいします!

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