【宝塚】「Xcalibur エクスカリバー」観劇レポート

2023.08.10

宝塚歌劇で上演されたミュージカル「Xcalibur」を観劇して来ました。
既に公演は終わってしまっていますが、作品、出演者の皆様の魅力を少しでもお伝えできたら嬉しいです！

韓国ミュージカル界の超人気作

2019年に韓国で初演され、2022年のアンコール上演まで累計32万人の観客を動員した韓国の超人気作をもとに、日本版として上演されました。

「アーサー王伝説」をもとにした作品ですが、宝塚では登場人物の1人であるランスロットに焦点を当てて描いた作品などもあり、様々な解釈や視点のもと多くの作品が生み出されている印象です。

今回の作品はアーサーが新たな王となり、周りと関わり合いながら成長していくという部分にフォーカスした作品になっていました。

巨匠フランク・ワイルドホーン氏が作る楽曲

私事ですが、ワイルドホーン氏が作る楽曲が本当に大好きで！！

今回の作品は、歌っていない時間がほとんどないのではないかと思うくらい歌唱シーンが多いのですが、それだけ多くの時間ワイルドホーン氏の曲を堪能できるのがとても幸せでした。

大人数で歌うシーンは迫力があり壮大で、一人一人のキャストが歌うシーンは繊細な感情が伝わってくる楽曲の数々に惹き込まれました！

素晴らしいキャスト

主演の芹香斗亜さんは、今公演からトップスターに就任された方なので、新たな王になるアーサーと重なって見えて、より感動が増しました。ピュアで心優しいアーサーから、闇に堕ち、その先に大切なことに気がつくというアーサーの変化の描写に心惹かれます。

また、皆さん歌唱力が高く、熱演で素敵でしたが、特にマーリンとモーガンという主要キャストを演じられていた若翔りつさんと真白悠希さんの歌が素晴らしく、終演後も余韻に浸ってしまいました。

また、宙組はコーラスの素晴らしさが魅力の組なので、群衆のシーンの迫力にもとても感動しました！

最後に

この公演は終わってしまいましたが、宝塚では日々新しい公演が上演されています。

本格ミュージカルから、アニメや漫画原作の作品、煌びやかで夢夢しいレビューなど幅広い作品があるので、好みに合った作品に出会えると思います！

人気ゲームの舞台化作品「大逆転裁判」の観劇レポートも以前掲載させて頂いたので、良かったらあわせてご覧ください♡

【宝塚×ゲーム】「大逆転裁判」観劇レポート（ネタバレなし）

No.138

まっぴー