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No.067 niko

【2/9公開】松村北斗・上白石萌音W主演!映画『夜明けのすべて』鑑賞レポート

2024.02.12

【2/9公開】松村北斗・上白石萌音W主演!映画『夜明けのすべて』鑑賞レポート

【2/9公開】松村北斗・上白石萌音W主演!映画『夜明けのすべて』鑑賞レポート
皆さんこんにちは!
ノンノ大学生エディターズNo.67のnikoです??

本日のテーマはこちら!
【2/9公開】松村北斗・上白石萌音W主演!映画『夜明けのすべて』鑑賞レポート
2024年2月9日(金)に公開初日を迎えた映画『夜明けのすべて』を観に行ってきました!!

映画のあらすじやネタバレ無しの感想もまとめているので、もう映画を見た方も、これから観に行く方も楽しめる内容になっていると思います?

是非最後までご覧下さい?
それではスタート!

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映画『夜明けのすべて』とは

映画 『夜明けのすべて』ロング予告【2月9日(金)公開】

題名:『夜明けのすべて』
主演:上白石萌音 松村北斗
脚本:和田清人 三宅唱
監督:三宅唱
原作:瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(水鈴社/文集文庫 刊)
音楽:Hi’Spec
配給:バンダイナムコフィルムワークス アスミック・エース
公開日:2024年2月9日(金)
NHK連続テレビ小説『カムカム・エヴリバディ』で夫婦役を演じた上白石萌音さんと、SixTONESの松村北斗さんの再共演で話題の最新映画『夜明けのすべて』。

脚本・監督は『ケイコ 目を澄ませて』で国内外で数々の賞を獲得した三宅唱さん。
原作者は、2019年本屋大賞を受賞し実写映画化もされた『そして、バトンを渡された』の作者、瀬尾まいこさんです?

私はドラマが大好きで、朝ドラも毎朝見ているのでカムカムの安子ちゃん(上白石萌音さん)と稔さん(松村北斗さん)が一緒にいるところをまた見られることが嬉しくて、キャスト発表の時から楽しみにしていました!
そして瀬尾まいこさんの作品も以前から興味があったので、映画館に足を運びました?

あらすじ

「知ってる?夜明けの直前が、一番暗いって」

瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(文集文庫)裏表紙

瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(文集文庫)裏表紙
PMS(月経前症候群)で感情を抑えられない美沙。パニック障害になり生きがいも気力も失った山添。友達でも恋人でもないけれど、同志のような気持ちが芽生えた二人は、自分にできることは少なくとも、相手のことは助けられるかもしれないと思うようになり―。人生は苦しいけれど、救いだってある。生きるのが少し楽になる、心に優しい物語。(文庫本裏表紙より引用)

キャラクター紹介

映画 『夜明けのすべて』キャラクター映像(藤沢さんの場合)【2月9日(金)公開】

・藤沢美紗/上白石萌音
普段はおおらかで、常に周りに気を配っている28歳。PMSの症状が重いことに長年悩まされ、月に一度イライラが抑えられず怒りを爆発させてしまう。前の会社はPMSが原因でトラブルを起こし退職。現在は栗田科学で働いている。

映画 『夜明けのすべて』キャラクター映像(山添くんの場合)【2月9日(金)公開】

・山添孝俊/松村北斗
藤沢さんの会社に転職してきた25歳。以前は恋も仕事も順調だったが、パニック障害を抱えたことで人生が一変。常に無気力で、他人に関心がなさそうに見える。
・栗田和夫/光石研
山添くんと藤沢くんが勤める栗田科学の社長
・藤沢倫子/りょう
藤沢さんの母親
・辻本憲彦/渋川清彦
山添くんの前の職場の上司
・大島千尋/芋生悠
山添くんの恋人
・岩田真奈美/藤間爽子
藤沢さんの友人

原作を読んだ感想

私は実写化の前に原作をチェックしておきたい派なので、今回の映画も最初に原作を読んでから映画を観に行きました。
ここでは、読書ノートに書いた原作を読んだ感想を紹介します?
瀬尾まいこ『夜明けのすべて』読書感想ノート

1/4

瀬尾まいこ『夜明けのすべて』読書感想ノート

2/4

瀬尾まいこ『夜明けのすべて』読書感想ノート

3/4

瀬尾まいこ『夜明けのすべて』の中で好きな台詞

4/4

『夜明けのすべて』読書ノート(1/4)
『夜明けのすべて』読書ノート(2/4)
『夜明けのすべて』読書ノート(3/4)
『夜明けのすべて』好きな台詞(4/4)


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『そして、バトンを渡された』の瀬尾まいこさんの作品をいつかちゃんと読んでみたいと思っていたら、カムカムの二人が映画をすると知って、映画を観に行くために購入。PMSもパニック障害も知っていたし、理解しているつもりだったけど、それは知っている“つもり”、理解している“つもり”だっただけで、本当は全然分かっていなかったんだなと思った。(小説を読んだ今も完全に分かったわけではない。)病気の症状が詳しく細かく綴られていて、読んでいて苦しくなったり、涙が出る場面もあった。

この病気よりもこっちの方がしんどいとか、そんなことはなくて、それぞれがそれぞれにしんどくて、それは比べられるものじゃないし、比べるべき物でもない。前友達が言ってくれた、「その人が辛いって言ったら辛いんだよ。その人がしんどいって言ったらしんどいんだよ。あの人の方が辛いとか、しんどいとか、そんなのは関係なくて、気にしなくて良くて。その人だけの感覚で言っていいんだよ。」という言葉を思い出した。

同じように心の病気で苦しむ藤沢さんと山添くん。お互いにどーーーでもいいと思ってるからこその言動が可笑しくて、思わずクスッと笑ってしまう場面がいくつもあった。これを萌音ちゃんとほっくんが演じるの、本当に楽しみだなあ。
人と人が想い合い、助け合うのは何も友達とか恋人とか家族とか、そんな決められた形の関係性だけで起こることではなくて、形容しがたい関係性であっても助け合えることを学んだ。

周りの目を気にして考えすぎてしまう藤沢さんや、なんで自分が?と病気に絶望してしまう山添くんの気持ちが共感できて辛くなってしまったけど、二人やその周りの人たちの思いやりに溢れたあたたかい言葉や行動に心がじーんと温かくなった。優しさに溢れた物語。出会えて良かった。
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映画を読んだ感想

ここからは、映画を観た感想をポイントごとに紹介します?

女優・上白石萌音、俳優・松村北斗が素晴らしい

映画 『夜明けのすべて』20秒スポット(山添くんと藤沢さん編)【2月9日(金)公開】

今回の映画で一番思ったのは、主演の二人の演技力の高さ。

上白石さん演じる藤沢さんは、PMSによって怒りを爆発させてしまう女性。
普段の温厚なキャラクターから一変してしまうPMS期には「今、PMSですよ」という説明がなくともその時期なんだなとこちらが分かるほど、纏っているオーラや空気感、声質が変わっていたのが本当にすごいなと思いました・・・。上白石さんの優しい声がとっても耳に心地よくて、癒されました。元々原作ファンだという上白石さんの演じる藤沢さんはまさに小説の中から飛び出てきたかのよう。私が思い描いていた藤沢さんがそのままスクリーンに出てきていて、表現力の高さに感動しました。

松村さん演じる山添くんは、パニック障害によって人生が一変してしまった男性。
普段のキラキラしたアイドルの松村さんからは想像できないような、常に無気力で、希望がなくて、死んだような目をしている山添くんがそこにはいました。藤沢さんに出会って、少しずつ希望を抱きはじめる山添くんの変化がとても丁寧に表現されていて、声や目や表情がゆっくりと明るくなっている様子が素晴らしかったです。

当たり前ですが朝ドラで観ていた安子ちゃんと稔さんはそこにはいなくて、同じ二人が演じているのに完全に藤沢さんと山添くんになっているところが、改めてすごいなと思いました。

フィルムの美しい映像と癒しの音楽

映画 『夜明けのすべて』Special Filmmaking 【2月9日(金)公開】

予告映像でも分かるとおり、この映画はフィルムの美しい映像も見所の1つ。映像の質感がとても綺麗で、それを見ているだけでも心が浄化されていきます。派手な演出や衝撃的な展開こそはないものの、主人公の二人の暮らしをのぞき見しているような気持ちになって、小説を読んでいるときと似た感覚で近い距離感で映画を観ることができました。
そして派手ではないものの、心にすっと響いてくる音楽も魅力。
フィルムの映像と鍵盤の優しい音色が重なって、瀬尾まいこさんが作る素敵な世界観を再現しています。

小説とは違う展開も映画ならでは

今回の映画では、原作小説とは違う展開がいくつか出てきます。(どこが違うのかは、ぜひ原作小説や映画を観て確認してみて下さいね?)
実写化ではよくある原作ファンががっかりするような改編ではなく、小説の世界観はそのままに、原作の良い部分を2時間の映画というスケールに上手く落とし込んだ内容でした。『夜明けのすべて』という作品を小説とは違う視点で楽しめるので、原作ファンの方にも是非観ていただきたいです。??

すべてを語らない余白のある演出

PMSやパニック障害の説明もそうですが、この映画では語りや説明はあまりありません。観ている側が「あ、今病気の症状が出ているんだな」「今この人はこういう気持ちなんだろうな」「この二人はこれからこうなるんだろうな」と想像できる余白があります。それを可能にさせるのは、やはり演じている人の演技力の高さがあるからこそ。すべてを語らなくともこちら側が察する絶妙な間や演出がすごかったです。普段私はあまり邦画を映画館で観ることがないのですが、これは邦画だからこその丁寧さや繊細さが素晴らしくて、映画館で観て良かったなと思える作品でした(^^)

劇場グッズ

映画『夜明けのすべて』関連グッズ

映画『夜明けのすべて』関連グッズ
映画の余韻に浸りながら、劇場で購入した商品や関連商品を紹介します。
瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(文春文庫)

瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(文春文庫)
まずは欠かせない原作小説?
私は外で本を読むためにまずは文庫本を買いましたが、とっても大好きな作品になったので次は単行本を買いたいなと思います?
映画『夜明けのすべて』入場者特典【オリジナルフィルム風フォトカード】(2/9~2/12限定)

映画『夜明けのすべて』入場者特典【オリジナルフィルム風フォトカード】(2/9~2/12限定)
これは、2月9日(金)~2月12日(月・祝)の4日間限定で配布されていたオリジナルフィルム風フォトカードです!
実は、この特典欲しさに期間中に急いで映画館へ?
クリア素材になっていて、本の栞やスマホカバーに挟むのに丁度いいサイズです✨
映画『夜明けのすべて』パンフレット

映画『夜明けのすべて』パンフレット
そして、映画館に行くとついつい集めたくなってしまう劇場パンフレット?
映画のワンシーンが表紙になっています。このシーンは原作でも映画でも好きな場面だったので、ぜひ皆さんにも観ていただきたいです?
映画の美しいフィルムの世界観や俳優・スタッフの想い、オリジナル設定の説明や病気についての紹介など、映画『夜明けのすべて』のことがもっと分かる内容が一冊に詰まっていました!パンフレットを眺めながら、映画の余韻に浸るのはいかが?
他にもクリアファイルやミラー、ブックマーカーなど劇場グッズがたくさん置いてありました!皆さんも劇場や公式サイトで是非チェックしてみて下さい✨
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以上、映画『夜明けのすべて』鑑賞レポートでした!
いかがでしたか?

映画はもちろん、原作小説も素晴らしい作品なので、是非皆さんチェックしてみて下さいね?

それでは、また次の投稿でお会いしましょう!?


niko

  • 出身地

    広島県

  • 身長

    157cm

  • 学年

    OGエディターズ

  • 推し

    大橋和也くん

社会人1年目/ 京都府在住
大好きな音楽やドラマ、日々の暮らしについて。
心ときめく情報をゆる〜くお届けします‪‪☺︎‬

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