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No.350 ちひろ

【ネタバレなし】舞台『オーファンズ』観劇レポート|感想&キャストの魅力

2026.07.02

6月28日(日)〜7月5日(日)に東京芸術劇場 シアターイーストで上演されている舞台『オーファンズ』を観劇してきました!
今回は、その魅力を”ネタバレなし”でレポートします。

山時聡真さん、本島純政さん、村井良大さんが出演している本作。
舞台の感想はもちろん、キャスト3人の魅力についてもたっぷりお伝えします!

舞台『オーファンズ』ポスター

舞台『オーファンズ』とは

舞台はアメリカ・フィラデルフィア郊外の古い一軒家。そこで暮らすのは、兄のトリートと弟のフィリップという孤児の兄弟です。

兄のトリートは盗みを繰り返しながら生活費を稼ぎ、外の世界をほとんど知らずに育ったフィリップは、家の中だけで生活しています。そんな二人の前に、ある日ハロルドという謎の男が現れたことで、それまでの日常が少しずつ変化していき・・・

三人の交流を通して、それぞれが抱える孤独や愛情、葛藤が描かれる作品です。

ゲネプロの様子はこちら↓

Information

舞台『オーファンズ』

公演期間:2026年6月28日(日)~7月5日(日)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
出演:山時聡真、本島純政、村井良大
:ライル・ケスラー
翻訳:小田島恒志
演出:荒井遼
※敬称略

感想(ネタバレなし)

東京芸術劇場

ストーリーの魅力

この作品には、「オーファンズ」=「孤児たち」の様々な愛や複雑な感情が織り込まれています。

温かさを感じる場面もあれば、胸が締めつけられるような場面もありました。兄のトリートは根は愛情深いものの、感情をうまく抑えられず、ひねくれた一面や凶暴さが表に出てしまったり。一方で、フィリップはおどおどしながらも好奇心旺盛。その対照的な兄弟のやり取りも見どころの一つです。そして、博識なハロルドの存在も印象的でした。こんな大人が身近にいたら、毎日いろいろな話を聞いてみたくなるだろうなと思います。

観終わったあと、真っ先に思ったのは「感情は一つでもまっすぐでもないんだな」ということ。登場人物たちの感情の人間らしさがぎゅっと詰まっていました。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが……! 観劇後もしばらく余韻が残る作品でした。

くすっと笑えるシーンも多く、前半でフィリップとハロルドが初めてじっくり話す場面では思わず笑ってしまうやり取りがたくさんありました。

舞台ならではの魅力

キャストの皆さんが客席の間を通る場面もあり、舞台との距離の近さに驚きました。

呼吸の仕方や歩き方、少しの間の取り方まで伝わってくるのも舞台ならでは。マイクを通さない生の声だからこそ、怒りや悲しみなどの感情をあらわにするシーンの迫力は想像以上。劇場全体が張り詰めた空気に包まれ、その場にいる私まで緊張してしまうほどでした。

映像ではなかなか味わえない、生の演技だからこその魅力を存分に感じることができました。

舞台美術にも注目!

そして、美術にもぜひ注目してほしいです!

舞台セットは、床やソファ、壁の傷や汚れまで細かく作り込まれていて、登場人物たちがそこで長い時間を過ごしてきたことが伝わってきます。劇場に入った瞬間から、その世界観に引き込まれました。

星を表現する照明も特にお気に入りの演出でした!

公演の前後は舞台セットの撮影が可能だったので、その写真もぜひご覧ください↓↓

上演後の舞台の様子
上演後の舞台の様子

キャスト3人の魅力

ここからは、『オーファンズ』に出演しているキャスト3人(山時聡真さん、本島純政さん、村井良大さん)の魅力を紹介します!

山時聡真(さんときそうま)さん

現在21歳(2026年7月2日時点)で、non-no世代と同世代の俳優です。ドラマ『ちはやふる-めぐり-』や、今年の春クールに放送されていた『時すでにおスシ!?』などの話題作に出演しています。

私は、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』での山時さんの演技をみて、「こんなにも感情が伝わってくる演技があるんだ」と驚きました。まともに仕事をしない母親に代わって、兄弟を支えながらアルバイトに明け暮れる高校生を演じており、母親へ積もり積もった思いをぶつけるシーンの迫力に圧倒されました。

山時さんの魅力は、複雑な感情を繊細に表現できること。今回の舞台でも、感情を爆発させる場面のリアルさは圧巻でした。

本島純政(もとじまじゅんせい)さん

本島さんも山時さんと同じく21歳。『仮面ライダーガッチャード』で主演を務め、2024年のドラマ『未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~』でも話題になりました。

本島さんの魅力は、繊細さと親しみやすさをあわせ持ったお芝居。シリアスな場面では思わず見入ってしまう一方で、ふっと笑顔になるような柔らかい雰囲気の場面もあり、その振り幅の大きさも本島さんの魅力だと思います。以前、映画『禍禍女』の舞台挨拶に参加したことがあるのですが、映画では少し癖のある役を演じていたので、舞台挨拶での明るく親しみやすい雰囲気のギャップにびっくりしました!

今回の舞台では、弟らしい無邪気さやかわいらしさが自然に表現されていて、フィリップの「守ってあげたい」と思わせるような空気感がぴったりでした。

村井良大(むらいりょうた)さん

村井さんは『仮面ライダー』シリーズへの出演をはじめ、ドラマや映画だけでなく、『弱虫ペダル』や『デスノート THE MUSICAL』など数々の舞台でも活躍されている俳優です。

その魅力は、役に自然と溶け込むような存在感。「演じている」というより、その人物が本当にそこにいるように感じさせてくれる俳優さんだと思います。ミュージカル経験も豊富で、発声の美しさやよく通る声も印象的です。

今回演じたハロルドは、人生経験の豊富さを感じさせる人物。村井さんはその落ち着いた雰囲気や貫録を自然に表現していて、「この人がハロルドだ」と思わせる説得力がありました。特にラストシーンの演技は圧巻で、最後まで目が離せませんでした。

\ キャストコメント動画 /

さいごに

舞台はあまり馴染みがないという方も多いかもしれません。でも、実際に観てみると、映像作品とはまた違った迫力や空気感に引き込まれ、「舞台だからこそ味わえる魅力」がたくさんあることに気づきました。

私自身、改めて舞台の面白さを実感した作品でした。学生のうちに、ぜひ一度劇場に足を運んでみてください!

  • 出身地

    千葉県出身

  • 身長

    168cm

  • 学年

    大学1年生

  • 推し

    ムロツヨシさん

映画鑑賞/ランニング/マジック🃏

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