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インタビュー
2026.09.22
憧れのビューティーアイコン"アカリン"がママに♡
今年1月、第一子の出産を発表した吉田朱里さん。結婚を決めたきっかけから、不妊治療、妊娠中の苦労、仕事と育児の両立まで、たっぷりお話を聞きました。
吉田朱里さんに直撃!
妊娠&出産のリアル

出産までは大変だったけど、子どもの笑顔を見るのが本当に幸せ
すべて/スタイリスト私物
14歳の時にNMB48の1期生としてデビュー。アイドルを卒業するまで、妊娠・出産についてまったく考えていなかったと語ります。
「20代前半は個人のYouTubeチャンネルの開設やコスメブランドのプロデュースなど、キャリアが大きく前進し、仕事が楽しくてしかたがなかった時期。いつか結婚したいなとぼんやり思ってはいたけれど、相手もいないから、リアリティがまったくなかったですね。真剣に考え始めたのは、世代の近い友人が続々と結婚し始めた26歳の頃。母が28歳で私を産んだこともあって、『私も20代のうちに結婚して子どもを産みたい!』と感じて。当時は彼氏だった今の夫に結婚の話をしたら、ちょうどプロポーズの準備をしていたみたい。そして翌年、27歳で結婚しました」
結婚してすぐに自己流で妊活を始めたものの、なかなか叶わず婦人科へ。検査を行い、卵胞が育ちにくく排卵が起きにくい、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)であることが判明しました。
「多嚢胞性卵巣症候群について調べるなかで、不妊に悩んでいる人がたくさんいることを知りました。当時の私は妊娠したかったから、婦人科から不妊治療の専門医に切り替え。排卵日を予測する"タイミング法"という治療を5か月ほど続け、別の治療法を検討し始めた矢先に、妊娠が発覚したんです。思っていたよりも早く妊娠できてホッとした一方で、健康について考えさせられました。アイドル時代は、ダイエットや生活リズムの乱れが原因で生理不順が続いても、『生理が来なくてラッキー!』くらいに思っていて。それが自分の将来に影響を及ぼす可能性なんて、みじんも考えていませんでした」
友人や妹の出産体験を聞いて、妊娠・出産の大変さは覚悟していたという吉田さん。それでも想像以上につらかったと振り返ります。
「私の場合つわりはほとんどなかった代わりに、食欲がすごくて。しかも、食べたくなるのはラーメンや丼物など塩辛い炭水化物ばかり(笑)。これまで体形に気を使ってきたからこそ、どんどん丸くなっていく自分を見るのはつらかったです。お腹が大きくなればなるほどしんどいし、どれだけ寝ても眠いし……。それでも安定期に入るまでは妊娠を公表できないから、必死で通常モードを装っていました。当初は無痛分娩を考えていましたが、一度経験をしてみたくて自然分娩を選択。出産そのものの痛さは聞いていたけれど、産後もしばらく続くのは予想外でした。トイレや授乳のたびに激痛! でも、自分もこうやって産んでもらったんだと思い、母への感謝がすごく大きくなりました」
産後は、夫婦それぞれができる範囲で育児を分担。家族のサポートに助けられながら、仕事と育児を両立しているそう。
「私たち夫婦はどちらも自営業だから、一般的な会社員のように育休制度がない上に、希望していた保育園にも落ちてしまって。実家が遠くないので、周りの家族にめちゃくちゃ頼っています。子どもの面倒を見てもらっている間に、YouTubeを撮影したり、オンラインで打ち合わせをしたり。大変ではあるけど、それを優に超えるくらい子どもが可愛いんですよ。ヘトヘトになっても、笑顔を見ると疲れが吹っ飛んじゃう! これまでは自分と仕事を一番に考えてきたけれど、今は子どもの幸せが何よりも大事。とはいえ、子どもを幸せにするためには自分もハッピーでいなきゃいけないから、スキンケアの時間だけは死守しています(笑)」
出産後はライフスタイルが一変したものの、 「後悔は一切ない」と断言。そんな吉田さんがノンノ読者にもっとも伝えたいことは、自分らしい生き方と、今を楽しむことの大切さ。
「私は子どもを産んでよかったけど、それが全員の正解だとは思いません。人それぞれ幸せの形は違い、仕事を頑張る人生も、自由に生きる人生も素敵。どれか一つに絞る必要もないし、何度でもやり直せます。自分が納得して楽しく生きていれば、それがその人の正解なんじゃないかな。子育てを始めてから自分の時間がほとんどなくても、出産前の生活が恋しくならないのは、きっと『仕事も遊びもやりきった!』と心から言えるくらい楽しんできたからだと思う。妊娠・出産にはタイムリミットがあると言われているけれど、それは学生生活や青春も同じ。だからこそ焦らず、今しかできないことを思いきり楽しんでほしいです」
Profile
1996年8月16日生まれ、大阪府出身。2010年から2020年までNMB48のメンバーとして活躍。現在はコスメブランド「b idol」のプロデュース、YouTube(@_yoshida_akari)の発信などを行う。
2026年10月号掲載

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Staff Credit
撮影/原田みのり ヘア&メイク/山口春菜 スタイリスト/松尾正美 取材・原文/中西彩乃 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス