――お二人が=LOVEのオーディションを受けようと思ったきっかけは?
佐々木 私たちは最初、声優さんになりたくてオーディションを受けた二人なんです。
野口 当時『うたの☆プリンスさまっ♪』や『ラブライブ!』が大好きだったので、歌って踊れる声優さんってカッコいいなと思って、オーディションを受けました。
――声優に憧れて受けたオーディションに合格し、2017年9月に=LOVEとしてデビュー。6年間アイドルとして活動してきて、アイドルに対するイメージは変わりましたか?
佐々木 最初の頃は、アイドル=いつでもどこでも可愛くてキラキラしているイメージだったので、私もそうじゃないといけないのかなって思っていたんです。ででも、ファンの皆さんが私のすべてを好きになってくれている実感がわいてからは、すごく自分らしくいられるようになりました。そういう環境で活動できることがありがたいですし、これからも自分らしさを大切にしていきたいです。
野口 私は、もともとアイドルに対するイメージがあまりなかったんです。でも、実際に歌って踊ってみると「これは大変だ!」って思いました(笑)。お仕事を始めた頃はどの曲にも100%の力を注いでいたけど、続けていくうちに、力を抜いた歌い方や踊り方もあることを知って。アイドルのみなさんはきっと自分の中で緩急をつけてパフォーマンスされているんだって気づいてからは、歌って踊ることがよりいっそう楽しく感じられるようになりました。
――では今、活動していて「アイドルって最高!」と感じる瞬間は?
佐々木 今年の夏はライブをたくさんやらせてもらったんですけど、あらためて野外ライブが大好きなんだなって思いました。「テンションの上がり方がひと味ちがうぜ!」みたいな(笑)。暑さに負けないようにすべてのパワーを出し切ることで、自分がオーラをまとっているかのような感覚になれるんです。
野口 私は、ファンの皆さんの声を聞ける瞬間がすごく好きです。“ガチ恋口上”でファンのみなさんが思い思いに推しの名前を叫ぶ時、私の名前を呼んでくれた人もいるんだって思うと、その気持ちを全部受け取りたいし、力がわいてきて、めっちゃ元気になります!