映画『胸が鳴るのは君のせい』で熱演! 板垣瑞生さんにインタビュー!

2021.05.22

ノンノinterview

【ノンノインタビュー 】板垣瑞生

インタビューに応じてくれた板垣瑞生さん

チャラいイケメンのピュアなギャップを熱演!

――人気コミックを映画化した『胸が鳴るのは君のせい』で、美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴さん演じる主人公・有馬のライバルで、いつも女子に囲まれているチャラいイケメンの長谷部泰広を演じた板垣さん。モテモテの役を演じるのは実は「結構しんどかった」のだとか。

「長谷部は特定の女の子と恋愛することを避けている男なので、人の顔を見ていないというか。どの子といても基本、上の空だったり考え事をしていたりして真正面から向き合っていないんです。誰にも本心を言えないのはきついと思いましたね。ただ、キャーキャー言ってもらえるのはうれしかったですけど(笑)」

――実際の高校時代は「ただの古墳オタク。長谷部と真逆でした」と振り返る。

「映画みたいな夢みたいなことはなかったです。そもそもモテようともしてなかったかも。だって好きじゃない人に好きって言われたらしんどくないのかなって。人間として好きと言われたらうれしいけど、恋愛として人と向き合うことは避けてきたかもしれません。映画みたいにうっきー(浮所さん)とライバルになったら、僕は身を引きます。うっきーと友達でいるほうがいいですもん」

――有馬に片思いをするヒロインのつかさ(白石聖)に対し、生まれて初めて恋心を抱く長谷部。チャラい男の不器用でピュアな素顔が垣間見えるギャップも映画の最大の見どころ。もしそんな長谷部から、板垣さんが恋の相談を受けたら?

「『当たって砕けろ』って言うかも。この映画でも登場人物みんなが失恋したり失敗したりするんです。でも、そこに向けてした努力はムダじゃないし、失敗もいい経験になると思うんですよね。この映画を見てくださる人にも、いっぱい失敗していいんだよって伝えたいです」

Q

板垣さんが「好き」をやめられないものは?

映画! 日常生活の一部です

周りにも映画好きな友達が多いんです。ノンノ読者にオススメするとしたら、昭和の日本映画かな。黒澤明監督の『生きる』とか、伊丹十三監督の『タンポポ』は見てほしい。特に『タンポポ』は、ごはんを食べるのがすごく楽しくなるのでオススメです。

Q

好きな女の子に作ってほしい料理は?

テンション上がるのは、鍋!

レッツ・トゥギャザーって感じで、「鍋しよーよー!」と誘ってくれたらうれしいし楽しいです。だし汁に鶏肉とかネギとか入れたシンプルな鍋がいいですね。僕も普段料理をするんですけど、得意なのは炒め物。お肉とか野菜とか、基本炒めてばっかいます。

P r o f i l e

いたがき みずき

2000年10月25日生まれ、東京都出身。2014年に映画デビューし、『ソロモンの偽証』や『ホットギミック ガールミーツボーイ』『初恋ロスタイム』、ドラマ『社内マリッジハニー』などに出演。現在ドラマ『ブラックシンデレラ』(ABEMAにて毎週木曜22時配信)に出演中。

シャツ¥27500/シアン PR(SHAREEF) Tシャツ¥9900/ISSEY MIYAKE inc.(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE) リング¥14300/HEMT PR(20/80)

映画『胸が鳴るのは君のせい』

©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会

映画『胸が鳴るのは君のせい』


転校してきた有馬隼人(浮所飛貴)に恋をした高校生の篠原つかさ(白石聖)は、思いきって告白するもあっさりフラれてしまう。それでも有馬への思いを諦めきれないつかさは、片思い続行を宣言。そんなつかさに興味を抱いたモテ男の長谷部泰広(板垣瑞生)は、事あるごとにちょっかいを出し始める……。
●6月4日(金)より全国公開

2021年7月号掲載
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