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No.043 LuLuのブログ

No.043 LuLu

No.043 LuLu

大学3年生/愛知県出身

身長:173cm
推し:甘いものには目がない、美味しい&落ち着くお店を開拓中。物心ついた頃からテレビっ子。

骨格ウェーブな高身長。少し個性ありなきれいめテイストが好き。リアルな暮らしを発信します。

書店アルバイトは意外と大変?1年働いて分かったリアルな仕事内容!

本好きなら一度は憧れるであろう書店でのアルバイト。雑誌が大好きな私もその1人で、初めてのアルバイトが書店員でした。今回は、1年間働くなかで分かった大変さや世間のイメージとのギャップ、そして働いて良かったことなどなど…そんな書店アルバイトのリアルなお仕事についてご紹介します!

書店員の主な仕事内容って?

まずはじめに、書店員がいったい何をしているのか、主な仕事内容をレジ業務とそれ以外(レジ外)の業務に分けてご紹介します。
※書店は店舗規模や立地などによって仕事内容の差も大きいと思うので参考程度に!私が実際に働いていたのは地域密着型の比較的小さな書店でした!

レジ業務

どの書店にも共通しているであろうレジ業務ですが、一般的な飲食店や販売店のレジ業務と少し異なる、書店ならではの内容もあります。

ブックカバー掛け&シュリンク外し

文庫本はもちろん実用書やコミックも、カバーをかけるか聞き、必要な場合は薄い紙を折って作られたカバーを掛けます。カバー掛けは慣れるまですごく大変でした!素早くズレなくピタッと掛けるのはまさに至難の技!
また、カバーと似ていますが買っていただいた本のシュリンク(本の開封防止に巻く薄いビニール)を外すことも多いです。本を傷つけず外せる専用のカッターを使います!

おまけのお渡し

コミックには、しおりやカードといったおまけが付いていることが多いんです!新刊が発売されるたびにどんどんおまけが増えていくので覚えるのがとても大変…!渡し忘れることも結構ありました(泣)
さらにもっと大変なのは夏の読書フェア!「〇〇社の文庫本〇冊でボールペン1本プレゼント」「〇〇社の文庫本1冊につきしおり1枚」など各出版社が特典をつけるのでさらに難易度が上がります!もはや記憶ゲーム!(笑)

このように、本1冊のお会計だけでも
・袋の有無
・カバーの有無
・シュリンクを外すか
・おまけ、特典のお渡し
などお客様とのやりとりが多いので的確なコミュニケーションと素早い対応が求められます!これが意外と大変!

予約&取り寄せ対応

人気アイドルが表紙の雑誌などは情報解禁された瞬間からひっきりなしに予約希望の電話がかかってくることも。私の店舗では手書きで予約票を記入していたので1件の対応に結構時間がかかってしまうことも多かったです。
他には、なかなか流通していないような書籍などを買いたいお客様がいらっしゃっる場合は出版社に問い合わせて取り寄せすることも!

図書カードの販売

書店では図書カードを販売することも多いんです!お子様の誕生日プレゼントや、イベントの景品などでまとめ買いされる方もいらっしゃいます。とくに多くの枚数をお買い上げされるときは、間違えないようにかなり気を遣っていました。そして、ご要望があれば包装紙でカードのラッピングも行います!これが個人的には折り紙みたいで好きな作業でした(笑)! 

レジ外の業務

売り場の整理整頓

売り場に並べられた本は多くの方が手に取ってご覧になるので、整えても整えてもすぐに乱れてしまいます。私は書店でキレイに並べられた光景を眺めるのが好きだったので、常に意識して整った売り場を維持できるよう頑張っていました!

商品の入れ替え

書店は日々多くの商品が入れ替わるので大忙し…!書店は出版社から委託されて販売する形式なので、商品が売れなくてもほとんど損をすることはないということ、ご存知でしたか?
とくに、雑誌には返本期限というものが存在します。その期限内に出版社に返品をしないと受け付けてもらえず書店が損をしてしまうので、厳重に返本期限をチェックして期限が近いものは売り場から外していきます。
私の書店では、朝の勤務担当が新刊を並べて、夜の担当が返本を行なっていました!

返本業務

そしてこの返本が、書店の1番の重労働!返品対象の大量の雑誌を段ボールに詰めて紐で縛り上げ運びます。かなりの力作業なので私の店舗では男性アルバイトの方が主に担当していました。

売り場のご案内

書店に大量に並ぶ本の中からお目当ての商品を探すのはなかなか大変!ということで、日々多くのお客様から本の場所を聞かれます。雑誌などは定位置があり覚えやすいですが、コミックは発売時期によって新刊コーナーなのか、または出版社ごとのコーナーか変わってきてしまうので探し出すのが難しかったです…!分からないときは先輩や店長にすぐ聞いていました(笑)
他にも、ご年配のお客様からよく質問をいただくのが、「今日の新聞に載ってた本どれだっけ?」という内容。はじめてこの質問を受けたときは驚きましたが、書店では結構あるあるなお問い合わせなんだとか…!新聞に載っていた本はスタッフ間で情報共有をするなどして対策していました◎

書店で働くメリットとデメリット

ここまで、書店アルバイトの仕事内容をご紹介しました!皆さんの想像とのギャップはあったでしょうか?
実際に1年間働く中で感じたメリットとデメリットについてまとめてみました。

【メリット】

・大好きな本や雑誌に囲まれて働ける
・作家や出版社、本に詳しくなれる
・接客力が身につく
・落ち着いたお客様が多い
・静かな空間で働ける
・社割で安く本が買える

【デメリット】

・意外と力仕事が多い
・紙を扱うため乾燥で手が荒れがち
・覚えることが多い
・髪色や身だしなみが厳しめ(店舗によります)

最後に

私はもともと雑誌が大好きなのがきっかけで書店で働くことに決めましたが、書店員として働いた1年間で本や出版に関する知識を身につけることができたと実感しています!もともと本や雑誌をつくる立場に興味があったのですが、売り場で働くことで商品が実際にお客様の手に届く瞬間に立ち会えたことはとても良い学びになりました。
今回の記事を通して、書店アルバイトのリアルなお仕事内容がお伝えできていれば嬉しいです!書店アルバイトに興味がある方はぜひ、一歩踏み出してみてください♡

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