博報堂のESフォームでぜひ自己分析を深めてください!
西森 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズは、採用の透明性、公平性を大事にしていて、採用ホームページにすべての情報を公開中です。また、キャリアについて博く自由に学べるコミュニケーションサロン『ハクスク』も運営しています。
澤津橋 『ハクスク』は、当社の仕事紹介だけでなく、社員が経験した就活中の悩みや本音などを紹介しています。コロナ禍で不安になっている就活生が、うわさに惑わされる状況をなんとかしたいという意見がチーム内で出たんです。それで、就活を頑張っているすべての学生の皆さんに向けて必要な情報を発信しようと立ち上げました。他社も見ながら、あなたにとってのベストキャリアがうちであれば来てねというスタンスなので、気軽に登録してほしいです。
西森 私はキャリア入社組で、前職から人事に携わっていたのですが、当社は“学生ファースト”という意識がとても強いと感じています。学生の思いを大事にしながら、先手を打って対応していく。新しい試みに取り組むのも早いので、ホームページはこまめにチェックしてもらえるとうれしいです。
澤津橋 コロナ禍の採用で変わったことは、一次面接やグループディスカッションがオンラインになったことくらいです。グループディスカッションは実際の業務スタイルとも近いので、学生さんに経験してほしくて取り入れています。また、ESによくある“ガクチカ”は聞いていません。コロナ禍でガクチカに書けることが少ないということは、私が就活している時にも実感していました。当社のESは“あなたの原動力を教えてください”など、学生時代の経験という一側面だけにとどまらない、より自分を深掘りできる内容になっています。そこで導き出された軸を基点に、自分がどんな業界で働きたいかを考えるきっかけになればうれしいです。私は就活の後半で当社のESに取り組み、自己分析の深さが前半とまったく違ったので、もっと早くやればよかったと思いました。
西森 自分自身を掘り下げていくと、社会人になってやりたいことも明確になって、自分がやりたいことはこの会社でできるのか、など企業研究や志望動機も濃いものになるはずです。
スキルよりも経験が大事。学生生活において感じたことを話してほしい
澤津橋 当社は、スキルよりも人物にフォーカスするので、面接では会社側からの質問も多いかもしれません。私も一次面接で、さらに自己分析ができた気がしました(笑)。採用側になり、私も興味を持って質問するんですけど、すぐに答えられない場合でも、「少し考えさせてください」と一言断りを入れて考える学生もいて。その正直さってすごくいいなと感じました。完璧に答えるより、自分の言いたいことを自分の言葉で伝える、目の前の人に真摯に向き合うことが大事だなと改めて感じました。
西森 ESに書けるような活動をするのも大事なことですけど、まずは学生生活を楽しんでほしいです。私たちの仕事は生活者発想で成り立っているので、経験してきたすべてのことがそのまま活かせるんです。学生生活を謳歌して、それが就活へつながればいいなと思います。