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外資系化粧品業界のOGに聞いた!好きを仕事にするってどう? メリットや不満は?【就活】

割り切って待遇や働きやすさで選ぶ? それとも…

好きを仕事・・・・・にする」ってどうですか?

趣味や憧れ、待遇のよさ、休みやすさ……仕事の選び方は十人十色だけど、何が正解? 働くOGの、リアルな意見を聞きました!

好き・・を 仕事にした人

趣味にまつわる企業や憧れのブランドなどで働くOG4人が登場。好きを仕事にするメリットや仕事への不満などを語ってくれました。

外資系化粧品業界

好きを仕事にするってどう?イラストカット5-1

大好きなコスメで、マーケスキルを磨きたい!

お仕事DATA

業界 外資系化粧品メーカー(マーケティング)
年齢 20代後半(2社目)
出身学部 国際系学部
出身地 神奈川県
居住状況 一人暮らし
仕事内容 スキンケア製品のライフサイクル全般を管理
「"ライフサイクル"とは、ローンチから廃番後の処理までのこと。最も大変なのは新商品のローンチで、本国の資料を参考にプロモーション方法を考えます」
年収 750万円
勤務時間帯 9時〜19時30分
月の残業平均時間 40時間程度
休暇・休日 土日休み。夏季休暇はないため有休を使わないといけないが、好きなタイミングで自由に取得可能。去年は10日ほど使用しました
服装 完全私服
リモート勤務 可(出社は週2日)

化粧品メーカー就活時の志望業界

世界的なブランドで、大規模なプロジェクトに挑戦したかった今の会社に入った理由

新商品のローンチ時期繁忙期

華やかな環境に刺激を受けて、センスが洗練される仕事の好きなところ

「社員のオフィスコーデがとびきりおしゃれで、メイクも完璧。私ももっとキレイになりたい!と意識が変わりました」

人の流動性が高すぎて、方針がなかなか定まらない仕事のつらいところ

「外資系あるあるですが、この2年で上司が何度も代わりました。そのたびに方針や戦略も変わり、想定外の仕事が激増」

好きを仕事にするってどう?イラストカット5-2

「年2回、社内パーティを開催。素敵な会場を貸し切り、ディナーを食べたり、社員がプレゼンテーションを行ったりします」

楽しさよりも大変なことが多いけどその分、やりがいも成長もしっかり実感

 就活では、大学で学んだマーケティングスキルを生かせる仕事を探しました。まず、マーケティングには商品に対する情熱が不可欠なので、商材は大好きなコスメをチョイス。日系企業は一括採用で配属先を選べないことが多いため、職種ごとに分けて採用する外資系企業を受けて入社しました。その後、新卒入社した会社で担当していた製品よりも大きなブランド・市場に挑戦したいと感じ、数年前に現在の会社に転職しました!
 今はマーケターとして、ブランドのスキンケアラインを担当し、商品のローンチから廃番までをマネージメント。新商品を発売する時期が最も忙しく、本社から届く資料を参考に訴求ポイントを決めてPRチームや美容部員に共有し、プロモーションや商品管理も行っています。
 憧れの外資系コスメブランドでの仕事は、よくも悪くも刺激的で、試練がたくさんあります。たとえば、商品にまつわる資料や指示はすべて本国から英語で届くのですが、ビジネス英語の難しさは予想以上。大学で身につけた語学力には自信がありましたが、アカデミックな英語とビジネス英語はまったく違ったため、英会話教室に通いました。
 もう一つは、人の流動性が高すぎることです。この2年で上司が数回代わったのですが、そのたびに方針や戦略がガラリと変わり、資料などもすべて作り直さなければいけない。仕事がたまる一方で、つらかったです。
 実は大変なことのほうが多いのですが(笑)、それに勝る魅力があるんです。一番は、とびきり華やかな職場。社員のセンスのよさはもちろん、社内パーティやイベントを年に数回開催し、みんなでドレスアップして参加。そんな環境に身を置くことで、私も身だしなみに対する意識が変わり、久しぶりに会う友人から「あか抜けたね」と言われるようになりました!
 もう一つは、お客さまからのフィードバック。自分が商品を通して伝えたかったことを、お客さまがSNSなどで発信してくれた時のうれしさは、言葉では言い表せません! やりがいを感じられて、日々の大変な業務を頑張る活力になっています。
 転職当初は、泳げないのに急に海に投げ入れられたような衝撃がありましたが、少しずつ慣れてきた今は、挑戦してよかったと強く思います。その理由は、抜群の対応能力が身についたから。今ならどんなトラブルにも、冷静に対応できる自信があります。一方で、好きなことじゃなかったら、きっと乗り越えられなかったとも思います。
 次のステップは、自分の専門性を磨くこと。当分は今の会社でもまれながら、しっかりスキルUP&キャリアUPしたいと考えています。働く時間は、人生の大部分を占めるので。仕事を楽しみながら、豊かな人生を歩むことが最終目標です!
2023年10月号掲載

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