八木勇征（FANTASTICS）インタビュー！「俳優としての目標は日本アカデミー賞」

2023年12月15日

美しくて、ストイックで、おもしろい、目が離せない彼のこと。

八木勇征（FANTASTICS）
ゆせのイロイロ

端正なビジュアルと熱いマインドを併せ持った人。どこまでも完璧かと思えば、時折おちゃめなエピソードで笑いを誘う。知れば知るほど魅力的な彼の素顔に、もっと近づきたくて。

俳優としての八木勇征

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　この世界に入った時から「いつかは挑戦してみたい」と思っていた俳優業。そんな気持ちが「絶対やりたい！」に変わったのは、2019年に開催したFANTASTICS初のホールツアーだった。

「そのツアーは、ただのライブではなくて、音楽と演劇を合体させた新しいエンタテインメントだったんです。演じたのは自分役ではあったけど、そこで初めてお芝居に触れて、ありのままの僕ではない時間を生きることの尊さみたいなものを感じました。お芝居をしていて一番楽しいのは、演じる人物の台本には描かれていないバックボーンにまで思いを巡らせながら、キャラクターを僕自身に落とし込んでいく過程です。自分の人生を生きているだけではきっと出会えなかった感情や考え方を知ることができて、視野も広がって、いいことづくしだなって思います」

　萩原利久さんとW主演を務めた2021年放送の連続ドラマ『美しい彼』は、2023年には続編となるシーズン2の放送、さらに映画も公開されるほど大きな話題に。「初めての主演に、初めてのシリーズ化や映画化……『美しい彼』は、僕にいろんな＂初めて＂を経験させてくれた作品です。利久とはシーズン1での共演が初めましてだったんですけど、今でもずっと仲よくしていて、本当にかけがえのないものをもらったなという感覚です。ファンの方からはもちろん、新しい仕事の現場で共演者の方やスタッフさんからも“ドラマ見てました！”とか“映画見に行きました！”って言っていただけることが多くて、めちゃくちゃうれしかったです」

　アーティスト業と俳優業の両立。いったいいつセリフを覚えているのかと思いきや、八木さんは「セリフ覚えはわりといいほうなんです」と軽やかに言って笑う。「台本をもらったらとりあえず1回通して読んで、ものすごい長ゼリフがあれば撮影前日にイメージを組み立てるけど、基本的には本番直前に確認するだけで大丈夫です。といっても現場に台本はほぼ持ち込まないので、頭の中に写真みたいに保存してあるページを思い出すようにしています」

　俳優として目標に掲げているのは、日本アカデミー賞。
「いろんな巡り合わせで手にできるものだと思いますが、もしも目標が叶った時には、喜びの瞬間を最高のチームと応援してくれた方たちと一緒に味わってみたいです！」

Profile&Information

●やぎ　ゆうせい

1997年5月6日生まれ、東京都出身。ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSのメンバー。俳優としても活躍の場を広げ、現在はドラマ『ハイエナ』（テレビ東京系・金曜夜8時〜）に新人弁護士の谷原樹役で出演中。12月5日に発売されるFANTASTICSの3rdアルバム『FANTASTIC ROCKET』は、宇宙を駆け巡る壮大なイメージで制作したリード曲『STARBOYS』を含む全12曲を収録。

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八木勇征さん（FANTASTICS)がノンノ3月号特別版表紙にソロで初登場！

【速報】読者から大反響！八木勇征さん（FANTASTICS)がノンノ3月号特別版表紙にソロで初登場！

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