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【貴島明日香インタビュー】上京、『ZIP!』お天気キャスター就任…これまでの道のり

ノンノが誇る国民的"きれいなお姉さん"。
5年4か月、ありがとう!

貴島明日香
non-noモデルを卒業します

ノンノ3月号は明日香のnon-noモデル卒業号。
凛とした美しいルックスとギャップのあるマイペースな性格で、誰からも愛されて。"明日香だからこそ"な企画で、『non-no』の新しい道をたくさん切り開いてくれた。進化し輝き続ける明日香が、これからも大好きだ♡

貴島明日香卒業モデルカット4-1

ドレス¥520000(レンタル価格)/ザ トリート ドレッシング(Monique Lhuillier)

LAST INTERVIEW

さらなる活躍を願って!
貴島明日香、最後のインタビュー

決して順風満帆なわけではなく、自らの努力で少しずつつかみ取ってきた。だからこそ、一つ一つの仕事に全力で向き合う。『non-no』を5年4か月支えてくれた明日香は、きっと新たなステージでも、唯一無二な存在感でさらに輝きを増し続けるに違いない。

小学生の頃から雑誌好き! ページが破れるまで読み込んだ

 子どもの頃は人見知りで、すぐに母の後ろに隠れちゃうような性格だった。幼稚園にも「行きたくない」と駄々をこね、おじいちゃんに幼稚園のかばんと帽子を押しつけて代わりに行ってもらおうとしたことも(笑)。そして負けず嫌いでもあったんだ。放課後の学童保育では、一番きれいに泥だんごを作ったり(笑)、けん玉大会で優勝したり。あやとりも誰よりも練習して。子どもながらに“できない自分”がいやで、地道に努力してた。
 兄の影響を受けゲームを始めたのは、小学生の頃。リビングのPCやニンテンドーDSで遊んでた。思えばこれが私の原点(笑)。でも、小学3、4年生の頃からは雑誌にも興味を持つように。当時は漫画に夢中だったけれど、おしゃれな友達が読んでいるのをマネして『ニコ☆プチ』や『nicola』を買ってみたら惹き込まれてしまって。特に着回し企画が大好きだった! 好きなコーデを切り抜いて、ファイリングしたりもしたなぁ。当時『nicola』の専属モデルだった岡本玲さんにファンレターを送ったことも。次の号が発売されるまで、雑誌がボロボロになるほど読み込んだことを覚えてる(笑)。

上京後はもどかしく不安な日々を過ごして……

 中学生の頃は、「将来パソコン関係の仕事に就きたい」と漠然と思い、プログラミングやAdobe Photoshopを勉強してたんだ。よく活発に見られるけれど、ペンタブでイラストを描いて遊んだりと、昔からオタク気質(笑)。でも、高校生になるといつの間にか将来の夢がなくなってしまっていて、「自分って何も持ってない」と感じるように。そんな高校1年生の頃、当時住んでいた神戸で関西のモデル事務所にスカウトされたの。母から「レッスンだけでも受けてみたら?」と背中を押してもらったこともあり、ウォーキングやカメラレッスンを受けに行くことに。それまではただただ雑誌が大好きなだけだったけれど、「もしかしたら私、モデルさんに憧れてたのかも?」と気がつき始めたんだ。
 高校2年生の終わり頃のこと。当時、関西で「出演したら有名になれる」といわれていた、関西コレクションのランウェイモデルオーディションに合格。まったく自信がなかったけれど、すごくうれしかったし、家族や友達もとても喜んでくれた! その関コレに出たことで出会いが広がり、ECブランドのモデルとして呼んでいただいたりと、仕事も順調に。ただ、ずっと関西にいたら限界があるとも感じていて。「高校を卒業したら上京しよう!」と決意したんだ。モデルのお仕事を頑張ろうと一念発起してからは、大学への進学は考えず、高校卒業後1年間はモデルの仕事で上京資金を貯めて。そしてついに、19歳の時に東京へ! もちろん不安はあったけれど、最初の頃はこれからの未来にワクワクして、楽しみな気持ちのほうが大きかった。けれど、現実は甘くなく、CMなどのオーディションを受けては落ち続ける日々。周りの友達は大学生になって、どんどん前に進んでいたから置いていかれるように感じたし、(新川)優愛ちゃんをはじめ同世代のモデルさんたちは雑誌やドラマと幅広く活動していて。最初持っていた期待やワクワク感はいつしか失い、不安ばかりの毎日を過ごしてた。「神戸に帰りたい」と母に電話したこともあった。そんな私に母は「あなたには帰ってくる場所があるんだから、頑張れるところまで頑張りなさい」と言ってくれて。仕事は少なかったけれど、夢を持てたこと、そしてその夢に挑戦できたことは誇れることだって思い直すように。それに、「帰る場所はあるから、気負いすぎずできることをやろう」と思えるようになったら、すっと楽になった。

転機となった『ZIP!』お天気キャスター就任!

 そんななか、2017年、20歳の時にようやく転機が。日テレ『ZIP!』のオーディションに合格したんだ。オーディション前には発声を習いに行ったり、自分を見つめ直すために好きなことを書き出したり、質疑応答の練習もしたよ。しっかり準備したのに、いざ本番となると頭が真っ白になって、たどたどしい受け答えになってしまったけど(笑)。後から、「あの初々しさ、新鮮さがよかった」と言っていただいて、ありのままの自分でよかったんだ、と思ったのを覚えてる。ずっと同じ場所で足踏み状態だったけれど、ついに前に進めたんだ、と思うと本当にうれしかった。地元の友達からの「今は何をしてるの?」の連絡にも、胸を張って報告できたし、何よりも家族がとても喜んでくれて。父は毎日録画して、私の出演シーンだけ切り取って編集までして。しかも私が『ZIP!』を卒業するまで、約5年間ずっと続けてくれたんだ(笑)。
 合格して1か月後くらいから、『ZIP!』の教育係の方に指導していただきながら、現場を見学したり、アナウンススクールに通うなど慌ただしい生活に。そうして迎えた初めての生放送の日は、目の前のことに集中しすぎて放送時間の2時間10分があっという間だった! 怖さを感じる間もないほど、最初の1か月は嵐のように過ぎた気がする(笑)。生活が急に変わって戸惑うことも多かったけれど、少し前の私がずっと求めていた忙しさと充実感にありがたみを感じながら過ごしてた。
日テレのアナウンサーの皆さんと、“生放送を一緒に乗り越える仲間”として仲よくなれたのもうれしかった! 皆さんカッコよくて素晴らしくて本当に尊敬する方々だけど、私が出ているものを「あれ見たよ!」「これ買ったよ!」と、フランクに声をかけてくださったりして。スタッフさんも含め、温かで家族のようなアットホームな現場でした。

永久保存版
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ノンノ2024年3月号

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2024年3月号掲載

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