ニキビって種類がある？ 同じところにできるのはナゼ？ 【ニキビＱ＆Ａ】

そもそも、ニキビやニキビ跡とサヨナラして、キレイな肌を手に入れるためのケア＆メイク方法って!?　プロに聞きました。

ニキビとニキビ跡のこと、よく分からないまま自己流でケアしてない？ 素朴な疑問について、美容皮膚科の先生に聞きました！

「どのような状態のニキビでも基本ケアは一緒です。落とすケアに時間をかけすぎない・水分多め、油分少なめのケアを心がけましょう。拭き取りやスクラブ、マッサージなどの肌を摩擦するケアは×。ニキビ跡の色素沈着はこすると悪化させてしまいますよ。ニキビは皮膚の病気の一種です。治療は早ければ早いほうがよいので、１～２個のニキビでも遠慮することなくクリニックで相談を。ニキビ跡を作らないためにも、早め早めの治療が大切です」

毛穴が詰まって皮脂がたまり、アクネ菌が繁殖してニキビが発生。初期段階の白ニキビと、角栓が酸化した黒ニキビは炎症はない状態。炎症が進むと硬く盛り上がった赤ニキビ、さらに悪化して膿んだ黄ニキビに。（本田先生・以下同）

色みのケアには美白ケアが適しており、肌のターンオーバーを整える角質ケアもおすすめです。ただし、スクラブやゴマージュなど肌をこするタイプではなく、塗るだけなどの優しい処方のアイテムを。

ニキビができやすいのはあごや鼻などの皮脂分泌が多いゾーンで、同じエリア内で同じような症状のニキビができやすくなります。一つの毛穴だけでニキビが繰り返しできたり、できやすくなるということはありません。

ノンノ2018年４月号掲載