「『不快な思いをさせてごめんね』と似ていますが、『誤解させて~』は注意。これは『あなたは間違っています』ということを前提とした話し方なので、相手の怒りをさらにヒートアップさせる可能性があります」
「人は、同じことを言っていてもセンテンスが長いほうをより丁寧に感じます。ただ、長く言おうとすると、つい言い訳も入ってきてしまうので、フレーズごと覚えてしまいましょう」
「基本の『相手へのケア』にも通じますが、お詫びの言葉と一緒に『外で待たせて暑かったよね』『一人で準備大変だったよね』など相手へのいたわりの言葉をセットにすることを心がけるとより印象アップにつながります」
「遅刻など期限を守れなかった時に、何時まで、何日まで、など再度自分で期限を設定する際は確実に守れる期限プラス少し多めが鉄則。2度目の約束破りはもう致命傷。多めに伝えつつ、できるだけ早く対応しましょう」
「『温厚な●●さんをこんなに怒らせてしまってすみません』と、相手に『温厚な人』というラベルを貼ると怒りが少し収まる心理テクニックがあります。怒りがなかなか収まらない相手への二言目として使うと有効です」
「とにかく怒りをぶつけたがる相手には、『ゆっくりうなずく』という方法も有効。コツは頭を下げる時より上げるスピードを遅くすること。同意するのではなく否定せず話を受け止めることで徐々に沈静化するものです」
「自分の感情をコントロールするにはたくさんのエネルギーが必要。口をきいてくれない人は自己制御できないほどのエネルギー枯渇状態。一晩寝ると回復するので、そのタイミングを見計らって謝罪に行くのがおすすめ」