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『面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。』を読む。【街の書店員・花田菜々子のハタチブックセンター】

街の書店員のおすすめ本ハタチブックセンター

スマホを置いて、自分の頭を起動してみる


『面白い! を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。』

浅生鴨・著 ¥1400 大和出版


元NHK「中の人」であり広告やエッセイで活躍中の著者による、クリエイティブな妄想術のすすめ。一つの単語や事象からどれだけ妄想を広げられるか。その思考回路を具体的に開示し、ゼロからおもしろいものを生み出す方法を教える。

 退屈なとき、特に目的もなくスマホを触り、面白いと思わせてくれる動画や記事をダラダラと探す。けれどすぐにそれにも飽きてしまうー現代社会では誰もがこんな虚しさを経験しているのではないか。  

 そんなときは情報から少し離れて自分の頭だけで遊んでみるのもいい。本書では、ゆるくてちょっと変わったおじさんである浅生鴨さんが「妄想ってこうやって広げていくんだ!」とかなり具体的な妄想テクを頭の中を丸出しにして教えてくれるので、「この人どうかしてるな」と笑いながらも「なるほど……」と唸らずにはいられない。妄想が苦手な人でもすぐに始められるし、企画やクリエイティブの仕事に就きたい人には、楽しいだけでなく一生ものの財産になるかも。  

 鬱屈する日々の中でも、自分の頭や手や身体を動かすとすっきりすることも多い。頭をグニャグニャに柔らかくストレッチすることで、何でもない日常が面白くなるマジックを、ぜひ感じてほしい。




自分の頭で考えるための2冊


『観察の練習』

菅俊一・著 ¥1600 NUMABOOKS


道端の看板やゴミ箱の何げない写真から、そこに隠されたデザインのおもしろさを見抜く。クイズのようにも楽しめて、デザイン好きやひらめき好きにはたまらない本。ご近所散歩のガイドブックとしても。




『遅いインターネット』

宇野常寛・著 ¥1600 幻冬舎


インターネットは悪なのか? 延期となったオリンピック、ポケモンGOなどの具体例に触れながら、民主主義の現在を捉え直す。能動的に「考える」ことを鼓舞してくれる、大人のための教科書のような1冊。




はなだ ななこ 
HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE店長。新刊『シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと』発売!



2020年7・8月合併号

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