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No.305 ちゃちゃ
初夏を先取りする一冊♡『小鳥遊さんの京菓子暦』【おすすめ和菓子診断つき】
2026.06.24
集英社オレンジ文庫から小鳥遊さんの京菓子暦シリーズの第二弾『小鳥遊さんの京菓子暦 ひんやり和菓子と秘めた想い』が発売中です!
夏の訪れを感じるこの季節に読みたい一冊です!!

作中に出てくる和菓子から自分にぴったりのものが選べる和菓子診断も作ってみたので、ぜひご覧ください!
- Index
あらすじ
昨年京都へ引っ越し、現在高校二年生となった鞠。同級生で和菓子仲間の翔と和菓子同好会を作ることを思い立つが……
期間限定の謎の和菓子「ひめ」、水無月を巡る事件の犯人、思い出の詰まった琥珀糖、同級生から贈られた若鮎に込められた思い。
京都の初夏を映し出したような鮮やかな和菓子と、それらを巡るミステリを心ゆくまで味わえる一冊です。
和菓子の描写が本当に丁寧で、本当に食べているかのような気分を味わえます!琥珀糖のサクッとした歯ざわり、粒あんが口のなかでほぐれる様子…読んでいるとお腹が空いてきました!

和菓子診断!

診断の結果は…
A.宇治金時

ボリュームのある宇治金時は、夏の山みたいに濃い緑色で、艶やかな粒あんがかかっている。トッピングの白玉は、宇治金時とは別の小皿に盛ってあった。
抹茶をふんだんに使ったかき氷は夏にぴったりです。鞠は和菓子同好会の仲間と翔の兄が営む「喫茶あじさい」に訪れ、上品な粒あんの甘さと白玉、抹茶のハーモニーを味わっています。
B.葛アイス

「ふつうのアイスやと食べてるうちに、だらーっと手に垂れちゃうんすけど、葛アイスやとそれがないんす」
硬い時と時間が経って柔らかくなった時で食感の違いが楽しめる話題のお菓子です。卵や乳製品、小麦などのアレルギーがある方でも食べやすいのがポイント。作中で翔が言及していたように、味の種類も豊富です。
C.水無月

「あんもええけど、今の季節なら、『水無月』は白派か黒派かはどう?」
「みなづき? 初めて聞いた」
「六月三十日の『夏越の祓』に半年間の穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願して食べる」
葛やういろうに小豆を乗せた和菓子です。引っ越してきた鞠は知りませんでしたが、京都ではスーパーに並ぶほどお馴染みの存在だそう。主な味には白と黒があるそうですが、それがある事件のきっかけになりました。
D.琥珀糖

シャリっと独特な歯ざわりのあと、レモン果汁の爽やかな酸味が、口の中でパッと弾けたように広がる。ほんのりレモン風味ではなく、ちゃんとレモンの味がする。それでいて控えめな甘さの清涼感が、夏にぴったりだ。
寒天と砂糖を煮詰めて乾燥させた琥珀糖は「食べる宝石」とも呼ばれる美しさです。後輩から和菓子探しについて相談を受けた鞠は、思い出の和菓子を見つけるため奔走することに。
E.六月限定上生菓子『紫陽花』

ふるいであんをそぼろ状にし、芯となる餡玉につけて、青くて丸いあじさいに見立てている。
青色、水色、紫色のグラデーション。錦玉羹のキラキラが美しい。
翔曰く詳細は秘密という、謎の和菓子「ひめ」を探すにあたり候補に上がったお菓子です。喫茶あじさいの六月限定メニューで、色鮮やかな紫陽花とその上で輝く雨露が表現されています。
F.若鮎

半楕円形できつね色の若鮎は、翔が言った通り、くびれの部分が尾びれっぽく見える。
焼き印で表現された丸い目、まっすぐな線で表現された唇のせいか、まじめキャラっぽい雰囲気。
カステラ生地であんや求肥を包んで鮎を模した和菓子です。若鮎をクラスメイトから受け取ったという先輩から相談を受け、鞠はその思いを紐解くべく色んな人に質問しますが……
これからの季節にぴったりの一冊!
気になる京菓子は見つかりましたか?
鞠と翔のお互いに対する描写も少しずつ変化しており、ぜひぜひ読んで確かめてみてほしいです。特に鞠が翔のふとした行動や言葉に嬉しくなったり沈んでしまったりする場面では、読んでいると甘酸っぱい気持ちになり応援したくなります!
前作と合わせてお楽しみください!
↓前作についてはこちらの記事で紹介しています!








