【東京】オーストリア公認！〈銀座ハプスブルクファイルヒェン〉と〈ツッカベッカライカヤヌマ〉のクッキー食べ比べレポ

2023.08.30更新日：2023.08.31

秋の訪れを感じるようになった今日この頃。自宅でゆったりと、ご褒美タイムを過ごしませんか？そこでご紹介したいのが、東京にある、〈銀座ハプスブルクファイルヒェン〉と、〈ツッカベッカライカヤヌマ〉。今回は、オーストリアの伝統的なクッキー「テーベッカライ」の有名店であり、オーストリアマイスターを取得する、大人気の2店を比べてみました！

-目次-

伝統的なクッキー〈テーベッカライ〉について
銀座ハプスブルク・ファイルヒェンとは？
ツッカベッカライカヤヌマとは？
ラッピングについて
いざ、実食レポ！
テーベッカライは、自分へのご褒美にぴったり❤︎

伝統的なクッキー〈テーベッカライ〉について

かつて、日の沈まない国として、ヨーロッパの中心となった国、オーストリア。そんなオーストリアで長い間栄華を極めた、ハプスブルク王朝は、その国独自の、美しく華やかなスイーツ文化にも影響を与えたそうです。
濃厚なチョコレートとアプリコットジャムの組み合わせが絶妙なザッハトルテは、日本でも特に人気がありますが、ご紹介するのは、オーストリアの伝統的なクッキーの詰め合わせであるである〈テーベッカライ〉。今回は、バニラ（バニーレ）、ショコラーデ（チョコレート）、リンツァー（シナモン）の3つのクッキーが入った、有名店2店のテーベッカライをピックアップしました。

銀座ハプスブルク・ファイルヒェンとは？

オーストリア国家公認マイスターを取得し、オーストリア大使館で料理を担当したこともあるシェフ・神田真吾氏がオーナーをつとめる「銀座ハプスブルク・ファイルヒェン」。老舗が軒を連ねる銀座に、その店舗はあります。こちらでは、オーストリアの食文化を日本に伝えるべく、レストランと製菓の二つが手がけられています。「ファイルヒェン」は、ドイツ語で“すみれ”の意味があるんだそう。

こちらでは、エレベーターを登った先の入り口で焼き菓子類を購入することができます。テーベッカライについても、店頭購入ができる他、遠方の方は、オンラインショップからも購入することができますよ♪

〈銀座ハプスブルク・ファイルヒェン〉
東京都中央区銀座7-8-7 GINZA GREEN 7F
ランチ　11:30-15:30
カフェ　13:30-15:30
ディナー18:00-22:30
月・日曜定休日

銀座ハプスブルク・ファイルヒェンのオンラインショップはこちら♡

ツッカベッカライカヤヌマとは？

オーストリア国家公認マイスターを取得し、オーストリア共和国功労金賞など、数々の受賞歴を持つ栢沼稔シェフがオーナーをつとめる「ツッカベッカライカヤヌマ」。東京・赤坂の溜池山王駅から徒歩2分のところにあるこちらのお店では、ケーキ、クッキー、焼き菓子などのオーストリア伝統菓子を専門に取り扱っています。

ツッカベッカライカヤヌマのテーベッカライは、電話にて翌月末まで取り置き予約が可能。ただし、店頭での販売のみとなっており、残念ながらオンラインショップがありません?来店すれば配送依頼もできるそうなので、大切な人への贈り物にもぴったりです。

〈ツッカベッカライカヤヌマ〉
東京都港区赤坂1-4-5
11:00-16:00
月・日曜・祝日定休日

ラッピングについて

それぞれのテーベッカライのラッピングは以下の通り。

1/3

2/3

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銀座ハプスブルク・ファイルヒェン

「銀座ハプスブルク・ファイルヒェン」のテーベッカライは、オーストリア国旗を模したリボンが掛けられており、真ん中にはお店の紋章がついたシールが。正方形に近い入れ物で、缶自体にもお店のロゴが印字されています。
華やかかつ可愛らしいラッピングとなっています。

1/3

2/3

3/3

ツッカベッカライカヤヌマ

対する「ツッカベッカライカヤヌマ」のテーベッカライは、紙での包装。お店の名前とオーストリア公認マイスターの文字が印字され、真ん中にはロゴのシールが。紙を除くと、黒字の横長の缶が現れ、こちらにも紋章が印字されています。重厚な雰囲気がラッピングにも表れています。

いざ、実食レポ！

銀座ハプスブルク・ファイルヒェン

3種のテーベッカライは、左から「ショコラーデ」、「リンツァー」、「バニーレ」。
ショコラーデは、ほのかにホワイトチョコレートの甘い香りが鼻に抜け、滑らかな味わい。
リンツァーは、かなりしっとりとした食感で、一口サイズのケーキのような感覚。
バニーレは、サクサクとした軽めの食感で、中の杏コンフィチュールがじゅわっと広がります。

3種の構成は1:1:1で、それぞれのクッキーのサイズはやや大きめ。食べ応えのあるテーベッカライとなっていました。

ツッカベッカライカヤヌマ

3種のテーベッカライは、「バニーレ」と「ショコラーデ」が、真ん中の「リンツァー」を挟むような形に。
ショコラーデは、かなり濃厚にチョコレートを感じられる一品。間の板チョコの食感も楽しいです。
リンツァーは、シナモンの風味がしっかりと感じられる繊細な味わいで、粗めのしっとり生地がおいしい。
バニーレは、アーモンドパウダーがたっぷりと入っていて、しっとりよりもサクホロタイプのクッキーでした。

3種の中では、バニーレとショコラーデの比率が高くなっています。コンパクトなサイズ感で、パクッと食べやすいです。

2つを比べてみると…

左が「ツッカベッカライカヤヌマ」、右が「銀座ハプスブルク・ファイルヒェン」のテーベッカライです。サイズ感は、銀座ハプスブルクが2回りほど大きい印象。味わいは、銀座ハプスブルクが滑らかでバターの風味をしっかりと感じた一方で、ツッカベッカライは、素材のシンプルな深みやサクッ、ホロッとした食感が楽しい商品となっていました。
どちらのテーベッカライも、やはり話題となるだけあって、満足感のある最高級クッキーでした。