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イケメン
2025.02.15更新日:2025.02.17
2月5日に行われた『timelesz project』の最終審査。実はその司会が櫻井翔さんだったことが本日配信されたNetflixで明かされました。先日のレポート記事に続き、櫻井翔さんがメンバーと候補生に送ったエールをほぼ全文公開します!
※こちらの記事は新メンバーのネタバレはありません。
実は、この日最終審査の司会を務めていたのは櫻井翔さん。 会場のファンには知らされてなかったため、登場したときには大きな驚きの歓声が上がります。そしてtimeleszのメンバーから、櫻井さんに司会をオファーした経緯が明かされました。
「我々のことをSexy Zone時代から気にかけてくださって、初めてドームに立った時にはお忙しいのに足を運んでくださって、苦しい時だったりうれしい時だったり節目になるタイミングにはいつも寄り添ってくださる先輩」(菊池さん)、「僕が仕事復帰した歌番組で翔くんが迎えてくださって、パフォーマンスを披露することで精いっぱいだった僕に“しゃべらなくていいよ”って言ってくださったのがすごくうれしかった」(松島さん)と、櫻井さんはtimeleszにとって特別な先輩。「timelesz再出発の大事な日に翔くんが立ち会ってくれたら、僕たちにとってそれほどうれしいことはないなと思ったので、お願いさせていただきました」(佐藤さん)
櫻井さんからは、「正直なところを言うと、最初にお話をいただいた時はちょっと迷って、遠慮しようかなという気持ちが大部分を占めていました。若いみんなのチャレンジの邪魔になってしまうかな、邪魔だと思われちゃわないかなって、ネガティブな要素が出てきてしまって」というコメントが。ところが、『timelesz project』を見進めていくうちに、その気持ちは変わっていったと言葉を続けます。「3人がこれだけ時間を割いて心を砕いて候補生と向き合っていて、このSNS時代に実名を出して自分のすべてをさらけ出して殻を破って新たな挑戦をしている候補生の姿を見て、俺が思ってたことはくだらねえなって思い始めたんですよね。前に進まないことには何も始まらないよなっていうことに、あらためて気づかせてもらいました。なので、今日はみんなにエールを送る立場というよりも、大きなエールをもらったひとりとして、感謝の気持ちを伝えたくてここに立っています」
そして、すべての審査が終わったあとには、櫻井さんから「ここでtimelesz3人へのエールをお願いしますというお時間をいただいているんですけど、言うことを忘れないように昨日の夜書いてきたので読んでもいい?」と手紙を読み上げる場面が。櫻井さんが3人と候補生へ送ったメッセージを公開します!
「まず3人へなんですけど、聡ちゃんがこんなにやさしい言葉を持っているのかということと、勝利がこんなに強い言葉を持っているのかということと、風磨がこんなに俯瞰した言葉をかけられるのかということに本当に驚きました。でもやっぱり感じたのは、聡ちゃんのやさしい言葉ってきっと自分への厳しさがあるからで、勝利の強い言葉には弱い自分に向き合い続けてきた足跡みたいなものを感じました。風磨に関しては、一貫してみんなを引っ張ってきたという自負を感じるところです。人の痛みと苦しみと努力の尊さを知っているステキな3人だなと、あらためて気づかされました。まずは、お疲れ様でした!
『timelesz project』は3人の“仲間探し”ということだったけど、僕には“伴侶探し”に見えていて、とにかく自分たちがどんな人と一緒にいたいかを突き詰める、人生のパートナーを探している時間なんだなと思いながら見ていました。ただ難しいのが、みんな痛感したと思うけど、日本一踊りが上手い人を集めましょうとか日本一歌が上手い人を集めましょうっていうことじゃないから。どこまでいってもみんなの仲間探しというところが難しかったと思う。特に候補生のみんなは、もどかしい日もあったんじゃないかなと思う。それを乗り越えて頑張ってきた時間は、胸を打たれるものがありました。あらためて候補生の皆さん、お疲れ様でした!
ただ、これからは3人と候補生という関係ではなくなってくるから。“新メンバーになりたい”っていう想いで今日までやってきたと思うけど、これからはメンバー、運命共同体としてやっていくから。だって、菊池は売れたいと思ってるんだから、足並みをそろえてみんなでやっていってもらいたいなと思う。だけど、グループでやっているから、ちょっとムカつくなぁとか、俺が言ったコメントなのにあっちで自分の言葉で言ってるなぁとか、そんなちっちゃいことの積み重ねで気持ちが内に向いちゃうことがあると思う。だけど、timeleszが戦っていく相手っていうのは、中じゃなくて外だから。とにかく中の絆を強くして、外と戦っていってほしい。目黒(蓮)も言っていたけど、あくまで仲間だけどどこまでいってもぶち倒してやるっていうくらいの想いを持って、僕らにだってかかってきてほしいなと思ってる。ただ、その時、ほかのものを下げて自分を上げるようなことはしてほしくない。誰かのことをバカにして自分がちょっとよく見えるとかではなくて、とにかく圧倒的な存在になってもらいたいと感じています。
候補生のみんなにとっては、時にtimeleszのファンの皆さんが厳しい目を向けることもあるかもしれない。だけど、忘れてほしくないのは、今事務所にいるジュニアのちっちゃい子もみんなにとっては先輩になっていくっていうことだから。そういったリスペクトも忘れないでほしいなと思うし、何かあったら僕を含むたくさんの先輩方がいるから、些細なことでも相談してもらえたらと思う。それが我々のファミリーという一番強いところだと思っているから。
最後に、これはどこを見て言ったらいいか分からないからあれだけど……こっち見て言うわ(と客席のほうを向いて)。もし今日縁がなかった人がいたとしたら、かけられる言葉はないと思っています。5次審査の菊池やメンバーの涙、NOSUKE先生の涙、あの涙以上の言葉なんてないから。でも、僕自身も同じ経験をしているところはあります。僕でいうとジュニアで4年間活動していたんだけど、やっぱりデビューする時にどうしても離れてしまう仲間たちがいました。だから、すぐにこのあとまたみんなで仲よくっていうのは、もしかしたら難しいこともあるかもしれない。だけど、ずっと仲間でいるっていうことはできるから、それは大切にしてほしいと思う。具体的に言うと、僕もいまだに連絡をとっている仲間が何人もいるんだけど、四国で国家資格をとって頑張っているやつもいれば、北関東のほうで営業やって頑張っているやつもいる。そういった仲間たちの日々が自分へのエールになってくるから。エールなんていうのは、何もステージ上からみんなに届けるものだけじゃないから。どうかもし今日縁がなかったとしても、そんな日々のエールをtimeleszに送ってもらいたいと思っています。なぜなら、timeleszはみんなにエールを送りつづけるから。以上、櫻井翔からでした」
そして本日、Netflixで配信された『timelesz project』episode 16にて新メンバーが発表に! 新メンバーを迎えての新生timeleszの襲名会見の詳細レポートも近日中に公開予定。お楽しみに!
Staff Credit
撮影/猪岐沙矢佳 取材・文/吉川由希子