森香澄さんにお悩み相談！決断のコツ、思い描くような仕事を任されるには？

社会人1年目です。新人の私が担当するのは地道な業務が多く、華やかで楽しそうな仕事をしている先輩たちから、やりたくないことを押しつけられているような気分になってしまいます。自分にまだ実力が伴っていないのは分かっていますが、もやもやした感情と、どう折り合いをつけたらいいでしょうか。（23歳・社会人）

A. 自分が輝ける道も模索してみて。私の場合、SNSがその一つでした。

分かります。でもお仕事って縁とか運とかタイミングもあると思うので、自分ではどうにもできないことで悩むのは、時間がもったいない。思い描くような仕事を任されるには、きっと経験を積むことが必要。今やるべき業務をまっとうしつつ、未来の自分への投資に時間を使ったり、他に興味があることや得意分野を見つけて、突き詰めたりするのもいいんじゃないかな。会社員時代の私でいうと、SNSを始めたのがその一つ。当時、テレビ局に所属するアナウンサーがTikTokの個人アカウントを持つのは異例だったので、概要や挑戦するメリットなどをプレゼン資料にまとめて、会社を説得！ そうして始めたTikTokが少しずつ反響を集め、配信番組のMCなど、それまで挑戦したことのなかったお仕事の話もいただけるようになって、新しい道が開けたんです。

Profile

●もり　かすみ　1995年6月16日生まれ、東京都出身。2023年春にテレビ東京を退社。昨年秋にはドラマ『たとえあなたを忘れても』でピアニスト役を演じ、注目を集めた。