【水卜麻美さんにOG訪問】1年目の時に心がけていたこと、先輩と仲よくなるには？

エンタメ

2023年8月2日

日本テレビアナウンサー

水卜麻美さんに誌上OG訪問！

就活、コミュニケーション術、恋愛＆結婚まで。みんなの理想＆憧れの先輩が答えてくれた。「キテルネ！」コラボ企画に続いて、『ZIP!』からスペシャルゲストをお迎え。将来に悩むノンノ読者から寄せられた質問を＂ミトちゃん＂に直撃♡

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Ｑ　社会人生活を控えた今、自分はこのままで大丈夫なのか不安です。水卜アナウンサーが、会社員1年目の時に心がけていたことがあればお聞きしたいです。

（20歳・大学3年生）

自分自身の知識や技術、周りとの関係性などを考えると入社してすぐに願いどおりの仕事ができる、という可能性はおそらく高くないはず。
1年目は広く、ある種浅く、その会社がどんなところで、誰がなんのために働いているのかを学ぶ時期。いい意味で言われたとおり、いろんなことをやってみる気持ちが大切なのかな。＂これがやりたくて入社したのに＂とがっかりしてしまうこともあるかもしれないけれど、柔軟な受け入れ態勢でいたほうが、仕事を楽しめると思います。
私の場合は、アナウンサーになれたことがむちゃくちゃうれしかったので、＂この番組を担当してみたい＂といった気持ちはあったものの、「どんなことでもやります！」と言っていました。スポーツ、情報、バラエティ……etc.、なんでもトライしていくなかで、自分の適性がだんだん分かってくるし、会社側が＂見つけてくれる＂部分もあったように思います。新人の頃は、自分のこだわりや価値観を貫くよりも、まずは会社を知り、とにかくやってみることが未来につながるような気がします。

Ｑ　コロナ禍で入社したので、職場の先輩と飲みに行くことがほぼなく、リモートワークも多く、コミュニケーションの場がありません。このような状態で先輩と仲よくなるにはどうしたらよいでしょうか。

（23歳・会社員）

相談してくれたそのままの気持ちを先輩に打ち明けたら、絶対喜ぶはず！
可愛すぎて、私だったら飲みに連れていきたいわ～（笑）。
とにかく、素直に甘えていいと思います。私自身、リモートで行っていた番組の打ち合わせなどが、この春から対面に変わってきて、＂マスクを外すとこの人はこういう表情をするんだ＂と思うことが多いです。画面越しだと、相手の表情が怒っているように見えたりしますよね。私もリモートでは簡潔にしゃべらなきゃ、と考えていたので、後輩からは、怖い先輩だなと思われていたかも（笑）。
顔を突き合わせないとできないコミュニケーションってあるし、直接話し合う機会が増えたことで、番組の空気がさらによくなった気がします。この2～3年で入社した若い方々は大変な時期を乗り越えた分、もっと優遇されてほしいな。そして、先輩の私たちがもっと気づかったり、頑張らなきゃいけないことがあるのかもしれないですね。

Profile

●みうら　あさみ　1987年4月生まれ、千葉県出身。2010年に日本テレビに入社。2021年春より『ZIP!』（毎週月～金曜・5時50分～）の総合司会を務める＂朝の顔＂！

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2023年9月号掲載