non-no大学生エディターズ
No.087 めえのブログ

No.087 めえ

大学４年生／富山県出身

身長：162cm
推し：デザインや美術、ファッションが好きです。憧れは、フードエッセイストの平野紗季子さん。

大好きなディズニー情報は定期で発信。

大学生の興味をキャッチ、わかりやすくて何度も見たくなる記事を目指します！

【夫婦二人で営む、新潟県のコーヒーストア】丁寧に淹れたコーヒーと絶品焼き菓子の組み合わせ。

2022年9月1日

　お米や地酒、海鮮料理など地域に古くから根付く“食”が溢れる新潟県で、都会的な「dAb COFFEE STORE（ダブコーヒーストア）」が新たな風を吹かせている。新潟市中央区のショッピングタウンから少し離れ、ゆったりとした時の流れが心地良い住宅街の一角にそのお店はある。
　夫婦二人が営むコーヒーストアは、丁寧に煎れられたコーヒーと美味しい焼き菓子を求める様々な人の憩いの場となっている。今回は、新潟県に旅行に来た私がときめいた「ダブコーヒーストア」の魅力をお届け。

レコードのゆったりとした音が流れる空間で味わう、一杯のコーヒー。

新潟県のコーヒーストア『ダブコーヒーストア』　レコードがゆったり流れ、木の温もりが溢れる内観 — 木の温もりとやさしさが感じられるカウンターでは、店主が一杯一杯丁寧にコーヒーを煎れる様子を伺うことができる。

「dAb COFFEE STORE（ダブコーヒーストア）」は2018年にオープンし、今年で4年目。店名の由来は音楽の「dub」からとっているそう。「既存の楽曲に手を加え新しい流れ、音楽を作るように、僕たちもコーヒーを通じて新しい流れを作っていきたい」という店主の想いが込められている。

　その想いは、旅行客である私にも届き、「新潟のフードといえば、笹団子、柿の種…かな？」という固定観念は抹消。新潟というローカルな地に溶け込みながら、コーヒーカルチャーを発信している。

　店内に流れるレコードの音に耳を傾けながら過ごす時間は、気分転換にもぴったり。

ハンドドリップで淹れられたコーヒーと、種類豊富なエスプレッソドリンク。

新潟県のコーヒーストア『ダブコーヒーストア』　クッキーサンドアイスとバナナブレッド、アイスカフェラテ

このお店で提供されるコーヒーは、「Little Nap COFFEE ROASTERS」のコーヒー豆を使用しているそう。ドリップコーヒーの他、カフェラテ、カプチーノ、アメリカーノ、エスプレッソなど種類豊富なエスプレッソドリンクも楽しむことができる。

　カフェラテのアイスは、可愛いらしい透明なガラスビンに注がれて提供される。コーヒーの苦みはたっぷりのミルクと合わさって、優しい味わいに。新潟市万代のショッピングタウンを巡って少し疲れた暑い日に、キンと冷えたアイスカフェラテがのどを潤します。

大人を虜にする絶品焼き菓子で、至福のおやつタイム。

アイスカフェラテと一緒に頂いた焼き菓子は、夏のスペシャルメニュー「アイスクリームクッキーサンド」。
塩キャラメルのアイスクリームを店内焼き上げのクッキーでサンド。包み紙から顔を覗かせる、愛らしい見た目のクッキーサンドにキュンとする。
ザクザクのクッキーが冷たいアイスクリームにそっと寄り添い、噛むごとに幸せが口いっぱいに広がる。塩キャラメルの塩味が良いアクセントになって、「甘いものとしょっぱいものの組み合わせは最高でしょ」と言わんばかり。

夏のスペシャルメニューには、
スパイスと一緒に甘くコンポートした桃と、自家製のプラムジャムがアクセントに入った「桃のパンナコッタ」や、
お店で抽出されたエスプレッソとキャラメリゼしたナッツを使った「コーヒーナッツアイスクリーム」も。
夏の定番メニューとして提供されているようで、今年の夏は新潟に行けない…という方も、来年出逢えるかも。

新潟県のコーヒーストア『ダブコーヒーストア』　クランブルケーキ、バナナブレッドとカフェラテ — クランブルケーキとバナナブレッドと一緒に頂いたのは、クリーミーなカフェラテ。ラテアートも飲むのがもったいないくらいの可愛らしさ。

カウンターのショーケースには、「チョコレートクッキー」、「スコーン」、「苺のクランブルケーキ」など心躍る手作り焼き菓子がずらり。その中で、私にとって忘れられない味になったのが「バナナブレッド」。熟したバナナが生地になじみ、しっとりとした食感に。一切れが大きく、ボリュームがあるのも嬉しい。

　焼き菓子を作っているのは奥様で、東京都幡ヶ谷の人気コーヒーショップ「PADDLERS COFFEE」出身だそう。私も「PADDLERS COFFEE」にお伺いしたことがありますが、「ダブコーヒーストア」の「バナナブレッド」はここでしか味わえない美味しさを秘めていると思います。

　そして、私がずっと気になっているもののまだお目にかかれていない「アップルパイ」は、しゃきしゃきとした食感と酸味が特徴のグラニースミスが使用され、スパイスの香りが広がる一品だそう。また新潟に来た際、リベンジしたい。

店内奥には、イベントやPOPUPが開かれる新潟のコミュニティスペース。

店内の奥にはテーブル席が二つあり、広々としたコミュニティスペースがある。8月16日から8月28日にかけて、「GOOD SHOT COFFEE POP UP STORE」が開催されていた。

SPECIALTY COFFEEを愛してやまないデザイナー集団「GOOD SHOT COFFEE」さんが、Tシャツやキャップ、トートバッグなど様々なアパレルグッズを販売。コーヒー好きなお洒落なシティボーイを連れて、訪れたい。

このスペースでは、これまでにアパレルショップ以外にも、写真展やデザイナーの個展、音楽ライブ、立呑みナチュラルワイン会など様々なイベントが不定期に開催されている。
「ダブコーヒーストア」では、コーヒーや焼き菓子を媒介に、様々なジャンルや人が集まる場を提供している。

「GOOD SHOT COFFEE POP UP STORE」のインスタグラムはこちらから

新潟旅行に来た際は、「ダブコーヒーストア」へ

新潟県のコーヒーストア『ダブコーヒーストア』　カウンターに並ぶ焼きたての焼き菓子 — カウンターには、焼きたてのお菓子が。テイクアウトもできる焼き菓子は、手土産にもぴったり。

「ダブコーヒーストア」では、常連客がカウンター越しに店主と話をしている場面も。
グレーとホワイトの壁に、木材のインテリアとシンプルでお洒落な店内は、コーヒーストア特有の堅苦しさがなくゆったりできる場所。
新潟市万代でショッピングを楽しんだ後は、美味しいコーヒーと焼き菓子を堪能するのはいかが？

＜詳細＞
住所：新潟県新潟市中央区水島町3-23 八千代マンション1階
アクセス：新潟駅から598ｍ、徒歩12分
営業時間：（火曜日から金曜日）8:00～18:00
　　　　（土・日・祝）9:00～18:00
定休日：月曜日

「ダブコーヒーストア」のインスタグラムはこちらから