ボディメイク

簡単♡ 猫背矯正ストレッチ「キャットレッチ」正しい姿勢を手に入れる!

2018.06.03

1日1分でやせやすいカラダになれる!今ドキ女子こそキャットレッチ

スマホや足組みetc.、毎日「ねこ背」な現代女子たち……でも実は超簡単に直るんです! ダイエットも美BODYも叶う最新メソッドをチェック☆

▼これ全部、ねこ背が原因!▼

 ✔ 見た目が格好悪い
 ✔ 疲れやすい
 ✔ 下腹がポッコリ出てしまう
 ✔ ダイエットする気にならない
 ✔ 肩こり・腰痛がひどくなる

▼スライドして、あなたのねこ背タイプを確認

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首が倒れ、頭が前に出ているねこ背。体全体の約10%ともいわれる頭の重さを首で支えている状態。肩や背中への負担も大きく、頭痛なども起きやすい。

肩が前に出て、背中の真ん中あたりが丸まるねこ背。背中全体に負担が大きいほか、呼吸が浅くなったり、内臓の機能低下やネガティブ思考などにつながる。

お腹を前に突き出すタイプのねこ背。お腹が前に突き出た分、バランスをとろうとして背中が丸まりやすい。腰への負担も大きく腰痛の原因に。

お尻がぽっこり後ろに出ているねこ背。腰が反りすぎるので、骨盤や背骨に負担がかかり、お通じや冷え性にも影響大。長時間立つと腰痛になりやすい。

タンクトップ¥1500/UNIQLO ブラトップ¥990(一部店舗のみ販売)・ショーパン¥990・レギンス¥990/GU

Q「ねこ背」ってどうしてなるの?

分かってるけどついなっちゃう。その原因がついに判明!

原因1

日常の動きでクセ になっている

肩が前に出てしまう腕組みや背中を丸めてしまうスマホ動作、ついやりがちなこの動き、実はねこ背をクセにしちゃってるんです! 特に足組みはねこ背の人にしかできない姿勢、要注意!

シャツ¥1657・スキニー¥1472/神戸レタス カチューシャ¥300/PARIS KID’S原宿店

原因2

姿勢を邪魔する「もも裏」&「胸筋」のカタさ!

もも裏と胸筋が伸びた、正しい姿勢

背骨が骨盤を土台に緩やかなS字を描く正しい姿勢。骨だけで体を支えているので筋肉や神経に過度に負担がかからない。この時、胸筋ともも裏は伸びた状態に。

伸びた筋肉を縮めようとして体の負担増

もも裏と胸筋がカタいと、「伸ばされた」状態をイヤがり縮まろうとしてねこ背に。 その分、首・肩・背中・腰の筋肉は体を支えるためカチコチ状態!

▼実践! キャットレッチ

もも裏と胸筋を柔らかくすればねこ背は直る!

STEP1
もも裏をほぐす準備運動

骨盤を後ろに倒して楽になろうとする、もも裏。柔らかくして真っすぐ座れる骨盤の準備をしよう!

STEP2
胸&背中をほぐすキャットレッチ

肩を前に引っ張り背中を丸めようとする、胸筋。カタさを取り除けば肩こりや腰痛も改善できる!

STEP3
正しい姿勢をキープしよう

もも裏・胸筋を十分にストレッチしたら、正しい姿勢に挑戦。まずは1日1分、キープしてみよう!

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イスに浅く座り片脚を前に出す

背中を伸ばしてイスに浅く座る。手のひらを上にして左右の脚のつけ根に置く。膝をピンと伸ばして左脚を前に。腰を丸めないように。

アゴを上げたまま体を前に倒す

アゴを上に引き上げるようにしたまま体を前に倒すことで、もも裏が伸びる。深呼吸をして10秒キープし、ゆっくり元に戻す。これを2回繰り返す。反対側も同様に。

背中は伸ばしたまま倒せるところまで

背中が丸まった状態だともも裏が伸びにくい。反対に腰を反りすぎても体を痛めるので無理をしないよう、1の姿勢のまま体を倒せるところまででOK。

真っすぐ座った状態で軽く両手を組む

お尻の後ろで手のひらを上向きにして組む。手のひらが下を向くと、肩が引きにくくなるので注意。

丸まるポスターを裏返しにする意識

丸まろうとするポスターを裏返しに丸めて伸ばすように、肩が前に来て丸まろうとする背中を裏返しにする意識で行う。

肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せる

鼻から息を吸って、口から息を細く吐きながら胸を開くように肩をめいっぱい後ろに引く。肩甲骨を背中の中央にギュッと寄せる。腰が反りすぎないよう注意。ヒジはなるべく伸ばしきって。

肩甲骨に挟んだレモンを絞るように

肩甲骨同士をギュッと寄せることがポイント。挟んだレモンを絞るイメージをするとやりやすい。

頭を後ろに倒して3秒キープ

肩が十分に引けたら、ゆっくり頭を後ろに倒していき、3秒キープしてゆっくり戻す。首がつらい人や痛みを感じる人は無理せず、まずは首を倒さずにやってみて。

胸の開きと肩甲骨の寄せを緩めない

肩甲骨を寄せきれていないと、胸・背中ともに効果はナシ。頭を後ろに倒すために寄せを緩くするのも同様。まずは胸を開く、肩甲骨を寄せることを意識。

背骨の両側の筋肉を触ってチェック

腰が反った状態で、腰の背骨の両側にある筋肉を強めに押してカタさを感じる。そのまま体を前に倒し筋肉がカタくなったのを感じる。

筋肉が柔らかくなった所が正しい位置

体を起こしていくと背骨両側の筋肉が柔らかくなるポイントがある。ここが、上半身が地球に対して真っすぐになった正しい位置。

A 頭が前に倒れないようにする

B 手のひらを上にして脚のつけ根に置き肩を引く

C 膝・足首がそれぞれ90度になっている

D 背骨のS字カーブを保つ

キャットレッチ

教えてくれたのは……
虎ノ門カイロプラクティック院 碓田拓磨先生|キャットストレッチ

リクルート退社後、渡米しカイロプラクティックを修学。施術のほか、大学での講義や公立小中でのメソッド採用、TV出演など活動は多岐にわたる。著書も多数。
ノンノ2018年7月号掲載

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