インタビュー

岡本夏美卒業インタビュー。専属モデルに憧れた夏美が信じる、雑誌の“ときめきの力”。ノンノでの7年半を振り返り!

2026.07.30

7年半とびきりの笑顔と可愛いをありがとう♡

岡本夏美、ノンノを卒業します!なっつんの好きなところ、ぜんぶ!

ポジティブなマインドと笑顔で紡いだ7年半の軌跡

岡本夏美 ラストインタビュー

たくさんの出会いと経験を重ねながら歩んだ、7年半を振り返って。新たな一歩を踏み出した今の思いと、これからの未来は?

岡本夏美卒業モデルカット5-1

ワンピース¥132000(フルタ)・トップス¥13200(ミドラ)/ジョワイユ インに着たワンピース¥9790/Small Change 高円寺 靴下¥880/Tabio(靴下屋) 靴¥26400/グラストンベリーショールーム(キャットワース)

雑誌が届けてくれるときめきの力を信じて

 雑誌を見ながら専属モデルに憧れていた子どもの頃。おこづかいで雑誌を買って、夢中でページをめくってた。当時はSNSも今ほど活発ではなく、おしゃれの情報源は雑誌が主流。専属モデルが出るイベントやショーもよく開催されていて、すごく勢いがあったんだ。掲載されている洋服を見に原宿に足を運んだことも。自分で情報を取りに行く感覚が楽しかったな。

 小学6年生の時、雑誌『ラブベリー』のモデルオーディションに合格して、憧れの専属モデルに。その後もありがたいことに、『ニコラ』『セブンティーン』と専属モデルをやらせていただいて。『セブンティーン』を卒業する時も、「まだまだ同世代の子たちに雑誌を楽しんでほしい」という気持ちが強かったから、モデルの仕事は続けたくて。『ノンノ』に加入することになった時は本当にうれしかった。『ノンノ』は誰もが知る歴史ある雑誌。イベントを見に行ったこともあり、ノンノモデルの存在の大きさも知っていたから。ステージ上で輝くモデルと、それを見つめる読者の方たちのキラキラした目を、今でも鮮明に覚えてる!

岡本夏美卒業モデルカット5-2

 ’19年にノンノモデルの一員になれた時は、また新しい"ホーム"ができたことがうれしくて。撮影では、ガーリーなコーディネートを任せてもらうことも多かったけれど、性格も私服のテイストも真逆だったから、本来の姿と誌面で見せる私との乖離は多少あった。でもどうやって歩みよるかチャレンジするのも楽しかったな。あの頃、自分の系統と違う服を素敵に見せようと試行錯誤したからこそ、いろんなテイストを着こなして表現できるようになったんだと思う。大人になるにつれ、ライフスタイルや好きなテイストは確立していくけれど、固まる前にいろいろ試して経験して、そのなかから取捨選択して好きなものを選ぶ。そんな貴重な経験をさせてもらえた時期だった。

 ノンノモデルになってからは、一人で任される撮影も増えて。より"ページを作る"という制作側としての意識が高まったんだ。スタイリストさんやメイクさんと同じように、私はモデルとしてこのページをどう可愛く作るか、ということに専念するように。雑誌で育ってきて、同時に育ててもらったからこそ、作り手の皆さんへのリスペクトは昔からあって。自分も大人になってくると、今している撮影では、何が難しくて、みんながどんなことに苦戦しているのかが少しずつ分かるようになってきた。そんな時でも、誰一人手を抜かないし、妥協しない。だからこそ、一緒に乗り越えたいと思うように。「私がこう動いたらよくなるかな?」と、思いを伝えるようにもなっていったんだ。実際に伝えてみたら、対等に意見を聞いてくれて。それは、普段からコミュニケーションをとっていたからこそ育まれたお互いへの信頼感があったからだと思う。

岡本夏美卒業モデルカット5-3

 毎月の撮影は、本当に楽しみでしかなかった! スタッフさんもモデル仲間も、会いたい人ばかりで。映像作品を含め、さまざまなお仕事を並行してやらせていただくなかで、月に一度は必ず雑誌の現場に戻るルーティンがあって。忙しい時期でも撮影に行けばリラックスして呼吸ができて、心が軽くなる。不思議だけど、『ノンノ』はそんな場所だった。

 現場での会話が、俳優の仕事に生かされることも。以前、ネグレクトをする母親役を演じた舞台でのこと。子育てのことや子どもへの思いなど、スタッフさんと話したたわいもない会話がお芝居のヒントになったことが。そんなふうに雑談から知識を得ることもあれば「アイドルの誰々が可愛いよね」とか「あのライブ見た?」と盛り上がることもあったり。学校の休み時間みたいで、毎回本当に楽しかったなぁ。
 もちろん、ここで叶えられなかったことや挑戦したかったこともある。でもそれは誰もが経験すること。その時期にできなかったことにも意味があると思うから、くよくよと悩むことはなかったな。『ノンノ』を卒業することは寂しいけれど、それにもきっと意味があるから。むしろご縁が広がるタイミングなんだって思ってる。

岡本夏美卒業モデルカット5-4

 今後は、モデルはもちろん、お芝居も引き続き勉強しながら続けたいし、表現者としてだけじゃなく、人を支えられるような新しいことにも挑戦したいな。また、昔から応援してくれているファンの方たちのなかには「結婚しました」と報告してくれる子もいて、一緒に人生を歩んでいるような感覚が大きくて。ティーンモデルだった頃と比べると会える機会が減ってしまったけど、これからもつながっていくためにイベントやSNSなど、自分にできることは積極的に動いて恩返ししたい。だって、推せる存在がたくさんいる時代に、私を選んでくれて好きでいてくれるのって、奇跡みたいなことだから。私に時間を使ってくれることがありがたいし、そんなファンの方たちのことをこれからも大切にしていきたい!

 私は雑誌の特別さを知っているし、雑誌には力があると信じてる。今、おしゃれの情報を得る選択肢がいろいろあるなかで、ずっと雑誌という形で読者の皆さんにキラキラを届け続けていることが誇らしくてうれしくて。改めて、ノンノモデルでいられてよかった! 今の私のマインドを作ってくれたのは間違いなくここだから。女性として、人として、成長できる場所だった。だから、この先30代になることも今から最高に楽しみ! 未来の自分に期待できるように育ててくれた『ノンノ』と読者の皆さんには、感謝してもしきれないよ。これは別れじゃなく、いつかまたご縁がつながるかもしれないから、その未来での偶然も楽しみにして。最後に、ここで過ごした7年半は、ほんっとーに楽しかった!!! ありがとうございました♡

non-no読者のみなさまへ
7年半みんなと一緒にnon-noを愛せて幸せでした。
今までも、これからも大切なノンノ。読者の皆さん。
育ててくれて、応援してくれてありがとうございました。
またね♡
岡本夏美

2026年9月号掲載

Profile

岡本夏美のプロフィール画像
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岡本夏美

1998年7月1日生まれ、神奈川県出身。ノンノ専属モデル。どんなコーデやメイクも素敵に魅せる、ノンノの愛され最年長。俳優としても活躍の場を広げ、現在はMBSドラマフィル『今から、親友やめようか。』でW主演を務めている。

Staff Credit

モデル/岡本夏美 撮影/東京祐 ヘア&メイク/鈴木かれん スタイリスト/高野麻子 構成・原文/道端舞子 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

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