――現代女性が抱えるモヤモヤに二人が立ち向かっていく姿を描き、世の女性たちの背中を押す内容になっている今作ですが、プロデューサーを務めているのはM E G U M Iさんなんですよね。
西田 今作にはM E G U M Iさんもスナックのママとして登場していますが、自分の出番がないときも毎回現場にいらしてくださいました。
香音 スタジオに“M E G U M I食堂”というケータリングコーナーを作って、おすすめのカレー屋さんのメニューを提供してくださったり。
西田 M E G U M Iさんおすすめの美容術やコスメを教えてもらったりもしました。
香音 現場の空気感も、空き時間の雑談も、すごく楽しかったです!
――今作の役柄を演じるにあたって、M E G U M Iさんから何かオーダーはありましたか?
西田 撮影が始まる前に「今回、よろしくお願いします」と素敵な贈り物とお手紙をいただいて。その手紙には「世の女性達の背中を押せるような作品にしたい」というM E G U M Iさんの思いが綴られていました。
香音 素敵な贈り物とお手紙、私もいただきました!︎ その心遣いにも感動したのですが、撮影前に打ち合わせ時間までとってくださって。でも、そこで言われたのは「現代を生きる等身大の女の子を、香音ちゃんが思うほのかを演じてください」という言葉で。演者を信じて託してもらえている感じが、なんだかすごく嬉しかったです。
――女性達にたくさんのパワーを届ける内容になっている今作ですが、ノンノ読者にどんなことが伝わったら嬉しいですか?
西田 “生きること”が楽しくなるといいですよね。落ち込んだり、悩んだり、「私なんか」って自信を失うことも多々あるけれど、「私も捨てたもんじゃないな」って自分のことをもっと好きになってもらえたらいいなって思っています。
香音 同世代のほのかちゃんがぶち当たる壁はきっと、ノンノ読者のみんなにも共感してもらえると思うんです。だからこそ、ほのかちゃんの背中を押してくれる郁子さんにはパワーをもらえると思うし、一緒に強くなれる気がする。
西田 ストーリーもとても面白いので、単純にそれを楽しんでもらってもいいしね。
香音 笑って、泣いて、スカッとして、「明日も頑張ろう」って思ってもらえたら嬉しいです!