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naco
2026.05.16
今回は、私が仙台を訪れるたびに必ず立ち寄る、鮨処『仙令鮨 3階店』をご紹介します!
出張や旅の目的地として人気の街、仙台。
駅に降り立つと、多くの人がお目当ての「牛たん」へと足を向けますが、おすすめはお寿司。
「地元の本当に美味しいものを食べたい」という大人にこそ、牛たんではなく、宮城の海の恵みを一瞬で味わえるお寿司を猛烈にプッシュしたいのです。
仙台駅構内には『仙令鮨』が2店舗あります。1階店はテーブル席を構え、セットメニューを中心にゆっくりと楽しみたい方向け。
対して今回ご紹介する3階店は、職人さんが目の前で一貫ずつ、自分好みのネタを握ってくれる「立ち食いスタイル」。

実はこの『仙令鮨』、東北で圧倒的な信頼を得る鮮魚の老舗「仙令平庄」が直営するお店。宮城・塩釜港をはじめとする近海で獲れた一級品のネタが毎日直送されるため、クオリティの高さは間違いなし。それが立ち食いならではの驚異的なコストパフォーマンスで、新幹線に乗る前のわずかな時間にサクッと楽しめるのが最大の魅力✨
平日18時半頃の訪問でしたが、回転率が良いため待ち時間なしでカウンターへ滑り込めました⏱
席に着いたら、まずは宮城の銘酒「萩の鶴 純米吟醸」をオーダー。
お米の上品な旨味がありながら、後味はすーっと軽やかに抜けていく。お寿司の繊細な味を決して邪魔せず、むしろ輪郭を引き立ててくれるような素晴らしいペアリングです。

目の前のショーケースに美しく並ぶネタを眺めつつ、まずは店頭の黒板に書かれていた「本日のおすすめ」を中心にオーダーを組み立てます。
今回はGW前の訪問ということもあり、店長イチオシの「生桜えび」や「松川かれい」といった、この時期しか出会えない春の味覚がラインナップされていました。


注文が入ると、職人さんが小気味よい手捌きでポン、ポンと目の前に握りを置いてくれます。頼んだ順に握ってくださるので、まずは「活あわび」「本鮪かまとろ」「ひらめ」「生桜えび」「松川かれい」を。

近海ものの「ひらめ」や「松川かれい」は、感動するほどフレッシュで身が締まっています。季節を映した「生桜えび」のぷちぷちとした食感と甘みを堪能した後は、本日の主役、「本鮪かまとろ」へ。
ピンク色の美しい霜降りを口に運んだ瞬間、体温で脂がじゅわっと優しく溶けていく……。冷えた「萩の鶴」で贅沢に流し込む瞬間は、まさに大人の出張帰りに許された最高のご褒美です(笑)
続いて、きめ細やかな脂が炙ることでさらに香る「金目鯛炙り」、心地よい食感の「子持ち昆布」、そしてマグロ本来の濃厚な味わいを楽しめる王道の「本鮪赤身」を。一貫一貫のクオリティが高く、どれも上品で洗練されています。

最後は、海の宝石をそのままいただくような「雲丹」と「いくら」を。

濃厚な雲丹の甘みといくらの塩気がお口の中で弾けた後は、魚の旨味がぎゅっと凝縮された、温かい「あら汁」でホッと一息。大大満足のフィニッシュです。

『仙令鮨 3階店』の一番の魅力は、「好きなものを、好きなだけ、サクッと手軽に」食べられるそのスマートさ。
日本酒を一杯傾けながら、近海の旬のネタを自分のペースで板さんに伝えるライブ感は、一度体験すると病みつきになります。
仙台駅直結というこれ以上ない利便性なので、出張や旅行で仙台を訪れた際は、ぜひ新幹線に乗る前に暖簾をくぐってみてくださいね。
仙令鮨 3階店