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No.049 えむのブログ

No.049 えむ

No.049 えむ

大学4年生/奈良県出身

身長:165cm
推し:最推しは櫻井ももちゃん(≠ME)。マンガ、小説、アイドル、ミュージカルなど多方向に好き好きビーム放出中♡

二次元の海に溺れつつ、美術館やカフェによく出没する多趣味人間です。日々溢れる“好きときめき”を共有したいです!

【オランダ旅行】チケットは即完売! アムステルダム国立美術館の「史上最大規模」のフェルメール展に潜入してみた

チケット即完! 世界が注目する「史上最大規模」のフェルメール展

 2023年2月10日〜6月4日の間、オランダのアムステルダム国立美術館にてフェルメール展が開催されています。世界中の美術館から集めたフェルメールの作品をたっぷり28点も展示する今回のフェルメール展は「史上最大規模」とうたわれています。

 西洋絵画ファンとして見逃せない!と開催が発表されたときからチェックしていた私。しかし、チケットは発売即完売。気づいた時にはもう手遅れ……かと思いきや、奇跡的に追加販売分のチケットを手に入れることができました。

 本当に嬉しい! と心を躍らせながら、フェルメールに会うためだけにアムステルダムにGO。
アムステルダム国立美術館
ちょうどチューリップの時期でした! オランダのチューリップは鮮やかで綺麗。
 こちらがアムステルダム国立美術館。レンガと屋根の雰囲気が、THE・オランダ〜な素敵な外観です。

いざ入館。まずは常設展からじっくり鑑賞

 フェルメール展のチケットは時間指定で、私が入手できたのは夕方からのもの。
 せっかく訪れたので、まずは常設展から見て回ることにしました。
レンブラント《夜警》
高校生の頃、世界史の教科書で見ていたあの絵が目の前に。
 レンブラントの《夜警》にご対面。

 知らない画家の知らない作品から好きなものを見つけるのもワクワクする一方で、誰もが知る、いわゆる名画を生で鑑賞することにもまた別のワクワクがあります。クラス替えで、知り合いの姿を発見したときのような高揚感に近い……かも?

 実際に見ることで細部の筆使いなど、新たな発見があったり。教科書や本でまた再会したときに、今度からは「この絵、実物見たことあるよ!」と言えるのもシンプルに強い。

 常設展ではこの他に、ゴッホの自画像なども見ることができました。オランダは日本とも関わりが深いので、日本に関する美術品が展示されていたことも印象的でした。

《牛乳を注ぐ女》に《窓辺で手紙を読む女》、圧巻のフェルメール展

フェルメール展 ポスター
 ついに、その時がやってきました。
 オンラインチケット、つまりスマホを握りしめてフェルメール展の会場に入場する列に並びます。とはいえ、チケットの数が限られていたので、それほど混雑はしていませんでした。
フェルメール 《牛乳を注ぐ女》
 かの有名な《牛乳を注ぐ女》。こちらの作品はもともとアムステルダム国立美術館に所蔵されています。

 フェルメールって本当に絵が上手いんですよね……。
 あまりに細部まで丁寧に描かれた絵画には、思わずじっと見入ってしまいます。
フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》
 こちらはドレスデン国立古典絵画館所蔵の《窓辺で手紙を読む女》。この作品は、2022年に「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」で来日していて、私もそのときに一度お目にかかっています。
 そのときはまさかオランダで再会することになるとは思っていませんでしたが、何度見ても魅力的な絵画。

 他にも《信仰の寓意》という作品も、一度日本で見ていたり……28点の中にはいくつか、「初めまして」ではないものもありました。しかし、こんな風にフェルメールの作品が一度に会することはなかなかないので、圧巻の光景でした。
フェルメール 《地理学者》
 シュテーデル美術館所蔵の《地理学者》。

 フェルメールはもともとその生涯において遺した作品が少なく、今回の展覧会ではその大半が展示されていましたが、それでも28作品。そのため、ひとつひとつの作品に時間をかけて、ゆったりと鑑賞することができたのが嬉しかったです。

 このためにアムステルダムを訪れた甲斐があったと思える、充実の内容でした。

番外編:《真珠の耳飾りの少女》に会いに行く

 ところで今回のフェルメール展にはあの《真珠の耳飾りの少女》も出展されていたのですが、その出展期間は会期の前半の短い期間で、私は間に合いませんでした。すでにデン・ハーグのマウリッツハイス美術館に帰ったあと。

 しかし、オランダまで来たのに、《真珠の耳飾りの少女》を見ないで帰るなんて、そんなもったいないことはできません。
フェルメール 《真珠の耳飾りの少女》
この日は国民の祝日〈キングス・デー〉だったからか、美術館はガラ空き。名画を独占状態でした。
 というわけで、デン・ハーグまで移動! これで思い残すことはありません。

 短い期間でこんなにもたくさんのフェルメールの絵画を見ることができて、大満足のオランダ旅行でした♡

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