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No.049 えむのブログ

No.049 えむ

No.049 えむ

大学4年生/奈良県出身

身長:165cm
推し:最推しは櫻井ももちゃん(≠ME)。マンガ、小説、アイドル、ミュージカルなど多方向に好き好きビーム放出中♡

二次元の海に溺れつつ、美術館やカフェによく出没する多趣味人間です。日々溢れる“好きときめき”を共有したいです!

今、絶対観るべき映画。『カラオケ行こ!』の見どころ、原作マンガとの違いは?

映画『カラオケ行こ!』が最高だった件。

 2024年1月12日に公開された、映画『カラオケ行こ!』。和山やまさんの原作マンガ(同名)を綾野剛さん、齋藤潤さんのW主演で実写化した作品です。

 もともと和山やまさんのマンガが大好きな私は「実写化、どうなるんやろ……」公開前からドキドキソワソワしていました。そして、先日、念願叶って、劇場のスクリーンで観ることができました。その感想はというと、

あまりにも良すぎる! 最高! 何がなんでも多くの人に観てほしい!

 早くも、2024年のマイ・ベスト・ムービーにランクイン決定しそうなくらい、笑いも涙もときめきもギュギュッと詰まった作品でした。

 ということで、この記事では、そんな映画『カラオケ行こ!』の個人的見どころや、原作マンガとの違いなどを紹介したいと思います。(これから観に行く方が読んでも、十分に映画を楽しめるような内容だけお伝えするつもりですが、ネタバレを敏感に気にされる方は、ご注意ください!)
カラオケ行こ! ビジュアル

『カラオケ行こ!』のあらすじを簡単にご紹介

 『カラオケ行こ!』の原作はKADOKAWAから刊行されている、和山やまさんによるマンガ。簡単にひとことでまとめると、

合唱部部長の中学生男子が、なぜかカラオケでヤクザに歌のレッスンをする羽目になる話

です。もう、設定からしてツッコミどころ満載でワクワクしますよね!?

あらすじ(公式サイトより引用)

「歌がうまなるコツ教えてくれへん?」
 歌が上手くなりたいヤクザの男がレッスンを頼んだのは真面目だけど毒舌な中学生!?

 合唱部部長の岡聡実(おかさとみ)はヤクザの成田狂児(なりたきょうじ)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?

映画『カラオケ行こ!』の個人的見どころ3選

① 綾野剛さん演じるヤクザ「成田狂児」の色気

 とにかく、綾野剛さんがハマり役。狂児が聡実くんに話しかける優しげな声色が特に好きで、その優しい声の響きや視線の送り方に、大人の男の色気が溢れ出ていてたまりませんでした。
 また、原作を踏襲したシュールなシーンも全力で演じてくださっていて、コミカルな動きは思わず笑ってしまうほど。カッコよさと面白さで、まさにギャップ萌えでした。

 また、この作品は狂児を含め、ヤクザたちがちゃんと「めっちゃ怖く」表現されているのも魅力のひとつ。ごく普通の中学生である聡実くんとヤクザの狂児、本来交わるはずのなかったふたりが仲を深めていく様子に心が揺さぶられます。

 そして、これは余談ですが、綾野剛さんの足が長い。長すぎる。私の友人は「足が2kmやった」と言うてました。いや、これ、ほんまに。

② 齋藤潤さん演じる「聡実くん」が可愛すぎる

 思春期真っ只中、悩める中学生の聡実くんが、とにかく、終始、可愛すぎるんです。
 ヤクザに怯えたり、かと思いきや懐いたり。ケンカして狂児を突っぱねたと思いきや、寂しがってみたり。この、喜怒哀楽がころころ変わる、思春期そのものの聡実くんの心情がスクリーン越しに手に取るように伝わってきて、よかったです。

 狂児とのやりとりはもちろん、部活の仲間たちや家族とのシーンも印象的でした。齋藤潤さん演じる聡実くんの、等身大の中学生らしいみずみずしさが、この映画の核になっていたように思います。

③ 映画ならでは! カラオケシーンを音ありで楽しめる

 正直、原作のあのカラオケシーンを「音」で楽しめるというだけでも、実写版を観る価値がありました。
「裏声が気持ち悪い」と聡実くんにバッサリ言われてしまった狂児の歌声はもちろん、他のヤクザたち、そして聡実くんの歌唱をリアルに体感できます。

 特に、「声変わり」というどうしようもない壁にもがきながらマイクを手に取った、聡実くんの歌唱シーンは必見! 私はここで胸を打たれました。

原作マンガと映画版はどう違う?

 原作と映画では、細かいところまで見ていくと様々な相違点があるのですが、私は映画版は「原作の雰囲気はそのままに、青春の要素をギューッと色濃く抽出している」と感じました。
 原作では、マンガならではの軽やかなテンポで進み、くすっと笑えるシュールギャグの要素も強いのですが、映画版ではどちらかというと聡実くんの葛藤や、狂児との関係性、それによる心の揺れ動きなど、ふたりのカラオケボックスで築いた「一度きりの青春」に重心が置かれています。

 そして、それに合わせて、合唱部の他の部員たちのキャラ付けや、「映画を見る部」など映画版オリジナルの要素が付け足されています。

 私は、マンガも映画も、ぞれぞれ違った良さがあると感じたので、ぜひどちらも見てみてほしいです!
カラオケ行こ! ポストカードとチケット
入場者特典はポストカードでした!
 みなさん、次の休日は『カラオケ行こ!』を観に行ってみては?

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