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友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.23「2023-24シーズン開幕インタビュー」<フィギュアスケート男子>
フィギュアスケーター友野一希選手の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載がスタート! 最近買ったもの、気になっていることのほか、競技に関することや、近況などを貴重なオフショットとともに報告!
友野一希の「トモノのモノ語り。」
友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.27「 定番スニーカー後半戦と、シーズン初戦報告!」<フィギュアスケート男子>
2023.09.13 更新日:2023.11.22
vol.27 定番スニーカー後半戦と、シーズン初戦報告!
こんにちは、フィギュアスケーターの友野一希です。
僕の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載「トモノのモノ語り。」第27回目です。
vol.26に続き、マイ定番スニーカー後半戦。自分の中の定番7足をご紹介!
近況では、「ワンピース・オン・アイス」名古屋公演や、初戦を終えた感想をご報告します。
スニーカーブーム到来中! MY BEST BASIC<後半>
僕はその日着る服装を決める時、めちゃくちゃ悩むタイプ。鏡の前であーでもない、こーでもないとなるのも日常茶飯事。そこに時間をかけちゃうこともあって、靴はその時玄関に出ているものをぱっとはく、くらいがちょうどいいんです。
だからこそ僕がスニーカー選びで重視するのは、どんなコーデでもさまになる靴。今回の特集でピックアップした11足はいつも僕を助けてくれる子ばかりです。ユニセックスのアイテムも多いので、秋に向けてスニーカー選びの参考にしてみてくださいね!
CONVERSE
ALL STAR
ででん!
後半戦はコンバースからスタート。
コンバースの大定番といえば、1917年にバスケットボールシューズとして誕生した「オールスター」。知らない人はいないんじゃないかというくらい、王道中の王道ですよね。
店頭でよく見かけるのはベーシックな現行版のオールスターですが、それ以外にも復刻版、ハイエンド版などオールスターひとつとってもたくさんの種類があり、マジで沼なんです。僕もたくさん持っているのですが、その中から絞りに絞って「チャックテイラー」のUSA製と日本製を1足ずつ紹介します。
チャックテイラーとは?
チャックテイラーとは、1930年~1970年代に作られたオールスターのこと。
コンバースにはアメリカのコンバースと、日本のコンバースジャパンの2つの会社があり、どちらからもチャックテイラーの復刻版が出ています。そのUSA企画が「CT70」、日本企画のものが「コンバースアディクト」です。
CT70
USA企画のチャックテイラーの復刻版「CT70」
まずは前にもおすすめしたことのあるCT70。
1960~1970年代に作られたチャックテイラーを忠実に再現したもので、頭文字を取ってCT70と呼ばれています。
アメリカ、日本とそれぞれ別会社となることを背景に、USA製のコンバースは日本では販売できない決まり。ゆえにとても手に入りづらいのですが、その分希少価値が上がり、とても人気のモデル。僕のはアメリカに行った時に買ったものです。
現行のコンバースとの違いはいろいろあるのですが、つま先の部分がしゅっとしていてスリムな分、スタイリッシュな感じに。
もともとバスケットボールシューズとして生まれたものなので、親指と小指の部分には補強のための当て布がついているのもチャックテイラーの特徴の一つ。
現行のものと比べソールが厚くクッション性も高いので、長時間はいても疲れないのも有難いんですよね。
それからCT70はとにかく何にでも合うのが魅力。特にラバーのカラーが渋めなこともあって、僕がよく着るヴィンテージの服とすごく相性がいいんです。気づいたらはいちゃう万能選手、それがCT70です。
ADDICT/CHUCK TAYLOR
日本企画のチャックテイラーの復刻版「アディクト」
僕のコンバースコレクションに新たに加わったのが日本企画のチャックテイラー。
今年4月に発売された「コンバース アディクト」の「チャック テイラー レザー OX」です。
コンバース アディクトは、当時のシルエットを踏襲しながら機能面を最新にアップデートさせたもの。コンバースの最上位に君臨する究極のシューズラインです。
ちょうど日本のコンバースも欲しいなと思っていたこともあり、このスニーカーの発売を知った時はめちゃくちゃテンション上がりました。なんてったって大好きなコンバースと、大好きなレザーという最高の組み合わせ! 忘れないように発売日をスマホのカレンダーに登録して、今か今かと楽しみに待っていたんです。
いざはいてみると、デザインはクラシックなのに、はき心地は超快適。
つま先部分のトゥキャップが小さめだったり、当て布がついていたりと細部までしっかり再現されていて超かっこいい。
現行のオールスターのシューレースはポリエステル製ですが、こちらはコットン製。色も真っ白ではなく生成っぽい昔ながらの雰囲気で、自分の好みどんぴしゃ。
機能面での進化は凄まじく、登山靴にも使用されている滑りにくいビブラムソールを使用していたり、フィット感、吸収性に富んだソールを組み合わせていたりと、ブランド最高峰のラインだけあって超ハイスペック。
こちらのコンバースはレザーなので、コーデにちょっと遊びが欲しい時や、モードっぽい気分の時にはく用にして、うまく使い分けていこうかなと思っています。
次に買うなら「U.S. ORIGINATOR」
他にも欲しいのがたくさんあって、今気になっているのがコンバースジャパンから出ているアメリカンヴィンテージテイストを再現したコレクション「U.S. オリジネーター」。
ラバー部分の艶や、コットンの紐など、ヴィンテージのような作りになっているのに価格はかなりお手頃というのもポイント。以前試しばきをしたら、クッション性が高くてふっかふか。あのはき心地は忘れられません。
あとは日本のコンバースのぼてっとした形も欲しいんですよね。日本の現行のコンバースはつま先のトゥーキャップの部分が大きくぼてっとしているんですが、昔のアメリカのヴィンテージも同じような雰囲気なんです。意外と日本のほうが昔のコンバースをリスペクトしてる感じがあっていいなと。
気になるものを挙げ出したらきりがないくらい大好きなコンバース。これからもこの沼から抜け出すことができそうにありません……。
Onitsuka Tiger
TIGER GRACIA
でぇん!
続いては大好きなオニツカタイガーからちょっとひとひねりあるデザインをセレクト。
スニーカーだけどブーツみたいに使える靴が欲しいな~と思っていた時に見つけたのがこの「タイガーグレイシア」。
オニツカタイガーは昔の競技用シューズを現代的にアレンジしたシューズが多いのですが、これはレスリングシューズからインスピレーションを受けた一足です。
一際目を引くモードチックなデザインで、これはもうひと目惚れでしたね。国別対抗戦のバンケットではいていたのもこの子。きれいめなコーデに合わせるといいアクセントがついて超かっこよくなる魔法のような靴なんです。
またオニツカタイガーの靴はソールが薄めで、それがお気に入りの理由の一つ。僕ってトレーニングシューズみたいに底が薄めの平たいデザインが好きなんですよね。vol.26で紹介した「コルテッツ」もですし、ローテクスニーカーに惹かれがち。
周りから「スケート靴みたい」と言われることもあったり、ちょっと珍しいデザインなのではくのにちょっと勇気がいるんですけど、意外とはいたらすっとなじむので、モードに仕上げたい気分の日に重宝しています。
最近モードなファッションにはまっているのでギャルソンにも合わせたいし、あえてデニムに合わせてはずしで使ってもよさそう! この靴がぴったりの季節がやってくるのでこの秋冬もっとはいてあげたいと思ってる子です。
あとは前編で少し触れたナイキのコルテッツと起源が同じ「タイガー コルセア」も欲しいなと思っていて……。
同じ形のスニーカー、ナイキではくか? オニツカではくか? と一人悩む時間もちょっと楽しくないですか?(笑)
New Balance
でーでん!
僕の愛するニューバランスからは3足をピックアップ。
好きなスニーカーブランドはたくさんありますが、モノ作りにおいて一番好きなのはニューバランス。はくと一つ一つこだわって作られているのがよくわかるんです。
ニューバランスは、もともと偏平足などを直す矯正靴のメーカー。はいた人に”新しいバランスをもたらす“というブランド名通り、一度体験したらもう知らなかった頃には戻れないというくらい素晴らしいはき心地のスニーカーを作るブランドです。
M992
1足目は僕が最初にノンノに登場した時に紹介したスニーカー。あのスティーブ・ジョブズも愛した名品「992」です。
ニューバランスには、その時代の一番よいシューズを作るというテーマのもとに作られた「990」シリーズというものがあり、「992」はその9代目。2006年にニューバランス創立100周年を記念し誕生しました。
ニューバランスのあらゆる技術を詰め込んだ最高の作品で、2020年に復刻される前はかなり希少だったモデル。スニーカーははいてこそなんぼだと思っている僕でさえ、はく時はちょっと気を遣います。
小さめのNマークや、MADE IN USAを示す背面の“USA”のロゴなど、細部までとことん僕のツボを押さえた特別なスニーカー。これからも大切にはいていきます。
M1906R
続いては2022年に登場した「1906R」。ブランドの創業年を名前にしたハイスペックランニングシューズ「1906」をアップデートさせた新モデルです。
Nのロゴと靴紐を連動させることで足全体をホールドしてくれるN lock機能のほか、ソールには衝撃吸収素材を組み合わせて使っていたりと、超ハイテク!
つま先や、背面のロゴなど、360度どこから見ても惚れ惚れしてしまうスニーカーです。
ダークトーンでかっこいいファッション性の高いデザインだけど、トレーニングシューズのような雰囲気もあって、どこまでもバランスがいい子。
スポーティなのにモードな雰囲気も放っているので、洋服の世界観を崩しすぎないのも優秀。
テック系や機能性にふったファッションとも相性がいいですし、練習中にはくことも。購入してからまだ1年も経ってないのですが、気軽にはけるかっこいい靴枠としていつも活躍してくれています。
M2002RM I
「ニューバランス」ラストは「M2002RM I」。一番新しく入った子で、これはスニーカー??? と思わず頭にはてなが浮かんじゃう、ちょっと一癖あるアイテム。
「M2002R」というかっこいいモデルがあるのですが、それを大胆にアレンジ。シューレースを取り、かかと部分をなくしたサンダルのようなデザインになっています。
パーツがない分すっきりしていますが、ニューバランスらしいボリュームは健在で、存在感のある仕上がり。コーデを勝手にカジュアルダウンさせてくれるアイテムで、写真みたいに軍パンと組み合わせてもいいし、もちろんデニムだってOK。
はくのも脱ぐのも楽ちんなのに、ぱっと見はスニーカーに見えるので買ってよかったなとはく度に思っています。
それからスニーカー気分でサンダルをはけちゃうのもいいところ。
サンダルってたくさん歩くと疲れる時もあるけど、これはニューバランスの吸収性の高いソールを使用しているのではきごこちがよくて、スニーカーとサンダルのいいとこ取りの欲張りな商品。
ちょっと外に出る時など、がっつりスニーカーをはきたくないっていう気分の日は絶対にこれ。とにかく使い勝手がよく、かっこいいのに便利の一言!
これからも気が付いたらこの子ばかりはいてるなということになってしまいそうです!
VANS
OLD SKOOL
これは3、4年前にミーシャ(・ジー)にもらった思い出の品。一緒にアウトレットに行った時に「かっこいいなあ」と見ていたら「買ってあげようか」とプレゼントしてくれた大切なものなんです。
VANSといえばスケボーのイメージが強いと思いますが、そのきっかけは最初のモデルである「オーセンティック」を有名スケーターがカスタマイズしてはいていたこと。その後改良を重ね耐久性を強化し生まれたのがこの「オールドスクール」。VANSを象徴するサイドのデザイン「ジャズストライプ」が初めて施されたモデルでもあります。
僕が持っているのは通常のオールドスクールをさらに軽くしたモデル。ソールの素材を変えることでなんと44%も軽くなっているので、快適なはき心地。
ストリートっぽいテンションの日はこれを合わせておけば間違いない。最近はなかなかはく機会がなかったけど、今見るとまたはきたいなって思えるようないつまでも色あせない魅力があります。
この夏の大賞を選ぶなら?
さてさて最近の一軍スニーカー11足を紹介しました。
どれも大好きだけど、大賞を選ぶとしたらやっぱりナイキの「コルテッツ」。映画『フォレスト・ガンプ』にも登場した一番クラシックなカラーは、ストック分を買い足しておきたいと思うくらいのお気に入りだし、こんなに自分の好きが詰め込まれた靴に出合えたのは久しぶり。
この春夏たくさん一緒に過ごしたことで、僕の思い出が詰め込まれた靴にもなりました。これからもがんがんはいて、このスニーカーに自分の歴史を刻み込んでいけたらなと思います。
「ワンピース・オン・アイス ~エピソード オブ アラバスタ~」
役を演じることで知った新しい喜び
コーザ役として出演した「ワンピース・オン・アイス」が無事に終了。
また日常へと戻ってきたわけですが、未だに夢から覚めない不思議な気分。期間中は実際夢にも出てきたし、終始夢の中にいるようなそんな素敵な時間だったと思います。
全公演が終わった後はいつもとはまた違う大きな達成感があって、シーズンに向けより気を引き締めていかなければと決意を新たにしました。
思い出はたくさんありますが、特に感動したのは周回の時。以前は選手名で呼ばれていたのが最終公演ではそれがキャラクターの名になっていたこと。みんなが僕たちを『ワンピース』のキャラクターの一人という認識で接してくれているということが伝わったし、これこそが「ワンピース・オン・アイス」が成功した何よりの証拠だなと感じました。
最初はこのショーをきっかけに僕のことも知ってもらえたらと思っていましたけど、「コーザかっこよかったな」と思ってもらえるだけのほうがうれしかったり。友野くんと呼ばれないことが幸せという新しい快感を知ってしまいました。
もちろんショーが終わった後は、いろいろ調べてもらって、そこから応援していただいたらとても光栄なんですが、あの役を誰がやっていたのかというのも気にならないくらい、ただその空間にルフィやコーザがいたと思ってもらえたことが喜びでした。
コーザへの愛情
前回の近況報告で、実際演じてみてコーザというキャラクターをとても好きになったという話をしたと思いますが、その思いは名古屋公演を通してもっと強くなりました。
コーザはただ熱いだけじゃなく、みんなから慕われていて、いざという時についていきたくなるような素晴らしい人間性の持ち主。そしてとても心優しい人物でもあるので、エンディングの時にはそんな一面も意識して演じていました。
最初は麦わらの一味いいなあと思っていたけど、今は心から誇りがもてるし、コーザは自分を一回り成長をさせてくれた、かけがえのない存在だと思います。
どれくらい好きかというと実は今、スマホの裏にファンの方にいただいたコーザのカードとシールを入れているんです。それくらい愛情があるし、コーザが幸せだといいなって、そんな風に願うほど彼のことを大切に思っています。
初戦 全大阪Ⅱフィギュアスケート選手権大会
初戦を終えた感想
「ワンピース・オン・アイス」名古屋公演の前には、今シーズン初戦となる全大阪Ⅱに出場。一言で言えばぎりぎりでした。よくできたなと思います。
よかった点は、後半をしっかりまとめることができたこと。試合を迎えるまでの間は、まず後半を固めるという練習に集中していたのでそれが本番でも出せたことに安心しました。
後半という土台がしっかりあるからこそ、次回は前半を思いきっていけるようにしたいですし、4回転の確率を上げつつアップデートしていきたいです。
今回はパンクもあり、転倒もあり、3回転になってしまったところもあり……と、自分としては30%もいかないくらいの完成度。次戦は昨年リベンジを誓ったネーベルホルン。必ず再訪したいと思うくらい素晴らしい場所だったので、今回はそこでちゃんとメダルをとって、楽しい気持ちで帰ってこられたらと思います。
翌週の近畿選手権にエントリーしていますが、その後にジャパンオープンが控えていますし、さすがにハードなので今回はパスすることになっています。
フリープログラム「Halston」で表現するイメージと衣装
フリー「Halston」で表現したいのは、曲自体の世界観。
この曲が収録されているアルバム『Lionheart』のジャケットには森の中にピアノがぽつんと置かれているのですが、その風景をそのままイメージしています。曲の中には自然の音が入っているので、僕もその自然の中の一つとして存在するよう。美しい森の中に光がすっと射し込み、そこでなにかを考えたり、表現したりするようなイメージでこのプログラムを滑れたらと思っています。
それから、フリーの衣装よくない?っていうのも今回の試合の感想の一つです(笑)。
デザイナーの渡辺浩美さんには、曲の世界観を広げてくれるような素敵な衣装を作ってもらいました。
着てみたかったテイストでもあるし、シックでモード感があってクールで……気持ちが引き締まる衣装。
今回は「つなぎデザインで、シックな感じで、体の流れが見えるようなもの。シンプルだけど生地の質感の変化で魅せるようなイメージで」とリクエストしたのですが、それをしっかり汲み取ってくださって、ストーンなどキラキラの装飾もめっちゃいい感じに付けてもらいました。着ててとてもテンションが上がりますし、あの衣装で今シーズンいい演技ができたらいいなと思っています。
念願のトークイベント
初めての単独トークショー!
それからこの話も少しだけ。
先日僕の夢でもあったトークショーを開催していただきました!
今までゲストとして出演させていただくことはあったけど、自分のトークショーに来てもらうという形はほぼ初めて。実際にファンの方に目の前で会って交流させていただく機会はあまりないですし、皆さんのスケートへの愛や自分に対する思いを感じることができて幸せでいっぱいでした。また来シーズンもできたらなと思います。
本格的にシーズンが始まる前にたくさんの方が応援してくれているというのを改めて実感する機会となり、より気が引き締まりました。これから少しでもスケートで返せたらなという気持ちで今シーズン頑張っていきたいです。
トークショーの内容については、『ワールド・フィギュアスケート』に掲載されるので、ぜひそちらもチェックしてみてください!
新「TOMONO」グッズ発売!
新グッズ!!!!
出ます!!!!? https://t.co/fNqfLxEo7Y— Kazuki Tomono (25)? (@naniwatomono) September 4, 2023
イベントの最後には新グッズのお披露目も。
今回は自分の趣味全開! 作りたかったものを自由に作らせていただきました。
一つ目はミルクグラスのマグ。
ヴィンテージになりそうなコップが作りたいなと思い、ミルクグラスを作ってもらえるところを探してもらいました。電子レンジで使えなかったり重かったりと不便な面が多く、取り扱い注意のアイテムではあるのですが、それ以上に魅力が詰まった素敵なものが完成したと思っています。今までなかったタイプのグッズで、作ることができてとてもうれしいです!
二つ目はトートバッグ。
めちゃくちゃお気に入りで、すでに毎日愛用中。
ボディと同色の刺繍なので一見目立たないように見えるんですけど、実物はもうめちゃくちゃ可愛いんです。
文字によって刺繍の向きが違うので、光が反射した時の光沢感もすごくかっこいい。サイズも結構大きめになっていて、とても使いやすいと思います。
最後は「KAZUKI」バナータオル。
前回の「TOMONO」バナーと同じ世界観でつくってもらいました。「KAZUKI TOMONO」でも「TOMONO KAZUKI」でもいいので、二つをつなげて楽しんでいただければと思います。
このグッズは「ジャパンオープン」、「カーニバル・オン・アイス」で販売される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
いざ新シーズンへ!
夏ももう終わり、まもなく秋! 僕も気持ちを切り替えてシーズンに臨みます。
でも思い返してみると、国別対抗戦が終わった4月からもうずっと同じ感じでやってきたので、春とか夏とかいう感覚もなかったですね。怒涛の日々で、もう一つのシーズンを戦い抜いた感じ。忙しさはありましたが体調を崩すこともなかったし、今年はバチバチに元気に過ごせました。
競技の練習に戻るとやっぱり練習って楽しいなと思うし、また一から頑張れそう。
まずは次戦のネーベルホルンに向けて、毎日できることを全力でやっていきます!
今シーズンも応援どうぞよろしくお願いします。
from 友野一希
今後のスケジュール
・ネーベルホルン杯
9月20日~23日/ドイツ・オーベルストドルフ
・ Japan Open 2023 3地域対抗戦
10月7日/さいたまスーパーアリーナ
・カーニバル・オン・アイス 2023
10月7日/さいたまスーパーアリーナ
そんな風に言ってくださってありがとうございます。でも僕、スケジュール管理は死ぬほどへたです! 予定を忘れてしまったり、Wブッキングしちゃったり、お仕事でやらかしてしまったことも多々あります。なのでこれは僕の悩みでもあり、人にアドバイスできる立場ではないということがまず一つ。
その上で一緒に解決法を見つけていくなら……そうだな~難しいね~(泣)。
まずタイムマネジメントについては、スケジュールを組む時に絶対にやらないといけないことを明確にすることでしょうか。
僕の場合はそれが練習。その時間を削ったり、中途半端にしたりするようなことはあってはならないから、それを軸に据えた上で他の予定を入れるようにしています。
だからお仕事でも趣味でも一番大切なタスクを決めて、それを中心に1日の予定を組んでいくと、今やるべきことがクリアになるし、管理もしやすくなるはず。
あとは、どれだけたくさんやることがあったとしても、つべこべ言わずに目の前のことをやっていくしかないんですよね。
よく効率とか、かしこいスケジュール管理法なんて言いますけど、僕はそういうの全然信じてなくて、うさんくさいと思ってる。テクニックなんかじゃなくて、やるべき課題に集中して、一つ一つ完遂すること。前に進むにはそれしかないと思っているし、迷っている暇なんてないんです。
なーんて言いながら僕もスマホをいじりながらダラダラ時間を溶かしていることもあるんですけどね(笑)。
お仕事って本当に大変だと思うし、僕にはわからないことがたくさんあると思うんですけど……僕も一緒に頑張るので、とにかく目の前のことをクリアしていきましょう!
語り/友野一希 取材・構成/轟木愛美
Profile
フィギュアスケート選手 |
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。上野芝スケートクラブ所属。
趣味は古着屋巡り、サウナ。自分らしいスケートを追求し、唯一無二の武器へと変えてきた25歳。観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
日本フィギュア界の“いい兄ちゃん”的存在で、後輩からの信頼も厚い。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年競技以外で見せる魅力にも大きな注目が集まる。
2022-23シーズンは全日本選手権で初の表彰台、自らの力で世界選手権出場を果たし自己ベストを更新するなど一歩一歩確実な成長を見せ、新シーズンへの期待が高まるばかり。
オフシーズン中はありとあらゆるアイスショーに出演。各ショーの性格に合わせた多彩なパフォーマンスを見せ、観客を惹きつける。初めてキャラクターを演じた「ワンピース・オン・アイス」での熱演も各界で話題沸騰中。
今シーズンはあえて自分の苦手とする部分を前面に出すプログラムを用意。輝く個性+αの武器を求め、自分の成長に貪欲に進んでいく。
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権威ある四大陸選手権で初のメダルを獲得し、世界選手権でも存在感を見せつけ勢いに乗る彼に独占インタビューを敢行。
アイスショーを終え、大阪に戻られたばかりの4月。拠点の浪速アイススケート場にお邪魔して貴重なお話を伺った。
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Kazuki Tomono 友野一希
フィギュアスケーター
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを目指す男子シングル日本代表。感情をスケートにのせ、観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
古着、サウナ、インテリアショップ巡りなど多彩な趣味をもつ26歳。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年は競技以外で見せる魅力にも注目が集まる。
表現の名手であり、オフシーズンはアイスショーに引っ張りだこ。各ショーの特性に合わせた多彩なパフォーマンスでエンターテイナーぶりを発揮している。
新シーズンは「競技者としてより高みへ」をテーマに練習に励む日々。今季のフリープログラムは『Butterfly』。さなぎが蝶へと変化するように、彼もまた、圧倒的変化を求め日々成長中。その美しき進化に出会える日はもうすぐそこだ。
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