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友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.23「2023-24シーズン開幕インタビュー」<フィギュアスケート男子>
フィギュアスケーター友野一希選手の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載がスタート! 最近買ったもの、気になっていることのほか、競技に関することや、近況などを貴重なオフショットとともに報告!
友野一希の「トモノのモノ語り。」
友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.26「MY BEST BASICスニーカーと真夏のアイスショー報告、コラントッテ撮影レポ」<フィギュアスケート男子>
2023.08.23 更新日:2024.05.23
vol.26 定番スニーカーと真夏のアイスショー報告
こんにちは、フィギュアスケーターの友野一希です。
僕の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載「トモノのモノ語り。」第26回目です。
今回は久しぶりのファッション愛爆発回。マイコレクションの中から厳選した定番スニーカーをたっぷり紹介!
近況パートでは、怒涛のアイスショー期間のあれこれや、新プログラムについて、最近のハッピーな出来事など、過去一のボリュームで皆さんにご報告!
「お気楽お悩み相談室」に、「コラントッテ」さんのWebマガジン撮影のビハインドまで、大充実の内容になっていますので、ぜひ最後までしっかり読んでくださいね。
スニーカーブーム到来中! MY BEST BASIC<前半>
最近自分の中で空前のスニーカーブームが到来中。秋冬は革靴が多かったということもあり、反動でスニーカーへの愛が止まりません。
世の中には欲しいスニーカーがごまんとあって、気付いたらどんどん増殖中。今日はその中から定番の11足をご紹介。語り出したらやばい文字数になってしまうので、前後編に分けてお送りします。
NIKE/CORTEZ
でん! まずは「ナイキ」から4足をレコメンド。
というか前編はナイキの歴史にフォーカスしつつ、ナイキオンリーでお届けします。
僕といえば「ニューバランス」のイメージが強いと思うんですが、最近はナイキにも夢中で。実をいうと前までは、自分のキャラじゃないかななんて思っていたのと、ちょっと足の形が合わないことがあって、はくのを避けていたところもあったんですよね。
そんな僕の考えを180度変えてくれたのがこのコルテッツだったんです。
たくさん種類がある中でも、これはオリジナルのモデル。
購入したのは半年くらい前で、きっかけは僕の大好きな映画「フォレスト・ガンプ 一期一会」。作品の中で主人公のガンプは幼なじみからランニングシューズをプレゼントされるのですが、それがこのコルテッツなんです。
この映画で存在を知って以降ずっと欲しくて、欲しいなら買ったほうがいいだろって思い切って買ったらもうはき心地最高。一気にお気に入りスニーカーの座へと君臨しました。
その勢いのまま、今年の春に発売されたみどりも購入。
真っ白ではなくオフホワイトっぽいセイルカラーがヴィンテージっぽい雰囲気。グリーンのスウッシュ(ナイキのロゴマーク)との組み合わせも最高に可愛いんです。
1972年に誕生したナイキの「コルテッツ」。
ナイキの原点ともいわれる歴史ある1足なのですが、実はこの靴、後編で紹介する「オニツカタイガー」と大きなかかわりがあるんです。
というのもナイキの前身はオニツカタイガーのランニングシューズをアメリカで販売する会社。そのうち製品の開発にも携わるようになり、そこで生まれたのが「タイガー コルテッツ」。
その後ナイキは自社での製造を開始し、ナイキのコルテッツが誕生。コルテッツという名前の使用をめぐった裁判が開かれ、敗訴したオニツカタイガーは「タイガー コルセア」へと商品名を変更することになるのですが、それ以前はオニツカ製とナイキ製の二つの「コルテッツ」が存在したんです。こういった歴史を知ると、スニーカー選びもちょっと楽しくなりますよね。
ナイキの最初のスニーカーの形といわれるだけで心をくすぐられるし、圧倒的なクラシック感も魅力。派手なわけじゃないですが、歴史があって味があって……僕が大好きなド定番ド真ん中。ランニングシューズとしても優秀だし、ファッション性も高め。
普段スニーカーをはく時って、紐をきゅっと結ぶほうが好きなんです。しっかり結んで足にフィットさせることで、機能性も最大限になるし、シルエットが細くなってかっこよくなる。もちろんゆるめにしてストリートっぽくはくのもいいですが、コルテッツの余計なものをそぎ落とした洗練されたデザインと形を活かすためにも、そっちのほうがスマートなんじゃないかなと。
どのコルテッツも絶妙に仕様が違うし、今後も気になる色が出たら集めていきたいと思っています。
まだ買ったばかりですが、コルテッツは今後ずっとはいていく、自分にとって特別なスニーカーになりそうです!
NIKE/AIR FORCE 1
お次はいわずと知れた定番スニーカー、ナイキのエア フォース 1。
バスケットボールシューズとして1982年に誕生したアイテムです。
買ったきっかけは(木科)雄登におすすめされたから。彼はストリートっぽいファッションが好きでいつもステキなスニーカーをはいてるんですが、ある日エア フォース 1の黒がかっこいいという話になりまして。エア フォース 1というと白が人気なんですけど、あえて黒っていうのがいいなと。
そこで「じゃ一回みんなで買うか!」っていう男の子特有の流れになって、エア フォース 1が大流行。2、3年前くらいの日本スケート男子、ほぼほぼみんなエア フォース 1の黒をはいていたと思います(笑)。
でも自分はストリート系じゃないしな~なんて思ってたんですけど、ある時かなり年上の知り合いがたまたまはいてるのを見て。エア フォース 1にはシューレースにデュブレと呼ばれる金具がついてるんですが、その人はデュブレを外してて。それがめっちゃ渋くて、僕もそのはきかたがしたいって思って買っちゃいました。
邪道かもしれないんですけど、これだけでめっちゃ印象が変わるんですよ。ストリートなムードから、すごくきれいめなスタイルになってまるで革靴みたいにはけるんです。合わせる服装次第で、かっちりした場所にもはいていけるような。使っていくうちにどんどん光沢が出て、上品な印象になっていくし、気づけば大好きな1足になっていた。シルエットもかっこいいし、何よりクラシックで、本当に完成された1足なんです。
定番といわれるものって本当にかっこいいから長く愛されているわけですし、みんながはいてる=本当に使えるアイテム。ファッションのはずしにも使えるし、オールブラックなのでコーデも締まる。もう僕の人生この靴に何度助けられたことか。
どんな世代の人でもおしゃれにはけるし、ちょっと若すぎるかな? と思ったら、僕みたいに金具を外してクラシックにはくのがおすすめ。どんなシーンでも活躍してくれるはずです。
NIKE/DUNK HIGH
最後はナイキのダンク!
1985年にバスケットボールシューズとして生まれ、エア フォース 1とともにスニーカーブームを引っ張ってきた名品中の名品。ストリートっぽい雰囲気、僕にしては結構珍しいですよね?
ダンクの魅力は多彩なカラーバリエーション。今はホワイト×ブラックのカラーが人気ですけど、選んだのはネイビー。 ローカットもいいけど、僕はハイカットラブなので、ハイカットにしてみました。
ダンクを購入した理由。
それはもはや僕のファッションの永遠のテーマにもなっていますが、やっぱり定番をはきこなす男になりたいから。
ダンクは完璧なデザインで、自分の好きが詰まってるといったらいいのかな。昔からある靴なので、僕の愛する古着との相性も最高。
僕はスニーカー愛好家というわけではないので、買うのは価値のある当時のものではなく、現行のもの。その代わり、自分だけの大事な1足を作ることができるという楽しみがあるんです。自分で作っていくヴィンテージということで愛着も増しますし、それこそが自分の目指すテーマにつながるんじゃないかと。
ダンクも意外と万能な子で、足元にボリュームが出るのでコーデが寂しい時なんかに重宝しています。はいてると「可愛いね」ってよく言われる靴でもあり、僕にとっても超可愛い子。いつも渋めなものを選びがちなので、可愛いポジションの子です。
女性ならすっきりはけるローカットがおすすめ。でもあえてハイカットをはくのもかっこよくて……結局どっちもいい(笑)。僕も最近はローカットが気になってるし、レッドなど他の色もどんどん欲しくなっていて……これからもどんどんナイキのお気に入りスニーカーが増えていきそうな予感です!
Special
「コラントッテ レスノ」の撮影をしてきました!
アドバイザリー契約という形で日々とてもお世話になっている医療機器メーカー「コラントッテ」さん。いつも身につけている磁気ネックレスを始め、さまざまな形でサポートを受けているのですが、なんと僕が先日「コラントッテ RESNO(レスノ)」シリーズのWEBマガジンに出演しました。今回はその撮影の様子と、お気に入りアイテムを紹介します。
「コラントッテ レスノ」は、健康な体を作るための毎日のセルフケアに特化したブランド。撮影では超愛用中のウェアと、睡眠に欠かせない枕についてたっぷりお話ししてきました。
MAGNE(マグネ) リカバリーウェアPLUS ショートスリーブ
着ているのは、「MAGNE リカバリーウェアPLUS ショートスリーブ」のMサイズ。長袖長ズボンバージョンもあるんですが、僕は特に半袖半ズボンタイプが好き。日頃から開放感がある肌触りがいいパジャマが好きということもあって、すぐに気に入りました。汗をかいても気にならないし、蒸れないのでいつも快適。今日もスーツケースに入れて持ってきているくらい、なくてはならないアイテムです。
実は撮影の直前までこれを着てホテルで眠っていたので、今ちょっとだけ眠たいんです(笑)。それくらいこのウェアを着ると体がリラックスして、すぐ睡眠スイッチが入っちゃう。
MAG-RA WAVE(マグーラ ウェーブ)
個人的に柔らかすぎる枕はあまりタイプじゃないんですが、この「MAG-RA WAVE」は程よい弾力があるのですごく好き。
カバーがメッシュ素材なので通気性がよく、サラサラした肌触りにも癒やされています。
試合でいろいろな国に行くんですが、海外のホテルのベッドは柔らかめが多くて、たまに体が痛くなることも。だけどこの枕は肩から支えてくれるので、体にかかる圧力をうまく分散してくれるところがいいなって。
「コラントッテ レスノ」のウェアとともに毎日の睡眠に欠かせない大切な相棒です。
ノンノが撮影後の友野さんを直撃!
今回はコラントッテさんに呼んでいただき、non-noスタッフも撮影現場へ。友野さんのお仕事風景を見学させていただきました。
――おつかれさまでした! 撮影はいかがでしたか?
こういったシチュエーションでの撮影は初めてで、すごく楽しかったです。
撮影自体は好きだし、いつもと違う自分を見ることができるのがすごく楽しいんですよね。今日はリンクの上とはまた別の、日常の友野一希を見せることができたんじゃないかなと思います。
ただ今日は自分らしさも出しつつも、商品の素敵なところが皆さんに伝わるようにしなければいけないので、難しさもありました。商品一つ一つに込められた思いをくみ取った上で、見せる角度にもこだわったり。ちょっと撮影の経験値が上がったような気がします。
――撮影中のモデル姿もとても素敵でした。
non-noさんのおかげです。昨日は「コラントッテ」さんとファッションの撮影をしたんですが、とても褒めていただいて。「慣れてるね!」って言われたのがすごくうれしくて。non-noさんでの撮影が活きました!
撮った写真を見せてもらったらいいものばかりで、我ながら撮影に慣れてきたなって(笑)。
―― それは嬉しいです。今日はインタビューでも関西弁が出ていて、とてもリラックスされているように見えました。
関西弁出てました? 自分じゃ全然気づかなかったです。
でもそれはきっと、このウェアを着ていたからじゃないですかね(笑)?
――おやすみシーンの撮影もありましたが、カメラの前で寝る演技は緊張しませんでしたか?
全然しないです。
僕たぶん、人にずっと見られていても全然寝られちゃうと思います。
――睡眠を一番大事にされている友野さん。寝相はいいほうですか?
めっちゃいいです。寝る時はだいたいあおむけで、手を上げてバンザイの姿勢で寝てることが多くて、そのまま微動だにしない。なので起きたらだいたい手がビリビリしてます(笑)。
――寝言も言わない?
う~ん、疲れてるとたまに言うかも。
一度「焼肉!!!」って叫んで飛び起きたことがありました(笑)。
でも基本はいびきもかかないし、すやすや静かに寝ているタイプです。
国別対抗戦が終わって以降、あらゆる出来事がもうはるか昔のことに思えるほど、スケジュールパンパンで過ごしたこの4か月。今は「ワンピース・オン・アイス」の横浜公演が終了し、あとは名古屋公演を残すのみということで、今年もすごく充実したオフ(?)になったかと思います。
「スターズ・オン・アイス」、「プリンスアイスワールド」、「ICE EXPLOSION2023 」を経て、この夏僕がどのように過ごしていたかを順番に報告していきます!
5月26日~28日幕張、6月2日~4日仙台
「ファンタジー・オン・アイス」
思い出深いDA PUMPさんとのコラボナンバー「紡 -TSUMUGI-」
振付を担当された笹原景一朗さんと。写真:友野さん提供
「ファンタジー・オン・アイス」はスケート人生の目標の一つといってもいいくらいずっと出演を夢見ていたショー。
僕は自分の名刺代わりのショーナンバー『Bills』と、DA PUMPさんとのコラボレーションナンバー『紡 -TSUMUGI-』の2曲を披露しました。
『紡 -TSUMUGI-』の振付をしたのは公演の1か月くらい前のこと。振付は同志社大学の先輩で、いつかお願いしたいと思ってい笹原景一朗くん。完成した瞬間にすごくいいものができたっていう手応えがあって、景一朗くんと早く披露したいねって楽しみにしていたんです。
公演が始まってからは自分が思ってる以上にたくさんの感想をいただいて。自分のよさが出る振付をしてくださった景一朗くんには感謝ですし、景一朗くんさすがだなあと思いました。
衣装はMVを参考にしながらいろいろ探して、結局シンプルな白Tシャツを3パターン用意しました。3種類用意した理由はシンプルにおもしろいかなって。
有難いことに「また見たい!」と言っていただくのですが、このナンバーはファンタジー限定な気がしますね。ステージを使ったり、ISSAさんの前で踊ったり、その場にISSAさんがいて完成するように作っているので、アーティストの方とコラボレーションできるファンタジーならではのプログラムだったんじゃないかと思います。
6月30日~7月2日横浜
「ドリーム・オン・アイス2023」
ショー終了後の裏話
「ドリーム・オン・アイス」はメンバーがすごかったんです。(山本)草太、僕、(島田)高志郎、(三浦)佳生、(佐藤)駿、(佐々木)晴也、(吉岡)希、たけちゃん(片伊勢武アミン)……。みんな普段からよく遊ぶメンツばかりで、ショーが終わった後もサウナに行ったり、人狼ゲームをしたりと大盛り上がり。
以前すぐに顔に出ちゃうので“「ワードウルフ」が下手”とさんざんいじられていた僕ですが……(vol.19参照)最近はちょっとうまくなったみたいで、少しだけ成長しました(笑)。
公演ラストの日は日本男子チームで焼肉に行きました。食事後歩いていたらなんと偶然他の出演スケーターたちと遭遇!
代表で僕と高志郎が合流して、みんなで遊んできました。どこに行こうかいろいろと考えたんですけど、時間が遅いこともあって、桜木町の観覧車ももう終わっていたし、他のお店もほぼ閉まっていて。
かろうじて地下街にあるお店が開いていたので、クレープを食べたり、タピオカを飲んだり。あとは遅くまで開いてる「ラウンドワン」に行って、プリクラを撮ったり、ダンスゲームやマリオカートで遊んだりして帰りました。
プリクラ:友野さん提供
そういえば一緒にいた(チャ・)ジュンファンはお寿司が大好物みたいで。街でお寿司を見るたびに「お寿司~!!!」って言ってるのがもう可愛くて仕方なかった。それにしてもジュンファンは相変わらずおしゃれでかっこよかったです!
7月6日~7月9日
「全日本シニア合宿」
新シーズンの準備へ! ジャンプの調子を取り戻し、競技スイッチON!
7月2週目にはシニア合宿へ。
毎年シーズン開幕に向け、一気に競技スイッチがに入るのがこの合宿。参加メンバーもみんな気合十分で、たくさん刺激を受けました。
一番の収穫は、「ファンタジー・オン・アイス」が終わったあたりからがくんと下がっていたジャンプの調子が一気に上がったこと。この後の「THE ICE」では競技プログラムをがんがん滑るということもあり、合宿から「THE ICE」という流れは自分にとってとてもいいルートだったんじゃないかと思います。
7月22日~23日愛知、25日~27日日光、29~30日大阪、8月2日~4日盛岡
「THE ICE 2023」
昨年の経験を活かし、パワーアップした「THE ICE」
写真:友野さん提供
今年の「THE ICE」は4か所12公演。これだけ長い間ツアーをするのは初めての経験。
世界の舞台で活躍するライバルたちと毎日過ごすことで練習にも力が入りました。ここでもみんなのジャンプを見ながらジャンプに注力。この時期にたくさん4回転を練習できてよかったです。
これまでのお祭り感たっぷりの「THE ICE」も好きだったんですけど、今年はより洗練されたおしゃれなショーになってて。床ダンスなど新しい試みもあったし、みんな去年の経験を活かしてすごくパワーアップしているのを感じました。
特に男子チームで披露した『Music for a Sushi Restaurant』は、各個人のよさをいかしたとても自由なナンバーに仕上がっていましたよね。初出演のキーガン(・メッシング)も大活躍で最高でした!
どのグループナンバーもクオリティが高いし、なによりメンバーが本っ当に豪華! 何人世界チャンピオンがいるんだ、最初に出てくるのがアダム(・シャオ イム ファ)ってやばすぎだろって思いながら滑っていました。
「THE ICE」に出演したことで思ったのは、自分はまだまだだなということ。もっとショーにおいて存在感が放てるようになりたいし、僕も後半グループで滑ることができるよう、これからしっかり頑張ろうという気持ちになりました。
EX『Jazz Machine』初披露
「THE ICE」ではそれぞれの会場でショート、フリー、エキシビションと3つの新プログラムを披露しました。
まずエキシビは、キャシー・リード先生に振付してもらった『Jazz Machine』。
こちらはスケジュールの合間をぬって、2時間くらいで一気に作ったプログラム。キャシー先生が送ってくださった曲の中から相談して決めたものです。
車を運転するプログラムで、冒頭は誰かに椅子を押してもらわないといけないんです。今回は僕の次の出番の(三原)舞依ちゃんにその役割をしてもらうというとんでもなく贅沢なお願いをしました(笑)。舞依ちゃん、ありがとう!
『Jazz Machine』はダンサブルでおしゃれなナンバーで、コミカルでエンターテインメント性あふれるパートと、スケーティングが際立つパートのバランスが絶妙。自分らしさがありつつも、新しいタイプの見せ方ができるプログラムになったと思っています。
衣装のコンセプトは、ちゃらっとスタイリッシュ。イメージしたのはブルーノ・マーズ感。
毎回エキシビの衣装の準備って本当にギリギリにならないとできないんですよ。今回も直前になってわーっと必死に探しました。
赤いシャツはネットで2000円程で買ったもの。我ながらいいシャツを探せたんじゃないかと思います。サングラスは「ユニクロ」で、すごくファッショナブルなデザインのものを見つけて即決。パンツは去年のロックなエキシビ『WHAT’S MY NAME?』ではいていたものと同じものです。
今シーズンもたくさん滑る機会がありますように!
SP『Underground』の衣装が完成
「ドリーム・オン・アイス」で披露したショート『Underground』。その時は仮衣装だったのですが、「THE ICE」最終公演前にちょうど衣装が届き、本番衣装で演技することができました。
衣装を作ってくださったのはマシュー・キャロンさん。曲に合わせ、光が射すイメージでお願いしました。シンプルかつ体のラインがきれいに見える、北米感満載の衣装。ふわふわした不思議な生地なんですが、今までの衣装の中で一番じゃないかっていうくらい動きやすくて感動。同じくマシューさんに衣装をお願いしている(木原)龍一くんからも「衣装、動きやすいでしょう!」と言われて。今シーズンはこの衣装で頑張っていきます!
FS『Halston』で感じた手応え
今年も「THE ICE」で初披露となったフリー。去年「こうもり」序曲を披露する時にも大丈夫かなという思いがあったんですが、今回の「Halston」も同じで。でも公演を重ねるごとに感覚がよかったのはやっぱりフリーだった。
以前のインタビューでもお話ししましたけど、このフリーには自分がやりたかったスケートが詰まっていて。最後のスピンまでの時間がすごく濃密だし、スピンで拍手が起こる感じは今までの自分のスケートにはなかったもの。
前半はジャンプが目立つ構成なので、一つのミスも許されない。後半はスピンで締めるし、ステップのパートを長く取っているので、表現にもジャンプにも集中できるプログラムになっていると思います。
ショーで滑ってみて自分の中でも、周りの反応からも手応えを感じました。「いいプログラムだね」って言っていただける機会が多かったし、観客の皆さんの拍手からも伝わりました。というのも本当にいい時の拍手と、そうでない時の拍手ってなんとなく分かるんです。今回はいい拍手をもらえたなっていうのがあるし、これに4回転を入れて、ジャンプがはまればもっといいものになる。大きな自信をもらえた初披露になりました。
出演スケーターたちとの夏の思い出
ずっと一緒に過ごしていたこともあり、出演スケーターたちとはとても仲よしに。日光ではみんなで観光にも行きました。そういう時ネイサン(・チェン)は大人なので、みんなのことを遠くから笑顔で見守ってくれていていつもかっこいいです。
今年初出演のアダム。試合ではあまり話す機会がなかったのですが、話してみるととても謙虚でめっちゃいい子。びっくりしたのがアダムとキーガンが、超アニメ好きということ。有名どころはもちろんのこと、最近放送開始したばかりのアニメや、コアな作品にも詳しい。おかげでアニメを共通言語にとても仲よくなれて。盛岡で焼肉に行った時にも、ずっとおすすめのアニメについて語り合っちゃいました。
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写真:友野さん提供
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それからジュンファン、ケヴィン(・エイモズ)、(イリア・)マリニン。ジュンファン、マリニンは「え、いつの間にそんなに仲よくなったん」というくらい親しくなってて、見ていて微笑ましかったです。もはやこの二人は“いつメン”すぎて、一緒のショーだと安心するまであります(笑)。
特にマリニンは春の「スターズ・オン・アイス」から何度もショーで一緒になっているということもあり、めちゃくちゃ仲よくなれたと思っていて。ずっと「カズキ、カズキ!」って寄ってきてくれるのが可愛いんですよ。もうみんな可愛い。
ジュンファンは相変わらず優しくて。本当は「ドリーム・オン・アイス」の後、「THE ICE」で一緒にお寿司に行こうなと話していたのですが、残念ながら行くことができなくて……またリベンジします!
ケヴィンはこのショーでまた新しい姿を見せてくれて。技術のすごさを目の当たりにし、競技者として改めて尊敬しました。バトンをやっているのは初めて見たんですが、もう上手すぎて驚くばかりでした。
ジェイソン(・ブラウン)とはテレビの企画でナガスパ(ナガシマスパーランド)に。短い時間でしたが、ジェットコースターに乗って夏を満喫。久しぶりにナガスパに行けてうれしかったです。
8月11日~13日横浜
「ワンピース・オン・アイス」
「ワンピース・オン・アイス」横浜公演を終えて
Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション 「ワンピース・オン・アイス」製作委員会
ようやく最新の話まで近づいてきました。
先日「ワンピース・オン・アイス」の横浜6公演が無事終了。「THE ICE」の大阪公演と盛岡公演の合間に千葉でリハーサルがあったり、ルフィ役の(宇野)昌磨くんは空き時間も端っこでずっとパンチの練習をしていたりとひたすら練習に打ち込む日々でした。
新しい試みということもあり、一体どんなショーになるんだろうと思っていましたけど、全員が一丸となり、本当に素晴らしいショーになったなと思います。
みんなが作品へのリスペクトを大事にしたことで、どの出演スケーターも一個人ではなく、本当にそのキャラクターが滑っているように見えました。
そしてやっぱり船長のルフィ。昌磨くんがたくさんのものを懸けてやっていたからこそ、それを見たみんなも「やろう!」という気持ちになったし、最後は昌磨くんじゃなく、もうルフィにしか見えなかったですよね。あんなに楽しい楽しい!と言っている昌磨くん、正直今まで見たことがなかったので、その姿を見てとても感動してしまいました。
初めて役を演じてみて感じたおもしろさ
Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション 「ワンピース・オン・アイス」製作委員会
“役を演じる”というのは不思議な体験の連続でした。
というのも、ずっと演じているうちにその人物自身になっている瞬間があって。たとえば公開リハーサル後のフォトセッションで、顔見知りのカメラマンの方から「一希もうちょっとこっちに!」って言われた時があったんです。その瞬間僕、「え? 一希って?」とちょっと戸惑ったんですよ。びっくりですよね。
僕らは練習の段階から「サンジ!」とか「ルフィさん!」とか、キャラクターの名前で呼び合っていたし、後から話したらその時他の出演者も同じ感覚だったみたいで。
それから僕が演じたコーザは怒りや憎しみといった強い感情を抱えていた分、気持ちが入りすぎてしまい、スケーティングをコントロールするのに苦労しました。初公演の時は特にそうで、感情を抑えようと思っても全然抑えきれなかった。それがちょっと昔の自分みたいに思えて。前はこんな風にがむしゃらに滑っていたなと当時の自分を久しぶりに思い出しました。
よく俳優さんって悪役を演じるとその性格まで変わってしまうという話を聞くじゃないですか。レベルは全然違いますけど、人って本当に入り込むと別の人格になれちゃうんだなって、恐怖すら感じましたね。
僕があの衣装を着ていた間は間違いなくコーザが降りてきていた。
正直最初は一味になれなかったことに対して悔しい気持ちがあったんですけど、一味のキャスティングは天才的でしたし、実際に演じてみてコーザという人物をめちゃくちゃ好きになった。今はコーザでよかったなと心から思っています。
「ワンピース・オン・アイス」製作委員会
このショーを引っ張ってくれたのは間違いなく宇野昌磨。彼は最高の船長で、超リアルなルフィだった
同時に自分たちの人格が消えてしまうくらい『ワンピース』という作品のすごさ、キャラクターの強い力を感じました。
ルフィはいつも笑っているキャラクターなので、昌磨くんも自然と笑顔が増えていたし、サンジ役の高志郎はずっとクールだった。ビビ役の(本田)真凜ちゃんなんて、怒り、悲しみ、感情が目まぐるしく変化していく中で常に気持ちを込めて演じていて本当にすごかった。それくらい全員が『ワンピース』の世界に入っていました。
でもそれを引っ張っていってくれたのはやっぱり昌磨くん。あの“宇野昌磨”を消して、普段の自分とは正反対のキャラクターになりきったのは本当に尊敬しかないです。
そして本番はもちろんのこと、練習の段階から既に船長として先頭に立ってくれていた。行動の端々から誰よりもこのショーをいいものにするんだという気持ちがあふれていて、心打たれました。
それは何も氷の上にいる時だけではなくて。いよいよショーの幕が上がるという場面では、円陣も先導してくれたんです。本番前には「いくぞ! 出航だ!」ってみんなの心を一つにしてくれて、終わった後には「おつかれさまでした! 次も頑張りましょう!解散!」って大きな声で。円陣の真ん中で声を張る昌磨くんを見て、本当に泣きそうになりました。
競技での彼のすごさは十分すぎるほど知っていますし、もう何年も見てきたこともあって、それに慣れてしまっていたんですけど(笑)、演技以外での彼のすさまじさを久しぶりに目の当たりして震えました。本気になった宇野昌磨はとんでもないと。
そして今回宇野昌磨演じるルフィを見て、僕は“超リアル”だと感じました。それはきっと、何事も絶対に諦めない姿勢とかその生き様に共通点があったからじゃないでしょうか。昌磨くんが今まで歩んできた道のりこそが演技に絶対的な説得力をもたせていたと思うんです。
名古屋公演もお楽しみに!
「ワンピース・オン・アイス」製作委員会
戦闘シーンなど滑りながら演じることで迫力も出るし、アイスショーなら正面からだけでなく、360度全方向から色々な楽しみ方ができる。そんなスケートとアニメの相性のよさを間近で見て、ちょっと新しい扉を開いちゃったんじゃないかと感じている「ワンピース・オン・アイス」。
競技以外でこんなに達成感を感じたのは初めてですし、今後を考えるきっかけにもなりました。今後もこういうショーが増えたらいいなと思いますし、僕も出たいです。
まずは9月2日から始まる名古屋公演をお楽しみに。ぜひコーザに会いにきてください。
▶『ワンピース・オン・アイス』特集&コーザ役・友野一希さん×ゾロ役・田中刑事さん対談
【名古屋公演】
「ワンピース・オン・アイス ~エピソード オブ アラバスタ~」
9月2日~3日、ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
▶公演概要、チケット情報はこちら
ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を見に行きました!
そうだ、これは絶対報告しようと思ってました!
8月の頭に「ウエスト・サイド・ストーリー」のミュージカルを見に行けたんです。
公演日が「ワンピース」のリハーサルの間の奇跡的な日程で、もうこれは行くしかないだろ!とチケットを取って行ってきました。もうね、めっちゃ最高! よすぎてグッズのトートバッグも買っちゃったり。劇場を出てからずっと指ぱっちんしてました。
ミュージカルってやっぱりいいなと満たされた気持ちになった帰り道、自分のプログラムのことも思い出していたんです。それで家に着いてから演技を見直すと、また「ウエスト・サイド・ストーリー」をやりたい熱がふつふつと湧き上がってきて。
僕はあの時の自分のスケートがすごく好き。ジャンプもいろいろな種類を跳んでたし、今よりフリーの演技時間が30秒長い分余裕もあって、スケートで魅せるパートも作ることができて、演技のバランスがすごくよかった。今は跳んで跳んでとちょっと忙しなくて。当時のルールって神なんじゃね?って思いながら見てました。
「ウエスト・サイド・ストーリー」は自分にとってすごく大事なプログラムですし、ショーなどまたどこかで滑る機会があればいいなと思います。
さて、今日は1日家でゆっくりできたので、いよいよ競技に向けて再始動。
サマーカップや木下トロフィーがとんでもないことになっていたので、僕も頑張らなくてはなと。もちろん焦りもあります。でもこの時期は毎年焦ってるので、逆にその焦りがいいんじゃないかなとも思ってます。
フリーの完成度はまだ0%。もうあと少しで初戦の全大阪が待っているし、ここから合宿もあるし、目の前のことを一つ一つやるのみです!
from 友野一希
いじられキャラって親しみやすかったり、みんなが笑ってくれたりと、いいところもありますけど、“いじる”というコミュニケーションは、信頼関係があってこそ成立するものだと思っています。
それ以外の人にいじられると、気分はよくないし、この人嫌だなとしかならない。自分を否定されているような気持ちになって、自信を失ったこともあります。
そんな今までの人生でずっといじられてきた、この“いじられキャラ代表”の友野一希から言わせてもらうと、そういう時に一番大切なのは、心の距離を置くこと。以前別のお悩みでも同じようにお答えしたと思うんですけど、“自分は自分、他人は他人”と分けておくと、気が楽になります。
誰かをからかって盛り上がるのって最初は仲間内から始まるんですよね。それ見た他の人たちが「あ、こいついじってもいいんだ」って思って、ふざけて言い出すようになるんです。そんなのに愛もクソもないし、ただただバカにされているだけなんですよ。そんな人からは迷わず距離を置きましょう。場の雰囲気を壊さないために、あくまで心の距離を。「この人嫌いだわ」でいいです。
サークルなど限られたコミュニティの中で生きていくことは時には我慢も必要だけど、それが愛があるいじりなのか、それとも愛なんてなくただおもしろがられてるだけなのか。しっかりと見極めてください。
その上でもう一つアドバイスするなら、自分が本当に大切にするべき人が誰なのか一度考え直したほうがいいんじゃないかな。これからの長い人生、そのサークルに所属している人たちだけと生きるわけではないし、今目の前にある環境をすべてだと思わないで。
絶対他に自分をポジティブな気持ちにさせてくれるコミュニティがあるはずだから、他の居場所を作って、そこにいる人たちを大事にするほうがいいと思います。
友達でもバイト仲間でも、もちろん家族でも。今の環境にそういう人がいなかったら、小学校や中学校の友達でもいい。心の拠り所って一つだけじゃなく、複数持っておくほうがいい。世の中の全員となんか絶対仲よくなれないし、そんなこと思わなくていいです。
自分の中で大切な人、そうでない人をしっかり分けて心の線引きをしておけば、気持ち的にも楽だし、何を言われても興味はない。
ちょっと冷たいと思われるかもしれないけど、人はちゃんと選んだほうがいい。自分を守るためにも。
……と、たくさんお話ししましたが、こういう悩みの対処法って人によりますよね。嫌なんだったら嫌って言えばいいじゃん!っていう人もいると思うんですけど、その方法はきっとナミオスさんのやり方じゃないから。今回お悩みを全文読んでみて、僕と同じタイプだと思ったからアドバイスすることができました。
これからは一緒にいると自信がもてるような人たちと関われるような力を持ってください。自分を愛するためには、自分が愛される環境に身をおくことが大事だと僕は考えます。
語り/友野一希 取材・構成/轟木愛美
Profile
フィギュアスケート選手 |
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。上野芝スケートクラブ所属。
趣味は古着屋巡り、サウナ。自分らしいスケートを追求し、唯一無二の武器へと変えてきた25歳。観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
日本フィギュア界の“いい兄ちゃん”的存在で、後輩からの信頼も厚い。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年競技以外で見せる魅力にも大きな注目が集まる。
2022-23シーズンは全日本選手権で初の表彰台、自らの力で世界選手権出場を果たし自己ベストを更新するなど一歩一歩確実な成長を見せ、新シーズンへの期待が高まるばかり。
オフシーズン中はありとあらゆるアイスショーに出演。各ショーの性格に合わせた多彩なパフォーマンスを見せ、観客を惹きつける。初めてキャラクターを演じた「ワンピース・オン・アイス」での熱演も各界で話題沸騰中。
今シーズンはあえて自分の苦手とする部分を前面に出すプログラムを用意。輝く個性+αの武器を求め、自分の成長に貪欲に進んでいく。
●いよいよ初戦! 8月26~27日「2023全大阪Ⅱフィギュアスケート選手権大会」
Interview
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フィギュアスケーター友野一希連載・全日本選手権直前インタビュー【 #トモノのモノ語り。】vol.11 <フィギュアスケート男子>
友野一希選手に全日本選手権への意気込みをインタビュー! 最新の練習の様子、課題の4回転ジャンプ、そしてNHK杯での決意のこと。トップ選手としてのSNSの付き合い方についても詳しく伺いました
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フィギュアスケーター友野一希連載・2022-2023シーズン開幕インタビュー!【 #トモノのモノ語り。】vol.4<フィギュアスケート男子>
フィギュアスケーター友野一希選手の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載がスタート! 最近買ったもの、気になっていることのほか、競技に関することや、近況などを貴重なオフショットとともに報告! 第4回は特別編として、2022-2023シーズン開幕インタビューをお届けします!
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【友野一希選手独占インタビュー】「僕は諦めたことがない」努力と覚悟の先に切り拓いた新しいステージ。輝きを放ったシーズンを振り返る【フィギュアスケート男子】
“ベテランと言われる年齢になったけど、今スケートがとても楽しい”。そう話すのは、今シーズン極上の演技で自己ベストを何度も更新し、メダル争いに食い込む選手へと成長を遂げた友野一希選手。
権威ある四大陸選手権で初のメダルを獲得し、世界選手権でも存在感を見せつけ勢いに乗る彼に独占インタビューを敢行。
アイスショーを終え、大阪に戻られたばかりの4月。拠点の浪速アイススケート場にお邪魔して貴重なお話を伺った。
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【友野一希選手インタビュー】最近のファッション事情から、ハマっていること、 私服コーデも公開!【フィギュアスケート男子】
趣味は古着屋さん巡りや革靴を愛でること。フィギュアスケート界きってのファッショニスタで知られる友野選手の最近のお買い物事情からファッションのこだわり、さらには最近ハマっていることについてたっぷり聞いてみました! こだわりの詰まった私服コーデも公開!
Special
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友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.17「山本草太さん、島田高志郎さんと語る、全日本選手権」<フィギュアスケート男子>
フィギュアスケーター友野一希さんの人気連載に初ゲスト! 山本草太さん、島田高志郎さんを迎え、今シーズンの振り返りトーク!それぞれの全日本選手権とそれまでの道のりがわかる対談は必見!
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友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.18「山本草太さん、島田高志郎さんと語る2022-23シーズン 」<フィギュアスケート男子>
フィギュアスケーター友野一希さんの人気連載に初ゲスト! 山本草太さん、島田高志郎さんを迎え、今シーズンの振り返りトーク! 世界選手権の話題から、やってみたいお互いのプログラムまで盛り沢山でお届け!
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友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.19「山本草太さん、島田高志郎さんが語るカズキトモノ」<フィギュアスケート男子>
フィギュアスケーター友野一希さんの人気連載に初ゲスト! 山本草太さん、島田高志郎さんを迎え、最初の出会いから、仲よしエピソード、普段なかなか話せない思いをそれぞれの視点から語っていただきました。ラストは仲よし加速が止まらない3人の関係性についても!
Kazuki Tomono 友野一希
フィギュアスケーター
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを目指す男子シングル日本代表。感情をスケートにのせ、観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
古着、サウナ、インテリアショップ巡りなど多彩な趣味をもつ26歳。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年は競技以外で見せる魅力にも注目が集まる。
表現の名手であり、オフシーズンはアイスショーに引っ張りだこ。各ショーの特性に合わせた多彩なパフォーマンスでエンターテイナーぶりを発揮している。
新シーズンは「競技者としてより高みへ」をテーマに練習に励む日々。今季のフリープログラムは『Butterfly』。さなぎが蝶へと変化するように、彼もまた、圧倒的変化を求め日々成長中。その美しき進化に出会える日はもうすぐそこだ。
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