日向亘さんとお買い物デート。ドラマにひっぱりだこの、大注目俳優！【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】

人気の俳優さんとのデート気分が味わえる連載「今月の彼氏」。今回のお相手は、NHK大河ドラマなどへの出演が続く日向亘さん。本誌で載せきれなかった未公開カットをweb限定インタビューとともにお届けします！

―― 今回は『お買い物デート』をテーマに撮影しましたが、いかがでしたか？

デート風の撮影は何度か経験させていただいたことがありますが、やっぱり何度やっても照れますね（笑）。でも“楽しんだもん勝ち”だと思って、いつもテンション高めで撮影に臨んでいます。今回は、好みの洋服や小物があるお店だったので、普通に買い物を楽しんじゃいました！

―― 買い物は誰かと一緒に行きたい？ それとも一人がいい？

うーん……もし彼女がいたら、一緒に行ってみたい気持ちはあります！ でも、彼女から「これが似合いそう！」とおすすめされた時に、別のアイテムのほうにピンときてしまっていたら、なんだか申し訳ない気持ちになっちゃいそうですよね。相手が店員さんだったら「いいっすね！ でも他も見てみたいです」みたいにうまく流せるんですけど……。もし相手が好きな子の場合は、“私とは趣味が合わないな”と思われないか心配になっちゃいそうです（笑）。

―― お買い物デート中にそういう状況になったら、どうしましょう!?

うわ〜どうするだろう。彼女がすすめてくれたアイテムが実際にいくつか悩んでいるうちのひとつだったら、選んでくれたほうを購入するかもしれません。でも、そうじゃないアイテムだとしたら……正直に言うかな。無理に買ったりはしない気がします。「俺としてはちょっと違うかも？」と素直に言える関係性でいたいので、相手も僕の意見は気にせずに好きなファッションを楽しんでほしいですね。ただ好みだけで言うなら、可愛い感じよりもカジュアルなテイストのほうに目がいきます。ハーフジップのスウェットや、メンズっぽさがあるアイテムを着こなしている人はおしゃれだなぁと！

―― 性格的にはどんな人に惹かれますか？

穏やかな人がいいです。以前のインタビューでは「一筋縄ではいかない人が好き」って言っていたんですよ。でもよくよく考えなくても、そういう方は付き合うのが大変そうだな、と（笑）。単純に今、仕事が充実しているし、プライベートで友達と遊んでいる時間が楽しいので“恋愛をしたい”っていう気持ちが強くないのかも。仕事と友達との遊びのバランスがすごくいいので、もしそこに恋愛がプラスされるとしたら、穏やかな人となら心地よく過ごせるのかな、という気持ちです。

―― プライベートでは俳優の前田拳太郎さん、綱啓永さん、森愁斗さん、樋口幸平さんとの交流をよくSNSにあげていますよね。

はい、すごく仲がいいんです！ 5人のグループLINEがあって、しょっちゅうやりとりしています。誰かがぽつんと“今日ごはん行ける人〜？”ってつぶやくと、それにのっかれる人がのっかるみたいな感じです。

―― その4人とはどうやって仲良くなったんですか？

もともと僕と拳ちゃん（前田さん）が、『仮面ライダーリバイス』で兄弟役を演じていたのがきっかけで仲良くなって。ちょうどその頃に同じ撮影所で『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の撮影を幸平がしていて、会うことが多く、しょっちゅう3人で一緒にいたんです。そこへ幸平ともともと仲のよかった綱も加わって、さらに綱がドラマ『君の花になる』で共演した愁斗も加わって……という流れです。

―― 日向さんの表情から、仲のよさが伝わってきます！ お仕事では、昨年は大河ドラマ『どうする家康』の他、ドラマ『Get Ready！』『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』『君となら恋をしてみても』『うちの弁護士は手がかかる』などに出演し、多忙な1年だったと思います。

ありがたいことに本当に“仕事が楽しい”と思える1年でした。僕、やりたいと思ったことは全部言葉にするようにしているんです。それってすごく大事なことだと考えていて、実際に“仮面ライダーシリーズに出たい”も“天才ハッカーの役をやりたい”も“大河ドラマに出演したい”も、言葉にして叶えることができました。僕くらいの年齢だと、声を大にして夢を語ることに気恥ずかしさを感じてしまう人が多いと思うけれど、実際に今まで口にしてきたことが叶ってきているので、これからも言えることは言っておきたいですね（笑）。

―― 2023年のお仕事の中で、特に印象に残っている作品はありますか？

どれも思い出深かったのですが、“ペントレ”（『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』）はなかでも印象深かったです。電車に乗り合わせた人たちが、タイムワープして遭難する話なのですが、撮影場所が自然の多い場所で、なかなかの遠出で。時には樹海に行くことも。基本的に全員が電車の中にいる設定なので、丸1日一緒に撮影をしていました。主演の山田裕貴さんをはじめ、明るい方が多かったこともあって、ペントレの共演者の皆さんとはめちゃめちゃ仲良くなりました。一緒にいる時間が長くて、マネージャーさん同士も仲良くなっていたほど（笑）。泊まりがけの撮影の時は、男性キャストでホテルにあるサウナに行ったのもいい思い出です。

―― 昨年は、紀行番組『チョイ住み』で、戦場カメラマンの渡部陽一さんとフランスのマルセイユにも行かれていましたよね。

リアルに現地まで一人で行きました。小学生以来の海外だったのですが、トラブルもなくすごく楽しく過ごせました。渡部さんのことも“陽ちゃん”と呼ぶくらい、すごく仲良くなれましたし、また海外旅行をしてみたいなと思いました！ ただやっぱり食べ物は、僕には日本のほうが合っていたかも(笑)。フランス料理はどれもおいしいけど、主食がパンなのが途中からちょっとしんどくて。しかも僕らが泊まっていたアパートの目の前にお寿司屋さんがあったので、余計に日本食が恋しくなりましたね。

―― お仕事に対してすごく楽しく向き合っている印象ですが、つらい時もありましたか？

ありました！ 特に『仮面ライダーリバイス』を撮っていた時は、役的にも長い期間、闇落ちしていて、共演者の方と会えない期間が長かったのはしんどかったです。その時は橋本じゅんさんと二人のシーンが続いていたのですが、当時の橋本さんは本当に怖く見えたんです（笑）。今でこそ仲良くしていただいていて、プライベートでもごはんをご一緒させてもらっています。

―― つらい時期は、どうやって乗り越えたのですか？

その時は母親とよく電話をしていました。僕は反抗期がなかったので、母親になんでも話すんです。周りから“いつか反抗期がくるよ”って言われていたので、中2ぐらいから“もしかしたらもうすぐ!?”と思っていたけど、結果全然こなくて（笑）。『仮面ライダーリバイス』の頃は、母親がその時の出来事や僕の気持ちを聞いてくれたので、本当に感謝しています。

―― 自分の気持ちや夢を素直に言葉にする姿が、とても素敵です！ 日向さんが今、抱いている次なる夢はなんですか？

朝ドラ（NHK連続テレビ小説）に出たいです！ これももう、ずっと言っている夢の一つではあるのですが、いつか絶対に叶えたいです。

―― では最後にプライベートで叶えたいことも教えてください！

キャンプに挑戦したいです。家族でキャンプに行ったことがあるので、一通りの知識はありますが、友達とは行ったことがなくて。去年、車の免許を取ったので、自然の多い場所に出かけてキャンプを楽しみたいです。

―― 誰と行きたいですか？

自然に対する適応力がある人とだったら、誰とでも楽しめそうです。そういう意味では、仲がいい4人は全員微妙そうですね（笑）。まず虫が苦手な人が3人ぐらいいるので。一緒に行くとしたら……強いて言うなら綱くん。ただ潔癖症とまでは言わないけど、ちょっとした汚れを気にしそうなので、そこだけは心配かな（笑）。

―― デートでキャンプをするのもアリ？

アリです！ アクティブな提案にも「楽しそう！」と前向きに反応してくれる人って素敵だなと思います。僕には姉が二人いるのですが、姉は僕が「～に行こうよ」と誘うと、めんどくさがるんですよ（笑）。そういうタイプの人がいることも知っているからこそ、僕の提案にのってきてくれる人だと最高にうれしいです！

日向亘さんのプロフィール

2004年3月18日生まれ、群馬県出身。2019年に開催された「メンズスターオーディション」でグランプリを獲得し、芸能界入り。特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』（’21年）で五十嵐大二役を演じ、注目を集める。昨年はNHK大河ドラマ『どうする家康』で真田信繁役、ドラマ『君となら恋をしてみても』で主人公を演じるなど、話題作に多数出演。

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