知っておくと得するかも♡
インターン4タイプ解説
1 オープン・カンパニー
内容 企業による「説明会」
目的 企業や業界についての情報提供、PR
従来の「1DAYインターンシップ」に該当し、企業や就職情報会社、大学のキャリアセンターが主催するイベント・説明会などが含まれる。単日開催で、基本的に就業体験は行わない。企業が、オープン・カンパニーに参加した学生の情報を採用活動に使うことは不可。つまり、早期選考や内定につながるチャンスはナシ。業界や企業を深く知ることができる機会と捉えて参加するとGOOD!
2 キャリア教育
内容 大学や企業による「社会教育」
目的 学生の就業への意識や理解の強化
その名のとおり、企業で働くことについて学生に教えるのが目的。含まれるのは、企業がCSR(組織活動を行うにあたって担う社会的責任)として実施するプログラムや、大学が主催する授業や産学協働プログラムなど。就業体験の有無は定められていないものの、オープン・カンパニー同様、早期選考や内定にはつながらない。社会に出て働くとはどういうことか、理解を深めたい学生におすすめ。
3 汎用的能力・専門活用型インターンシップ
内容 企業での「就業体験」
目的 実務を通して、学生…企業や業界を検討 企業…学生を評価
企業単独で、もしくは大学が企業や地域と連携して実施する、業務への適性や職場環境への適応能力を重視したプログラム。数日〜長期にわたり、従来の「複数DAYSインターンシップ」に類似。就業体験が必須となっており、参加期間の半分以上を企業の職場で過ごすことがルール。選考につながる可能性があり、企業はインターンシップ終了後にフィードバックすることも義務づけられている。
4 高度専門型インターンシップ
内容 研究職など専門性が必要な「就業体験」
目的 実務を通して、学生…企業や業界を検討 企業…学生を評価
「ジョブ型研究インターンシップ」と「高度な専門性を重視した修士課程学生向けインターンシップ」の二つのプログラムが主な例で、どちらも大学と企業が連携して実施。期間は2か月以上と長めで、選考や内定につながる可能性あり。ただし基本は大学院生(修士課程、博士課程)向けで、学部生が受けられるプログラムはほとんどないよう。気になる場合は、キャリアセンターに聞いてみても◎。