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naco
2026.05.17
Instagramで「ワンパンパスタの先駆者」として絶大な人気を誇るパスタ研究家、おくずみたかしさん(PASTAWORKS)。彼が主催する『パスタハラスメント(パスハラ)』は、前菜から締めくくりのデザートにいたるまで、登場するメニューのすべてにパスタが組み込まれた唯一無二のフルコースです。
今回は、春の息吹を感じる「4月のコース」に潜入。驚きが止まらない創作パスタの迷宮をレポします✨

コースのプロローグを飾るのは、季節のリーフサラダ。
驚いたのは、旬のそら豆のほろ苦さに、はちみつ梅の甘酸っぱさを重ね、濃厚なシーザードレッシングで纏めたその仕掛け。

クリーミーでありながら後味はきゅっと爽やかで、一杯目のワインを誘う完璧なスターター。この一皿からすでに、たかしさんのセンスに惹き込まれてしまいます。

ここから、魅惑のパスタハラスメントが本格的に始まります。
・春野菜のミネストローネ×フジッリ
コースのスープのようにさっぱりといただける、酸味が心地よいスープパスタ。たけのこの食感が嬉しく、螺旋状のショートパスタ「フジッリ」の溝にスープが贅沢に入り込み、噛むたびに旨味が溢れます。

・蛸とめんたいレモンのアランチーニ×リゾーニ
サクッと揚げられた美しいライスコロッケ(アランチーニ)。しかし、ナイフを入れると中から現れたのはお米ではなく、米粒の形をしたショートパスタ「リゾーニ」!
とろけるリゾーニにレモンの爽やかな香りとみんな大好きな明太子ソースが包み込む。サクッ、とろっ、のコントラストに、パスタの無限の可能性を確信します。

中盤戦は、ロングパスタの個性を愉しむ展開へ。
・めかじきとジェノベーゼ×リングイネ
ドライトマト、ケッパー、オリーブなどの香味を忍ばせた、サクサクのパン粉を纏ったメカジキが贅沢に乗った一皿。淡白なメカジキの旨味に、少し太めの「リングイネ」に絡む濃厚なジェノベーゼが絶妙にマッチ。オイルっぽさを感じさせない、驚くほど洗練された仕上がりで、同行者が「これが一番!」と唸ったほど。

・ポルケッタとカチョエペペ×キタッラ
手間暇かけて手作りされたイタリア伝統の豚バラ肉のロースト「ポルケッタ」。数種類のハーブが官能的に香り、表面はカリッと香ばしい。これに合わせるのは、シンプルな「カチョエペペ」。断面が四角いパスタ「キタッラ」の力強い歯ごたえが、お肉のジューシーな旨味をこれ以上ないほど引き立てます。

お食事のクライマックスとして登場したのは、「ゴルゴンゾーラソース×ニョッキ」。濃厚なゴルゴンゾーラソースの浮かぶのは、たかしさんがその場で仕上げた打ち立てのニョッキ。
お口に入れた瞬間の、吸い付くようなもちもち食感は手打ちならでは。濃厚なコクは、コースの締めくくりにふさわしい圧倒的な満足感を与えてくれました。

なんと、最後のデザートまで徹底してパスタが主役です。
登場したのは、美しい「ティラミス×パイ風パスタ生地」。
一見、サクサクのミルフィーユのようですが、実はこれ、揚げたパスタの生地をパイに見立てたもの。

パリパリとしたパスタ生地に、ぽってり濃厚なマスカルポーネソースとビターなココアパウダーが絡み合う……。新感覚のティラミスは、お腹がいっぱいなはずなのに別腹でスルスルと収まってしまう罪深さ。
最初から最後まで、一歩もパスタの国から出ることのない、完璧なフィニッシュでした。
『パスハラ』の本当の凄さは、ただパスタをたくさん食べさせるのではなく、「世界にはこんなに面白いパスタの種類と調理法、そしてスイーツへの応用があるんだ!」という発見と感動をくれるところ。
ハーブやスパイス、酸味のアクセント(梅やレモン、ケッパー)を巧みに使うことで、炭水化物メインのコースなのに全く食べ飽きず、最後のデザートまで軽やかに完食させてしまう構成はまさに魔法✨
「お客さんを楽しませたい」というたかしさんの情熱が、一皿ごとに溢れていました。
※ポップアップ(期間限定)イベントのため、固定の店舗ではなく、月ごとに場所や内容が変わります。
パスタハラスメント(パスハラ)