大学生の支持率No.1メディア

non-no大学生エディターズ
No.079 まつのブログ

No.079 まつ

No.079 まつ

大学4年生/東京都出身

身長:170cm
推し:嵐、坂道グループ、ワンオクロック、マイファーストストーリー、ハイキュー、東京ヤクルトスワローズなど、どこに行っても推しがいます!

好きなことたくさんの、マイペース高身長人間です。「まつワールド」全開でお届けしようと思いますので、よろしくお願いします!

【心に重くのしかかる】舞台「チョコレートドーナツ」観劇レポート!

はじめに

皆さんこんにちは!大学生エディターズのまつです🌲本日は舞台「チョコレートドーナツ」の観劇レポートをお送りしたいと思います。感想レポートになりますので、一部ネタバレ注意です!

「チョコレートドーナツ」詳細情報

観劇日:10月17日(火)

場所

私が見たのは、東京都渋谷区のPARCO劇場です。PARCO劇場では、10月31日(火)まで上演中だそうです。その他の予定は以下の通りになっています。

11月3日(金)〜11月5日(日) 大阪府豊中市文化芸術センター 大ホール
11月10日(金)〜11月11日(土)熊本県熊本市民会館(市民会館シアーズホーム夢ホール)
11月16日(木) 宮城県東京エレクトロンホール宮城
11月23日(木) 愛知県Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

出演者

・東山紀之さん
・岡本圭人さん
・丹下開登さん・鎗田雄大さん・鈴木魁人さん(トリプルキャスト)
・高畑淳子さん
・山西惇さん            他

簡単なあらすじ

ショーパブで口パク・ダンサーとして働くルディ(東山さん)が、恋人となるポール(岡本さん)を家に招いた時に、隣人と騒音問題で口論となってしまいます。そして隣人が部屋を出ていき、ルディが隣人の部屋に入ってうるさい音楽を止めようとすると、そこにダウン症の子供マルコ(トリプルキャストの皆さん)がいることに気づきます。そこから、ルディとポールは、ルディの過去の経験から、マルコを合法的に育てられるように、看護権などを得られるように奮闘します。しかし、そこには偏見と差別が立ちはだかり・・・。

感想(ネタバレ注意)

舞台の雰囲気について

舞台が始まると、非常灯も含めたすべての電気が消えました。アナウンスでは「演出の都合上・・・」ということが言われていたのですが、私は「???」となりながら観劇をしていたのです。そうしたら、とある場面で、ルディ(東山さん)が、客席の間を歩いていくシーンがあり、驚きでした!それともう1つ、結末がわかった後に、「誰が悪かったのでしょう?判事?ルディ?僕?それとも・・・」といったセリフがあった後に、私たち客席側の電気がつく時があって、私たちも参加している感じがして余計に心に響きました。というか、心にナイフが突き刺さったような衝撃でした。

こういった形で、お客さんも巻き込む形での演出がされていて、とても面白かったです。

出演者の演技について

正直、日本なのにアメリカが舞台のものだったので、「どうなんだろう」と不安感はありました。それに、役者一本ではない方が出演されているので・・・とかも思ってしまっていました。(本当に失礼で申し訳ありません!)

でも、舞台が始まった途端にその思いが打ち砕かれるような、素晴らしい演技をされる方ばかりだったのでとても楽しく、そして真剣に観劇をすることができました。

特に主演の東山さんは、普段の無駄のないスマートな印象が全くない、中性的な魅力のある、綺麗な演技をされていました。(スマート、というには縁遠いキャラでした)それに反してストーリーは、世の中の汚い部分を存分に見せているので、そのギャップがまた心にきました。

ストーリーについて(どネタバレ)

とにかく心に突き刺さる作品でした。


まさかマルコが亡くなってしまう、というストーリーが用意されていたとは思いもしませんでした。そんな悲しい終わり方があっていいのかと、涙が止まりませんでした。どんな思いでマルコはルディ達の家を探し続けていたのだろうと、思うととにかく辛かったです。それに加えて、マルコは「ハッピーエンドが好き」という特徴があったのに、バッドエンドでこの物語が終わるなんてそんなことがあっていいのかと。

それと、看護するための権利を得るために、ルディたちが裁判所で証言台に立っていたときに、「普通じゃないから認めてくれないの!?」といったようなセリフを、悲痛な叫びとして吐き捨てた時に、とても心に突きささるものがありました。

このセリフを聞いた時に、私は何があっても、「普通」という型に相手を当てはめるのではなくて、「相手にとっての普通はなんなのか」ということを考えて生きていきたいと思いました。

あとがき

とても重い内容の話でしたし、ハッピーエンドではなかったですが、出会う相手のこと、そして自分と向き合うことができた大切な時間であったと考えています。
どうか皆さんも「チョコレートドーナツ」を味わってみてくださいね。

以上、まつでした🌲

No.079 まつの新着記事

What's New大学生エディターズ新着記事

Rankingランキング

Magazine試し読み

Instagramインスタグラム

フォローしてね!
non-no Web会員になりませんか?
限定プレゼント応募やオススメ情報をいち早くGET!
登録はこちら♪