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若者女子が憧れる「タテ線腹筋」ボディ事情【今ドキ若者調査Vol.15】

リスペクトの対象は「痩せてる」から「締まってる」に変化

フランスで痩せすぎモデルの活動を禁止する法案が施行され、コレクションのランウェイを「カーヴィーモデル」(プラスサイズモデルとも言う)が闊歩する昨今。「痩せたい」が合言葉の若者女子のボディ意識にも変化が生じている。
先日、定期開催している読者インタビューの席で、この春特集した「読者モデルが2週間で3キロやせた」というダイエット記事について女子大生が意見してくれた。曰く、
「ダイエットっていったら5キロ以上は体重を落とすイメージ。3キロ程度だとインパクトがないから、“エクササイズで体が引き締まる”という切り口のほうがよかった」とのこと。また、「今なりたいのは、ただ細いだけじゃない、お腹にタテに線が入ってるような体」だという。居合わせたほかの女子大生4人も、うんうんとうなずく。

2018年7月号掲載「#BAEな水着とれたてNEWS in Saipan」
では、そんな若者女子が理想とするボディのミューズは誰か? 聞くと、みな一様にノンノ専属モデルの「馬場ふみか」(写真上・中央)の名前を挙げる。元祖「モグラ」(女性誌のファッションモデルと男性誌のグラビア両方で活躍する)女子として名高く、メリハリのある美しいボディラインは若者女子の憧れ。読者のリスペクトの方向は、「もともと痩せているボディ」よりも「自分で作り上げた美しいボディ」に向いているのだ。
2018年7月号「馬場ふみか的キレイなカラダの作り方24h」
総じて、若者女子は恵まれた天然資源を「持ってるだけ」の女子よりも「努力して称賛に価するものを手に入れた」女子をリスペクトする傾向にある。例えば「パフォーマンス力が高いアイドル」や「メイク上手な美容系YouTuber」のファンになるのも、「がんばって結果を出している」ことこそがリスペクトの対象たりうるからである。
もちろん、「持ってる女子が、さらに努力する」のは最高級のリスペクトゾーン。馬場ふみかの立ち位置はまさにそこだ。本誌7月号で馬場ふみかのボディを特集した記事内(上)では、弱冠23歳にして「目指すのは、ほかの誰かじゃなくて自分の中の最高値」という名言も残している。
2017年8月号掲載「引き締まった体を作る美BODY2週間プログラム」
読者インタビューで聞いたボディへの意識を反映して、発売中の本誌8月号では早速「締まった体を作る美ボディ2週間プログラム」を特集。とくに「タテ線腹筋」は、公式サイト「ノンノウエブ」も6月23日~29日のウイークリーランキングで1位に輝いた。史上最速の梅雨明けの今年、冷えたビールの魅力に負けず見習いたいものである。

■お問い合せ先
集英社・広告部 メディアプランニング課
TEL:03-3230-6202

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