友野一希「トモノのモノ語り。」

【友野一希】今シーズンの鍵となる“カズキトモノのトリセツ”とは? 2025-2026ベストバイ【#トモノのモノ語り。】vol.46

2026.10.05

友野一希連載トモノのモノ語りバナー

こんにちは、フィギュアスケーターの友野一希です。
連載第46回目は、2026-2027シーズン開幕後の競技の近況や、フィギュアスケートの魅力を広げるための取り組みについてたっぷり振り返り!
後半では、オリンピックシーズンを一緒に過ごした愛用品をベストバイとして紹介。
復帰早々、ボリュームたっぷりですが(笑)、ぜひ最後までお付き合いください!

アジアンオープントロフィー&サマーカップ

自分史上最速で迎えた初戦

アジアンオープントロフィーの会場リンクと友野一希さん
アジアンオープントロフィーの会場にて

いよいよシーズンが開幕。
初戦は、おそらくシニアに入ってから、自分史上シーズン最速の国際試合となったアジアンオープントロフィー。

例年よりかなり早い時期ということで、多少心配がありつつも、6月末に開催された『Dreams on Ice 2026(ドリーム・オン・アイス)』で、今シーズンのフリーを何度も滑ったことで自信も生まれていました。そういう意味では、『ドリーム・オン・アイス』は、既に僕にとって“合宿”でした(笑)。
その後の全日本合宿を含め、初戦までにたくさん滑る機会があり、早い段階からしっかり体を作っていけていたことが、今回大きかったなと思います。

実際、今はとにかく体の動きがいいんです。
昨シーズンも、一年を通してジャンプの調子にそこまで大きな上下はなかったんですけど、今年はより体の使い方が洗練されてきたというか、研ぎ澄まされてきた感覚があります。

毎日の練習でもそうですし、ジャンプ、スケーティングのコントロールも含めて、とにかく体の使い方が抜群にいいなって。
昨シーズンでも感覚はよかったのですが、去年を経験したからこそ、いい感じに力が抜けてさらによくなったのかなあ。

8月はいろいろなイベントや試合で演技を見ていただく機会があったので、ジャンプの上がり方を見て「おっ」と思ってくださった方もいるんじゃないかな?

自分としても、これだけ状態がいいからこそ、今シーズンはやっぱり試合で結果を出したい。そう思えた第一歩が、アジアンオープントロフィーでした。

調子がいいからこそ見えた“隙”

アジアンオープントロフィーでの友野一希さんと平池大人コーチ
アジアンオープントロフィーで、平池大人コーチと

ただ、アジアンオープントロフィー、サマーカップともにショートはめちゃくちゃ緊張しましたね。
昨シーズンから継続しているプログラムだし、体もしっかり動いている。それでも試合になるとやっぱり違う。

試合って、結局メンタルとの戦いなんだなと。自分をどうコントロールするか、そしてその場でどれだけやり切れるか。2戦を通して、その難しさを改めて感じました。

毎年のことながら、やっぱりシーズン最初の時期って独特の緊張感があるんです。
サマーカップでは調子自体はよかったんですが、練習でもトーループがはじかれたり、パワーがあり余りすぎてうまくセーブできなかったり。試合の中でちゃんとコントロールしきれていないところがありました。

アジアンオープントロフィーとサマーカップを通して、いいところと悪いところが全部出たというか。調子がいいからこそ、自分の“隙”もしっかり出たんだと思います。

2026サマーカップでの友野一希さん
サマーカップ表彰式
2026サマーカップでの友野一希さんとくるパーくん
友野一希さんとくるパーくん

やっぱり試合は、どれだけ自信があったとしても何が起こるか分からないし、試合の中でできるということが一番の実力だと思うんです。これは毎年言ってることで、この競技を続ける限り、考えも常に変化していきますし、永遠の課題になりますね(笑)。

これまでも、大事な場面で何度も失敗してしまうというのが自分の課題としてあったので、そこはもっと詰めていかないと。練習でできていることを、試合でもしっかりやる。今年は“試合で証明する一年”にしたいんです。

今シーズンは、今までとは違う感覚があるし、自信もあります。今までやってきたことはもちろん継続しつつ、新しい取り組みも実を結ぶように。昨シーズンの失敗をむだにしない一年にしたいです。

自分の“トリセツ”を完成させる

じゃあ試合で結果を出すために、今シーズン何が一番必要かというと、もっと細かく、自分の中で基準を作っていくこと。

僕は気合いが入りすぎることがあるし、調子がいいと確認が細部まで行き届いていないこともある。今までは4回転を跳ぶことに必死で、なかなかそこまで詰め切れていなかったんですけど、4回転が問題なく跳べるようになったことで、もっと細かいところまで考えられるようになってきました。

たとえば、ジャンプを跳ぶ時、どのタイミングで気持ちを入れるのか。
すごく細かい話になるんですけど、僕の場合、気持ちを入れるタイミングが早すぎて、演技の最初から「ジャンプ、ジャンプ」って考えてしまうことがある。そうすると跳ぶ瞬間まで集中力が続かなくて、パンクしてしまうことがあるんです。

だから、ジャンプに入るまでの流れの中で、少しずつ気持ちを向けていく。コースに入った時なのか、構えた瞬間なのか。そういう気持ちの面でも自分なりの基準を作って、自分の“トリセツ”を少しずつ完成させていくイメージです。

体のケアやウォーミングアップに関しては、昨シーズンの経験もあって、その“トリセツ”がかなりできてきました。今度はそれを精神面にも広げて、試合で不安がある中でも、練習と同じように無心でジャンプに向かえる状態を作りたい。

自分が集中できる条件を絞り出して、リストアップして、それをいつでも出せるように練習する。ようやくそこまで考えられるようになった今、「ああ、トップ選手はこういうコントロールもしてたんだ」って気づくことができたんです。

新ルールで滑ってみて感じたこと

フリーのジャンプの数が減ったり、同じ種類のジャンプは回転数は関係なく3回までになったりと、今シーズンからいろいろルールが変わりました。実際に滑ってみてどうかというと、まずコンビネーションジャンプがかなり重要になってくるなと。ここは絶対に逃せないし、うまく、賢くやっていかないと、と感じています。

コンビネーションジャンプに関しては、男子だとパターンが結構限られてくる気がしていて。最初は「いろいろなバリエーションが見られるようになるのかな」と思っていたんですけど、よくよく考えてみたら、男子だとアクセル-サルコウ-アクセルとか、結構組み合わせが絞られてくるのかなって。
女子だとおもしろいコンビネーションジャンプもいろいろ見られるかもしれないですね。

あとは3連続ジャンプ。同じ場所をぐるぐるぐるぐる回りながら跳ぶことになるので(笑)、それを音楽に合わせながら取り入れるのがなかなか難しい。
プログラムの世界観が少し崩れてしまう感じもあるので、そこは苦労するんじゃないかなと思っています。

そして、高難度のジャンプをたくさん入れるとなると、やっぱりリスクも高くなってくる。ジャンプ1本1本の価値がより重くなるので、その分しんどさがあるのかもしれません。

僕は最初、体力面はどうかなと思っていたんですけど、意外とそこは大丈夫でしたね。十分体は動いているし、今後も体力はいくらでもつけられるので、そこはあまり気にしていないかな。

フリー「It’s A Beautiful Day」を名作にしたい

そんな中で、新しく作ったフリー「It’s A Beautiful Day」を実戦で滑って、改めて「このフリーを名作にしたいな」と思いました。これを滑るからには、いい試合をしなきゃいけない。そう思えるプログラムというか。

昨シーズンから継続のショート、そして新フリーともに、そう思えるプログラムで今季戦えることがうれしいですし、すごく幸せな一年になりそうだなと感じています。

初めてのジャカルタを満喫!

アジアンオープントロフィーでの友野一希さんのジャカルタでの写真

アジアンオープントロフィー後の、開催地ジャカルタでの思い出も少し。
アジアンオープントロフィーは、2011年のノービスの時に初めて中国での大会に出場して以来(アジアフィギュア杯)、なんと15年ぶり。

アジアンオープントロフィーのリンクの様子

これはアジアンオープントロフィーあるあるなのですが、試合のリンクがショッピングモールの中にありまして。今回のジャカルタも、会場はイオンモールの中でした。

アジアンオープントロフィーの会場のジャカルタのイオン

そして初めて訪れたジャカルタ、僕はすごく好きでしたね。
なんか、人がいいんですよ。アジアの国ってテクノロジーもすごく発達しているのに、同時に「生きてる!」って感じがするというか、人の情を感じることが多くて。インドネシアでは特に、純粋な親切心みたいなものを感じる場面がたくさんありました。

アジアンオープントロフィーのジャカルタの街の様子(友野一希さん撮影)
アジアンオープントロフィーのジャカルタの食事(友野一希さん撮影)

街を見ていてもいろいろ考えさせられました。道路は工事中のところも多いし、大渋滞している中でもみんな結構のんびりだったり(笑)。
あまりセカセカせず、おおらかに過ごしている感じがなんかよかったんですよね。人として大切なものに改めて気づかされたというのかな。

アジアンオープントロフィーのジャカルタのカフェ(友野一希さん撮影)
アジアンオープントロフィーのジャカルタのカフェのコーヒー(友野一希さん撮影)

もともと東南アジアの雰囲気が好きということもあり、ずっと行ってみたかったんです。僕の大好きなコーヒーもありますし、ジャコウネコのコーヒーも本場。そうそう、お土産に可愛いキリンのぬいぐるみも買いました。

アジアンオープントロフィーのジャカルタのお土産(友野一希さん撮影)
アジアンオープントロフィーのジャカルタで買ったキリン(友野一希さん撮影)

あと、ジャカルタは大きな商業施設もたくさんあって、安心感がありました。会場だったイオンモールなんて、本当に日本と同じで、ちょっと高級なイオンモールみたいな感じ。

アジアンオープントロフィーのジャカルタのイオンの中(友野一希さん撮影)

店舗の並び方までまるっと一緒なんですよ。上の階に行ったら映画館があって、奥には大きなスーパーがあって(笑)。
おなじみの日本の飲食店も勢ぞろい! 吉野家も丸亀製麺もペッパーランチもあるし、さらにシャトレーゼまであったのはめっちゃおもしろかったです。

ジャカルタのイオンモールのシャトレーゼ

インドネシアというと、僕の中ではバリ島をはじめ、いろいろな島を巡る旅のイメージが強くて。ジャカルタに観光で行こうと思う機会って、なかなかなかったんですよね。だから今回行くことができて本当にうれしかったですし、今度は観光地として有名なところにも行ってみたいなと思いました。

フィギュアスケートの魅力を広げていくために奮闘中!

大会後は、平池チーム合宿に参加し、『浪速フィギュアスケートフェスティバル』に! その翌日には全大阪Ⅱと、大忙しの日々を過ごしました。

大切にしているイベントも4回目。少しずつ広がっていくスケートの輪

浪速フィギュアスケートフェスティバルでの友野一希さん

『浪速フィギュアスケートフェスティバル』は、僕のホームリンクで開催している、スケート教室とショーを通してフィギュアスケートの楽しさを身近に感じてもらうイベント。2024年から始まり、驚くべきことに今回で4回目を迎えました。

今年は5月に続いて2回目の開催だったので、「また来てくれるかな?」という気持ちもあったんですけど、これまでで一番多くのお客さんに来ていただけて、とても感動しました。
すでに試合も始まって、プログラムが体になじんできている時期というこで、今までのイベントの中でもクオリティの高い演技を披露できたかなと思います。

僕はショートプログラムの「That’s It (I’m Crazy)」を披露。少しミスはあったものの、アクセルやサルコウもしっかり決めることができて。イベントでここまでパーフェクトに近い演技ができることもなかなかないので、今の調子のよさをしっかり出せたのはよかったです。

僕自身、ずっと一貫して、スケートを生涯スポーツとして伝えていきたいという思いを持っています。
そのためにもっと小さい子たちにも来てもらえたらと思い、今年は親子割を設定するなど、参加しやすいよう工夫もしました。
その思いが少しずつ形になって、子どもたちの参加率も増えてきたので、また来年以降につながる、いい取り組みができたんじゃないかなと思います。

浪速フィギュアスケートフェスティバルでの友野一希さん、大島光翔さん、三宅星南さん

教室だけでなく、ショーも毎回少しずつ形を変えながらアップデートしています。今年はリンクの中にも客席を設けました。
一緒に参加してくれている(大島)光翔や(三宅)星南も「このイベント本当に楽しい!」と積極的で、二人には心から感謝しています。

星南は途中から加わってくれたんですけど、最初は教えることに結構苦労していて。でも、今ではすごく上手になりました。

そして、これまで一緒にイベントを盛り上げてくれた(木科)雄登にも感謝しています。引退してイベントからいなくなってしまったのは寂しいですけど、本当にありがとうって伝えたいです。

僕自身も、教える中で逆に気づかされることが多いんですよ。あのアットホームな雰囲気も含めて、僕はこのイベントが大好き。これからも続けられるように頑張っていきたいなと思います。

イベント終了、即競技モード!

そして翌日には、全大阪Ⅱに出場。
浪速ではショート、全大阪Ⅱではフリーを滑ったので、2日間で両方のプログラムを試すことができました。

イベントの次の日にすぐ試合というのは大変だったんですけど、そこも元気よくやり切れて。4回転で少しミスが出てしまったものの、それ以外はしっかりまとめ、得点は159.98点。ミスを必要最低限にとどめながら、ハードスケジュールの中でも落ち着いて滑ることができたのはよかったです。

以前のインタビューでお話ししたように、今シーズンは4回転の本数を徐々に増やしていく作戦。全大阪Ⅱでは3本目の4回転として、4回転トーループを入れました。構成を上げた内容を実戦で試すこともできましたし、何より怪我なくしっかり乗り切れたことが一番よかったかな。
もうベテランではあるんですけど、「僕、全然元気だな」と感じられた試合でした(笑)。

イベントは東京へ。辰巳で広がった“夢の第一歩”

辰巳1周年イベンでの友野一希さん

その翌週には、東京の辰巳へ。
大切に育ててきた浪速のイベントが、今度は大阪を飛び出して東京に! 浪速で続けてきた形をベースに、田中貴金属アイスアリーナの1周年記念イベントを開催しました。
辰巳では、光翔と星南といういつものメンバーに加えて、(樋口)新葉と(三原)舞依ちゃんにも出演してもらいました。

同じフォーマットでのイベントとはいえ、最初は場所が変わることで、少し不安も。でもアイスアリーナの方や主催のセントラルスポーツの皆さんが本当によくしてくださって、めちゃくちゃ素敵なイベントになりました。

スケート教室は、1回目が子どもたち、2回目は高校生以上へのレッスンを開催。イベントでは大人はもちろん、子どもたちにもたくさん教えたいという思いがあったので、それが叶ったのもうれしかったです。地元の子どもたちの招待もあって、アイスショーと教室を通して、スケートを身近に感じてもらえたんじゃないかなと思います。

そして、ショーでは照明も入って、ちょっと感動しましたね。「こんなイベントができるようになったんだ」って。
もちろん、たくさんの方の力や、新葉や舞依ちゃんにも出演してもらえたからこそ。これからこういう輪がもっと広がって、いろいろな選手と一緒にスケートの魅力を伝えるイベントをやっていけたらいいなと思っています。
僕にとっては、その夢への第一歩になったイベントでした。

“現代版”にアップデートした『Bills』

辰巳で僕が披露したのは、2021-2022シーズンのエキシビションナンバーの『Bills』。数年ぶりに滑ってみたら、スケーティングが前より余裕があり、「ちょっと大人になったかな?」って(笑)。

氷の上に寝転がって雑誌を読みながら始まるオープニングは、現代バージョンに変更。オープニングは、スマホをいじりながら始まるという、“スマホ中毒”設定にしてみました(笑)。
月日が流れてるのに相変わらず遅刻してるあたりは、全然ダメダメなんですけどね(笑)。

『Bills』を選んだのは、子どもたちにも楽しんでもらいたかったから。
コミカルな動きを加えたり、ステップを足したり、いろいろアップデートしやすいプログラムでもあるので、これからも大事な時に滑っていこうと思います。

お客さんもとっても盛り上がってくださって。「『Bills』が見られてうれしかった!」なんて言ってもらったりして、自分が思っている以上に愛されているプログラムなんだなということをひしひしと感じました。「5年前の自分、我ながらいいプログラムを作ったな」と思いました(笑)。

『Teeth』に『HOT LIMIT』! 各地で披露したグループナンバー

辰巳アイスアリーナ1周年イベントでの友野一希さん、大島光翔さん、三宅星南さん、樋口新葉さん、三原舞依さん

今回は座長として、どんなイベントにしたいか、子どもたちにもたくさん来てもらうにはどうしたらいいかを、皆さんと相談しながら考えました。
さらに、浪速と辰巳では、それぞれグループナンバーも作りました。

浪速では、出演予定だった(山本)草太が怪我で出られなくなってしまったので、代わりに草太のエキシビションナンバー『Teeth』をみんなで披露することに。僕の家に集まって、みんなでそれぞれアレンジしながら覚えました。

『Teeth』は、個人的にも大好きなプログラム。自分が滑ることで、「草太のセクシーさってすごいんだな」ということにも気づけました(笑)。

そして辰巳では、T.M.Revolutionさんの『HOT LIMIT』を披露。
まずは、舞依ちゃんと新葉に「ごめん、『HOT LIMIT』でもいいですか?」って聞いて(笑)。「とにかく盛り上げたいんだ!」と熱量をもって伝えたら、二人とも喜んでやってくれました。終始ノリノリで楽しんでくれて、それだけで感謝の気持ちでいっぱいでした。

年々増えていく「感謝」の言葉

浪速フィギュアスケートフェスティバルに届いたお花たちと友野一希さん

それにしても、こうして年々、「感謝」っていう言葉が増えていくのって何なんでしょうね、、、(笑)。でも、本当に感謝しかなくて。

浪速と辰巳でのイベントを通して、僕って本当に幸せ者だなと感じました。
オリンピックを逃した時は、「どうしよう」って思っちゃったんですけど、それでもこうして地に足をつけて、自分らしさを忘れず、スケートと向き合ってやってきたのがよかったなって。

いろいろな人に支えてもらっている分、それを今度はシーズンを通して返していきたいですね。説得力のある演技をして、また普及活動を通してフィギュアスケートの魅力を伝えられるようなスケーターになりたいです。

近畿選手権&グランプリシリーズ

ここからは少し試合まで時間が空いて、まずは近畿選手権、そしてグランプリシリーズ初戦のスケートカナダに向けて準備していきます。

自分の中でやり残していることの一つが、グランプリファイナルに出ること。今はすごく調子もいいですし、昨シーズンの経験や、今年取り組んできたことをしっかり結果につなげて、自分自身に証明したいなと思っています。

僕は一発でいい演技をすることは得意なんですけど、グランプリシリーズはそれを継続していくことが大事。もちろん優勝も目標ですけど、シリーズを通していい演技を続けて、ファイナルに進むことが一番の目標です。

今は本当に毎日が充実していて、どんなにきついことでも楽しく過ごせています。とにかく楽しく、ハードに。しっかり追い込んで、悔いの残らないシーズンにしていきたいです。


BEST BUY
2025-2026

お待たせしました! この連載といえば、僕が好きなものを思う存分語るパート。
ということで、3年ぶりのベストバイ企画です!

今回は、オリンピックシーズンを支えてくれたアイテムから、大好きな服、日々の暮らしに欠かせないものまで。今の僕を構成している大切な10品を紹介していきたいと思います! ぜひ前回のベストバイと比べながらチェックしてみてください。

Hyperice(ハイパーアイス)ノルマテック レッグス

疲れた脚のケアはこれにお任せ!

Kazuki

友野一希さんのベストバイ:Hyperice(ハイパーアイス)ノルマテック レッグス

じゃん! 1つ目からいきなりガチのやつです。
マッサージガンなどでも有名なHypericeの「ノルマテック レッグス」。

これは一体何かというと、ブーツのようなレッグアタッチメントをはいて、空気圧で脚全体をぎゅーっと加圧してくれるリカバリーアイテム。

もともとYouTubeなどで、いろいろなトップアスリートが使っているのを見ていて、「いいな、いいな」ってずっと思っていたんですよ。
その後、ちょうどオリンピックシーズンに入る前くらいの時期に、(木原)龍一くんから「めっちゃいいよ」と聞き、「じゃあ買お!」って買っちゃいました。

使うタイミングは、練習後や寝る前に使うことがほとんど。もちろん遠征先にも持っていく必需品。僕以外にも使っているスケーターは多いんじゃないかな。
加圧の強さも変えられるし、「今日はここが疲れてるな」っていう場所を重点的にケアすることもできます。僕は30分くらいやるのが好きですね。

めちゃくちゃ強烈な刺激がくるわけじゃないんですけど、脚全体に圧がかかって、巡りをサポートしてくれる。終わった後は、なんとなく悪い張りが抜けたような感じがするんですよ。何より、次の日の脚が本当に軽い。

オリンピックシーズンは、これにどれだけ支えられたか……。毎日しっかり動ける体を作るための相棒といえばこれ。文句なしのベストバイです。

airweave エアウィーヴ ベッドマットレス S04

“睡眠ガチ勢”のベストマットレス

友野一希さんのベストバイ:エアウィーヴ ベッドマットレス S04

2つ目は、僕の生活になくてはならない存在が登場。
どん! airweaveのベッドマットレスです。

睡眠って本当に大切だし、もともと自分は寝るの大好きな“睡眠ガチ勢”なので、買う前にもいろいろ調べたんです。それで百貨店まで行って実際に寝てみたら、「あ、これめっちゃ好き!」って。
いろんなモデルを試して2時間近く寝てみては悩んで、寝てみては悩んで……を繰り返して決めました!

中の構造もちょっと凝っていて、通気性がよく蒸れにくくて。しかも肩・腰・脚の部分で硬さを調整できて、裏返すと感触が変わるんです。僕はあんまり柔らかすぎるのが好きじゃないので、ちょっと硬めにできるのも最高でした。

ここまで高い寝具を買ったのは初めてで、正直かなり大きな買い物。でも毎日使うものだし、これから10年以上、大切に使っていきたいと思えるものなので、思い切ってよかったです。

オリンピックシーズンも、このマットレスには本当に支えてもらいました。よく眠れると次の日も元気に動けるし。これはもう神の買い物。間違いなくベストバイです。寝るたびに幸せをかみしめています。

COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)ボーダーカットソー

友人二人からもらった、一生大切にしたい宝物

Kazuki

友野一希さんのベストバイ:COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)ボーダーカットソー

3つ目は、自分で買ったものではなく、もらったもの! ベストギフトですね。
ててーん! COMME des GARÇONSの、CDGロゴがたくさん入ったしましまのロンT!
こちらなんと、誕生日に木科雄登さんと大島光翔さんからプレゼントしてもらったものです。

これがもう、超可愛くて! 最近ポップなスタイルが好きなんですけど、もらった瞬間「天才じゃん!」って思いました。
1枚で着ても映えるし、レイヤードしてちらっと見せても可愛い。とにかく使いやすくて、本当にこればっかり着てるんですよ。
まさに僕のことをよく知っている二人ならではのセレクト。センスに脱帽です。

旅行なんかにもよく着ていくので、その写真を見て「またこの服着てるな」って思っている方も多いんじゃないかな(笑)。二人からもらったということも相まって、よりお気に入りの一枚になりました。

友野一希さんのベストバイ:COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)ボーダーロンTを着たコーデ

そうそう、二人とは以前からプレゼント交換をしているんですけど、どんどんグレードアップしているので、「ちょっと最近気合いが入りすぎてるから、金額を抑えようか」って、プレゼント条約を結んだところなんです(笑)。

今はこのロンTをきっかけに、僕の中で第一次ボーダーブームが到来中。
一生大切にしたい、本当に最高のプレゼントを贈ってくれた二人に改めてありがとうって言いたい! これからも愛情を込めて着ます!

POLO RALPHLAUREN(ポロ ラルフ ローレン) PRL RUNNING CLUB MESH CAP

これしかかぶってません! 相棒キャップ

Kazuki

友野一希さんのベストバイコーデ POLO RALPH LAURENのメッシュキャップ
ベストバイコーデ
10選なので泣く泣く選外でしたが、このチェックシャツも超お気に入り!

4つ目は……これはもう皆さんおなじみですよね?
どーん! POLO RALPH LAURENのメッシュキャップ!「これしかかぶってないじゃん」って思われるくらい、気づけばいつもこれです(笑)。もう完全に相棒ですね。

友野一希さんのベストバイ:ポロラルフローレンのメッシュキャップ

フロントには、「1967」「PRL RUNNING CLUB NEW YORK, NY」の文字とウイングフットのグラフィックが刺繍されていて、ちょっとスポーティな雰囲気がイイ!

お気に入りポイントは、なんといっても形。
僕は頭が小さめなので、実はキャップ選びが結構難しくて。なかなか理想のサイズ感のものに出合えないんです。
でもこれは比較的小さめで、試着した瞬間からすごくなじむ感じがあって。グリーンとホワイトの配色も可愛くて、「これだ!」ってなりました。

そこからもう溺愛しすぎて、派遣試合の時もずっとこれ。あまりにも愛用しているので、周りからは「そろそろその帽子やめな」って言われています(笑)。

Levi’s(リーバイス)LEVI’S® VINTAGE CLOTHING 1947 501®

とにかく形がきれい! 何度でもはきたくなる最愛デニム

Kazuki

友野一希さんのベストバイ:LEVI'S® VINTAGE CLOTHING 1947 501®
友野一希さんのベストバイ:LEVI'S® VINTAGE CLOTHING 1947 501®のバックカット

5つ目は、デュデュン!
LEVI’S® VINTAGE CLOTHING、通称LVCの「1947 501®」です。
好きなファッションが変わっても、やっぱりデニムへの愛は継続中! なんだかんだ、デニムはずっとはきたくなるんですよね。

これは第二次世界大戦中に作られた、いわゆる「大戦モデル」を経て、戦後の1947年に登場した501®を復刻したモデル。戦時中に省略されていたディテールが戻り、ファンの間で“501®の完成形”ともいわれている一本なんです。

とにかく、はいたときの形がめちゃくちゃきれい! 太すぎず細すぎないストレートという、絶妙なシルエットが本当にお気に入り。
僕の感覚では色落ちも比較的ゆっくりで、きれいな雰囲気のまま長くはけるところもポイント。

シルエットも、合わせやすさも大満足の最愛デニムです。

eYe JUNYA WATANABE MAN×Carhartt Wネーム PANTS

伊豆旅行の集合前に出合った“運命の一本”

Kazuki

eYe JUNYA WATANABE MAN×Carhartt Wネーム PANTSをはいた友野一希さん

どどん! ファッション編ラストは、eYe JUNYA WATANABE MAN×Carharttのハーフパンツ。
今回の連載ビジュアルではいているのもこれで、一言で言うと、もう最高。はくだけで、なんか全部おしゃれになっちゃう(笑)。それくらい存在感のある子です。

もともとハーフパンツが欲しくて探していたんですが、これははいた瞬間にビビッときました。
写真みたいにジャケットと合わせてきれいめにまとめれば、いい感じの外しになるし、思いきりカジュアルに着てもいい。とにかく丈が絶妙で、靴下を見せてスニーカーを合わせても、ブーツを合わせても超可愛い。

ウエストはかなり太めなので、僕はぎゅっと絞ってはいています。
厚みとハリのある生地なんですけど、ハーフ丈でシルエットが太めだから、夏はもちろん、真冬になるまでは結構長く使えそう。

Carharttって僕の中ではちょっと無骨なイメージがあって、今までなかなか手を出せなかったんですよね。でもこれはハーフパンツになっていることで、いい意味でポップに着られる。
いたるところにロゴが入っていたり、金と銀のリベットが使われていたりと、細部まで本当に可愛くて。

Carharttらしいワークウェアのディテールを残しつつ、eYe JUNYA WATANABE MANらしくシルエットが再構築されているところもお気に入りで、今の自分の気分にぴったり。

実はこのパンツとの出合いも運命的で。
今年の夏、三浦佳生くんと壷井達也くんと3人で伊豆旅行に行った日のこと。集合前に「ちょっと服でも見ようかな」と軽い気持ちでお店に入ったところ、この子に出会ってしまったんです。

衝動買いして、合流した二人に「ごめん、もうお金なくなったから旅行行けないかも(笑)」って。そんな思い出も込みで、愛着のあるパンツです。

Kiehl’s(キールズ)のスキンケアアイテム

使った翌日、衝撃が! マイベストスキンケア」

Kazuki

友野一希さんのベストバイ:キールズのスキンケアクリームなど

続いて、ビューティ部門!
てーれん! 僕の肌に革命を起こした Kiehl’sのスキンケアアイテムたちです。

vol.44でも、少し紹介したのですが、一番のお気に入りは「キールズ クリーム UFC」。

僕はインナードライで皮脂も出やすいタイプなので、昔から肌には結構苦労してきたんです。スキンケアをいろいろ試してみても、重ねすぎるとベタついたり、次の日に肌が荒れてしまったり。皮膚科に行っても「ストレスによるものだから仕方ない」と言われたこともあって、「結局、肌荒れには食生活や生活習慣が大事なんやろうな」と思っていました。

そんな僕が、初めてこのクリームを買って塗ってみたら、次の日に「え、明らかにこれは……!」って(笑)。それくらい自分の肌に合っていて、使い始めてから肌の調子が爆上がりしました。潤うのに重たすぎず、すごく使いやすいんです。

そこから衝撃を受けて、キールズのアイテムをどんどん集めるようになりました。化粧水も使い始めたんですけど、これも肌なじみがよくてお気に入り。
さらに、ブライトニングケア用の美容液やレチノール美容液も、その日の肌の状態を見ながら使っています。
最近やっと、「今日はクリームまで塗ろう」とか「今日はここまでにしておこう」とか、自分の肌に合わせて調整できるようになってきました。

CMみたいなこと言いますけど(笑)、本当に初めてスキンケアでここまで手応えを感じて、びっくりしたんですよ。今では自分でも「めっちゃ肌きれいになったな」って思うくらい。ついに自分の肌にぴったりのものを見つけちゃった!という、世紀の大発見でした。

これはもう自分の中でベストバイすぎるので、今回は勝手に魅力をたくさん伝えさせていただきました(笑)。

コーヒーのハンドドリップセット

「いつかコーヒーを淹れる生活がしたい」が実現! 愛用ハンドドリップセット

Kazuki

友野一希さんのベストバイ:コーヒーハンドドリップセット(タイムモア、エペイオス)

今度は、日用品から。
じゃじゃーん! コーヒーを淹れるハンドドリップセットです。

コーヒーを淹れる生活は長年の夢。
せっかく始めるなら器具にもちょっとこだわりたいと思って、たくさん調べたんですけど……やっぱり最初から上級者向けの難しいものを買っちゃうと大変かも、という結論に達しまして。まずは初心者でも使いやすくて、その中でもちょっとこだわれるものを基準に選びました。

ミルは、TIMEMORE(タイムモア)のもの。
ケトルは、EPEIOS(エペイオス)で、温度調節ができるところがお気に入りです。

豆は地元のコーヒー屋さんで買ったり、喫茶店で「ここのコーヒー、おいしいな」と思ったら、そのお店のものを買って帰ったり。最初はいろいろな国のシングルオリジンを試していたんですけど、家で毎日飲むなら、意外とブレンドのほうが味に安定感があって。喫茶店で飲むような、ほっと安心する味を家でも楽しめる気がするんですよね。

もちろん普通にカルディで買うこともありますし、百貨店でたまたま飲んだコーヒーがおいしかったら、そこで豆を買うことも。今はあまりこだわりすぎず、その時気になったものを自由に選んでいます。

僕は深煎り派で、80℃くらいの少し低めの温度でやさしく淹れるのが好き。逆に浅煎りなら96〜97℃くらいまで上げたりもします。淹れ方ももちろんですけど、コーヒーって温度が結構大事だと思っていて。

……なーんて言ってますが、正直、味は分からんです(笑)。「分かってます」と言えるほどではない(笑)。
もちろん「これ、おいしいな」と思ったり、豆による違いを感じたりはするんですけど、僕はきっと味以上に、香りや、丁寧に淹れていく過程そのものが好きなのかもしれません。

自分で淹れていると、豆を挽くところからずっと香りを感じているじゃないですか。だから、人に淹れてもらって突然コーヒーが出てきた時とは、味の感じ方もちょっと違う気がするんですよね。

友野一希さんのベストバイ:コーヒーハンドドリップセットと、TOMONOマグ

お気に入りの時間は、練習が終わって、家に帰ってゆっくり自分のためにコーヒーを淹れている時。丁寧に淹れた一杯を飲みながら、その日の練習を振り返る時間がすごく大切で。
朝練の後には、コーヒーを飲んでからお昼寝することもあります。僕の場合、そのほうが寝起きがいい気がするんです。
そういう意味でも、オリンピックシーズンを支えてくれたものの一つかなと思って、今回ベストバイに選びました。

このセットはもう1年くらい使っていて、今のところかなり満足しています。でも、次に欲しいのは電動ミル。いろいろ見ているんですが、置き場所の問題もあるので慎重に選んでいるところです。

これから器具も少しずつ増えていくのかなと思うと、それも楽しみ。でも一周回って、今は「気軽に淹れられたらいいかな」という段階にもなっていて。

やっぱり僕、コーヒーを淹れるのが好きなんですよね。
「いつかコーヒーを淹れる生活がしたい」なんて言っていた頃から考えると、確実に生活力、上がってます(笑)。

ダイキン 空気清浄機

花粉症の救世主! シンパシーを感じた空気清浄機

Kazuki

友野一希さんのダイキンの空気清浄機

9つ目は、家電です。
でん! ダイキンの空気清浄機です!

僕は重度の花粉症で、空気にも敏感。
昔は、「花粉症は気持ちでしょ」なんて思ってたんですけど、いつしか、「僕、もしかして、花粉症?」となり、そして今やもうそんなの言ってられないぐらい、立派な花粉症になりまして(笑)。

そんな花粉対策はもちろんですが、家に帰った時や寝る時、いつも同じように心地よい空気の中で過ごせることも大事だなと思っていて。コンディションを整える意味でも、寝室に置いてずっと稼働させています。

当初、Airdogをはじめ海外ブランドにも憧れたんですけど、最終的には「やっぱり国産だろ」って。勝手に親近感を覚えまして(笑)。
大きな買い物だったので、頑張っていろいろ調べて、お安く買いました✌

このビジュアルもすごく好きですね。かっこつけすぎていないというか、落ち着きがあって、箱型なのもいい。かなり気に入っていて、周りの人にもおすすめしているくらいです。

冬は加湿も頑張ってくれて、乾燥対策にも。季節に合わせて使えるところも便利で、今では毎日の体調管理にも欠かせない存在です!

Barilla(バリラ)のパスタ

これなしの生活には戻れない!ストック必須の定番パスタ

Kazuki

友野一希さんのベストバイ:バリラのパスタ

ラストは、なんんと食べ物!
今の僕を象徴するものといえばコレ、ばばん! バリラのスパゲッティです。

ここ最近はパスタ作りに没頭しているんですけど、そこで使っているのが、バリラの1.6mmのスパゲッティ。

よく作るのは、ペペロンチーノやトマトパスタで、お昼に食べることが多いです。最初は脂質なども気にしていたんですけど、僕がよく作るのはシンプルなオイル系。オリーブオイルの量も自分で調整できるし、練習前に食べる時は少し控えめにしたりしつつ、そこまで神経質にはならずに楽しんでいます。

友野一希産のベストバイ:バリラのパスタで作ったトマトパスタ

一時期、小麦を控えてみたこともあったんですけど、僕の場合はパスタを食べても特に違和感がなくて。「意外と自分の体に合っているのかも」と気づきました。

何より、パスタを食べた日は「元気だな」と感じることが多いんですよね。競技生活の中でも普段の食事として取り入れやすくて、とにかく食べまくっています。もうこれ無しの生活にはもう戻れそうにありません(笑)。

友野一希さんの手料理のオイルスパゲッティ

味つけはかなりシンプル。普段はオリーブオイルをベースで、にんにくを少し。塩加減を調整したり、出汁を加えたりしながら、自分好みの味にしています。
オイルパスタって、シンプルにもできるし、にんにくをきかせてちょっとギルティにもできる。海鮮を入れたり、具材を変えたり、いくらでもアレンジできるところも楽しくて。ペペロンチーノをおいしく作れるようになると、そこからどんどん幅が広がるんですよね。今では、オイルパスタが一番の得意料理かもしれません。

パスタには表面がツルツルしたタイプとザラザラしたタイプがありますが、普段使いはツルツル派。ザラザラタイプならディ・チェコも好きなんですけど、値段や食べやすさまで加味すると、僕はバリラが一番使いやすくておいしいと思っています。イタリアンのシェフの方のYouTubeでおすすめされていたのをきっかけに買ったんですが、気づけばずっとリピートするようになりました。

このパッケージも好きなんですよ。僕、そういうのも結構大事だと思っていて。見た目が好きとか、名前の響きがなんとなく好みとか。そういう感覚って、自分の趣味嗜好とどこかつながっている気がします。

もともと和食派で、パスタをそんなに食べてこなかった人生だったんです。
でも、一人暮らしを始めて自分でいろいろ作るようになってから、「お昼ごはんにパスタ、めちゃくちゃいいな」って。
僕といえばラーメンなんですけど、最近は、「ラーメン食べたいな」と思った時に、自分でパスタを作ることも増えました。

いや~こうしてみると、一人暮らしを始めて、本当に変わりました。なんか、大人になりましたね(笑)。このパスタも、間違いなく今の僕を作ってくれているもののひとつです。

最近の香水事情は?

まずは、相変わらずLE LABO(ルラボ)の「SANTAL 33」を愛用しつつ 、他の香りも色々冒険中。同じくLE LABOの「EUCALYPTUS 20(ユーカリプタス 20)」も好きで、よく使っています。

あとは、たまにお邪魔する大阪アメ村のセレクトショップCopyArt Collective(コピーアート コレクティブ)で出合った香水も。Bin Khalid(ビン・ハリッド)というインドのフレグランスブランドらしいのですが、オリエンタルで少し甘さのある、まさに僕好みの香りにひと目惚れしまして。夏場でも肌荒れせずに使えていて、こちらもお気に入りです。

また次回の連載でお会いしましょう~

vol.46、いかがだったでしょうか!
こうして競技の近況からプライベートまでたっぷり紹介していると、なんだか懐かしくて。この場所に帰ってきたんだなーという感じがしますね。なんか、息を吹き返した感じというか(笑)。
だって、2022年にこの連載が始まってから世界選手権に出たり、僕自身どんどん調子が上がっていったんですよ。そう考えると、今シーズンもなんだか縁起がよさそう(笑)。ではまた次回、vol.47でお会いしましょう~!

Staff Credit

語り/友野一希 撮影/花村克彦 企画・構成/轟木愛美 ロゴデザイン/ZUMA

Profile

友野一希さんのプロフィール紹介カット

友野一希

フィギュアスケート男子シングル

1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。第一住建グループ所属。
感情をスケートにのせ、観客の心まで躍らせる演技で世界中から愛されるスケーター。表現の名手として知られ、オフシーズンはアイスショーにも多数出演。ショーごとの特性に合わせた多彩なパフォーマンスで、エンターテイナーとしての本領を発揮している。
古着、サウナ、インテリアショップ巡りなど多彩な趣味を持ち、好きなものへの探究心は群を抜く。実直で面倒見のいい人柄から、ファンはもちろん、後輩スケーターからも慕われる存在。イベントなどでは率先して場を盛り上げ、司会進行を担うなど、リンク内外で頼れる存在感を発揮している。
スケート界きってのインフルエンサーとしても知られ、サウナの魅力を広めたかと思えば、最近はスケーターたちの洋服選びもお手伝い。ファッションの楽しさもじわじわ布教中。好きなものをとことん楽しみながら周囲を巻き込む発信力も魅力で、自身監修の『TOMONO CURRY』欧風チキン、本格ビーフの2種も大好評。

オリンピックを目指したシーズンを経て、現役続行を決断。フィギュアスケートの魅力を伝え、スケートを楽しめる場所や機会を増やしていくことを自身の使命とし、スケート教室などの普及活動にも精力的に取り組む。2026年10月1日には、こうした思いにも共鳴する第一住建グループとの所属契約を更新。競技、表現、アイスショー、普及活動と、さまざまな側面からスケートと向き合いながら、自分自身のスケートをさらに深めていく。

Kazuki Tomono

フィギュアスケーター

第一住建グループ所属。フィギュアスケート男子シングル日本代表。2026-2027シーズンのプログラムは、SP「That's It (I'm Crazy)」、FS「It's a Beautiful Day」。
初戦はアジアンオープントロフィー(8月1日~5日)。グランプリシリーズはカナダ大会(10月30日~11月1日)、フィンランド大会(11月20日~21日)に出場予定。今年の全日本選手権は地元・大阪での開催となり、門真市の東和薬品RACTABドームで12月24日~27日に実施予定。

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