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トピック
2026.08.07
エピソード不足をどう乗り越えた?
ガクチカがない!から
内定を獲得した先輩たちのリアルルポ
先輩たちのガクチカ成功談&失敗談を公開! 内定につながった経験の見つけ方と工夫を聞きました。
「ウケたガクチカ、ウケなかったガクチカ」エピソード集
同じ経験でも、業界によって評価は大きく変わるもの。人気の業界でウケる・ウケない題材の傾向を、実体験からレポート。
※2026年5月13日〜6月1日、non-no大学生エディターズ、non-no公式Instagramにてアンケート調査を実施。計48名が回答。
ウケたガクチカエピソード
旅行や金融、メーカー、ゼネコン、コンサルなどの人気業界で、好反応を得たガクチカエピソードをお届け。
業界と親和性が高いボランティア経験が強みになった!
(医療機器メーカー・3年目)
旅行業界では、"人との関わりのなかで培った力"が伝わるガクチカが強みになりました。私の場合は修学旅行生向けの案内のボランティア活動を通じて身につけた、コミュニケーション能力やスケジュール管理力を重点的にアピール。添乗業務との共通点も説明しやすく、業界との親和性を示せたのが大きかったです。反対に、個人のインフルエンサー活動はあまり響かず、人と協力しながら成果を生み出した経験のほうが好まれる印象を受けました。
営業職で無双したアパレルのバイト経験
(製薬・大4)
業界を問わず営業職でウケたのが、アパレルショップでのアルバイト経験。販売員として接客や売り上げ向上のために試行錯誤したエピソードを、営業職に求められるスキルと結びつけて伝えました。実務に近い経験だったからこそ説得力が増したようで、志望職種に関連するアルバイト経験はやはり強いのだと実感!
数字で示した成果は金融業界から特に好反応
(金融・大4)
金融業界で好評だったのは、所属していたマンドリンクラブの演奏会で新規来場者の獲得に取り組んだ経験。広報渉外部として来場者数の伸び悩みを分析し、在校生に加えて地域住民や他大学の学生を新たなターゲットに設定しました。地区センターや商店街への働きかけ、他大学との交換鑑賞の提案、演奏会情報サイトへの掲載などを行った結果、認知拡大と集客向上を実現。課題を整理し、効果的な施策へ落とし込む力と、その成果を数字で示せた点が評価につながったのだと思います!
10年以上の音楽活動が継続力アピールに直結
(メーカー・大4)
幼稚園から大学4年生まで続けた音楽活動が、メーカーの面接で思いのほか好反応でした。長年一つのことに向き合ってきた経験から、継続力や粘り強さを伝えられたことが理由だったよう。その一方で、人材系企業では、個人の成果を前面に押し出したエピソードがまったくウケず大失敗……。
部活経験に主体性を添えて印象アップ!
(アパレル・大4)
体育会系の部活の話は、縦社会が色濃いゼネコン系企業の面接で特に反応がよかった! 小中とバスケ部で、けがをきっかけに高校からはマネージャーへ転身。プレー経験を生かして審判やシューティングの補助など、自分ならではの役割を見つけて主体的に動いた経験を話していました。与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら考えてチームに貢献した姿勢に興味を持ってもらえたように感じます。
問題解決のプロセスを丁寧に説明したらコンサルから高評価
(コンサル・修士2)
ガクチカそのものは、アルバイト先でシフトリーダーとして売り上げ向上に取り組んだという、ごく一般的な内容でした。ただ、成果だけを語るのではなく、売り上げが伸び悩む原因をどう分析したのか、その課題に対してどんな施策を提案したのか、周囲をどのように巻き込み実行したのか、というプロセスを丁寧に説明したところ、コンサルタントの仕事との共通点を感じてもらえたよう! 何を達成したか以上に、どう考えて課題解決に取り組んだのかが評価されたのだと思います。

ウケなかったガクチカエピソード
予想外の質問に焦ったり、他ではウケた話でスベったり。先輩たちの実体験を読んでしっかり心構えを!
留学経験よりも求められたのはチームワーク
(コンサル・修士2)
業界を問わず好印象だった、留学をテーマにしたガクチカ。専門商社では海外経験が特に評価されるはずだと意気込んでいたのですが、予想に反して留学自体はほとんど深掘りされず……。振り返ってみると、個人での挑戦や成長よりも、周囲と協力した経験が求められていた印象。チームワークに関するエピソード不足が敗因だったのかも。
企業が求める資質が何かを考慮して準備するべきだった
(旅行・大4)
イベント運営企業の面接では、ガクチカとして準備していたゼミの内容には触れられず、チーム内での役割やメンバーとの関わり方など、協働に関する質問ばかり。それらの経験を十分に整理できていなかった私は大苦戦しました。企業研究だけでなく、その会社が重視する資質に合わせてエピソードを用意しておく大切さを実感しました。
アピールポイントではなく補足情報に注目されて大焦り
(広告・2年目)
予備校のアルバイトで2年連続生徒継続率80%を達成した経験は、自信を持っていたガクチカの一つ。ところが新聞社では期待したほど手ごたえがなく、代わりに深掘りされたのは、アルバイトの職務内容に添えていた受験情報の広報物作成について。回答を準備していなかったため、業務の説明に終始……。
クリエイティブな職種は、異業界経験が刺さる!?
(出版・1年目)
志望していた出版業界と広告業界の両方でアルバイトを経験していたため、それぞれの経験をガクチカとして使い分けていました。ところが実際には、出版社では広告制作の、広告会社では出版社での経験について質問されることに。業界に近い経験ほど刺さると思い込んでいたので意外でした。
ガクチカが原因で志望度の低さがバレた
(広告・大4)
保険で受けていたITや人材系企業では、ミスコン運営や出版社でのアルバイト経験が思ったほど評価されませんでした。それどころか「本当はその業界に行きたいのでは?」と志望度を疑われる場面も。珍しい経験は強みになる半面、業界とのつながりを説明できなければ逆効果になることを痛感。
広告で大ウケしたネタが金融では大スベリ……
(マスコミ・1年目)
広告業界を筆頭に多くの面接でウケたのが、サークルのメンバーと大げんかした末に顔面へケーキを投げつけて仲直りしたという珍エピソード。しかし金融業界では空気が一変し、反応は冷ややか。同じ話でも業界によって受け取られ方がここまで違うのかと驚きました。堅い社風の企業では、インパクトよりも堅実さを優先したほうがよさそうです。

2026年9月号掲載
Staff Credit
イラスト/LAZY PIZZA DELIVERY 構成・原文/中西彩乃 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス