ノンノモデルが綴る花言葉
【堀田真由×カスミソウ】「ノンノモデルが綴る花言葉」連載vol.1
2024.05.31
![](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/IMG_3541-1024x543.jpg)
ノンノモデルと季節の花、そしてその花言葉をテーマにした撮り下ろし写真。ノンノでしか見られないスペシャルな連載「ノンノモデルが綴る花言葉」がnon-no webにてスタートします! 記念すべき初回は、ノンノモデル・堀田真由×カスミソウ。儚くて穏やかで、どこか彼女を彷彿させる花とのコラボレーションは眼福そのもの♡ 花言葉にまつわるインタビューや花にまつわる思い出、フラワーショップの情報など最後までお見逃しなく!
カスミソウの花言葉は“幸福”
白く小さな花を無数に咲かせるカスミソウの花言葉は“幸福”。この花言葉がつけられたのは、「カスミソウ」が結婚式のシーンでよく使われていたことが由来だそう。現在も、誕生日や結婚式などお祝いギフトにぴったりなお花として多くの人から親しまれています。
![堀田真由がカスミソウを両手いっぱいに抱えている画像](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/33d4c4e485bee4ac72ee499c6c44eb43_2668x4000_h-1-683x1024.webp)
― カスミソウと撮影してみていかがでしたか?
小さな花が集まって咲く、繊細で可愛らしいお花だなという印象がありました。今日の撮影で花言葉を知って、両手いっぱいのカスミソウを抱えた時に「幸せってこういうことなのかな」と自然と思ったんです。1つ1つは小さなことでも、日々積み重ねることが幸せに繋がっていくのかなって。それぞれがかけがえのない、そして美しい瞬間なんだということを撮影を通じて再確認した気がします
![堀田真由はカスミソウを見つめている画像](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/bfe9f61e004963dba3b08756b9fa8019_2668x4000_h-1.webp)
― 普段幸せだと感じるのはどんな瞬間?
お芝居をしている時です。もちろん、歳を重ねるにつれ、楽しいという感覚だけではなく怖いと感じる瞬間も増えてきました。たとえば、役を通してまた違った一面を見せなければいけないというプレッシャーだったり、現場で上手くやれているかなという不安。でも、お芝居で自分じゃない誰かになっているほうが自分の殻を破れる気がするし、現場で“役”として会話をしている時間は楽しくて居心地がいい。私自身が楽しんでいれば見てくださる方にも伝わると思うので、ワクワクする作品にもっと出会っていきたいですし、作品を通じて新しい私をお届けできればと思っています。
日々の生活のなかで幸せを感じるのは、おいしいごはんを食べている時。この間、日曜劇場『アンチヒーロー』の現場で大好物のオーベルジーヌのカレーをいただいて、ハッピーな気持ちになりました♡ あとは、ファッションやメイクを通じて新しい自分に出会えた瞬間も幸せだなあ。先日「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」でブルーカーペットを歩いたときに着ていたマニッシュなセットアップは心が高まりました! 演じている役柄が弁護士ということもあり、スタイリストさんと相談して、ピンストライプ入りのブラックのセットアップをセレクト。着ているだけでシャンと背筋が伸び、鏡に映る自分がなんだか少し大人に見えて、新鮮な気持ちになりました!
― いつでもハッピーで笑顔が素敵な堀田さん。その秘訣は?
1日の終わりに自分自身と対話する一人の時間を設け、今どういうコンディションなのかをチェックするようにしています。気持ちが落ちた時って、人と比べてしまったり、些細なことでイライラしてしまったり……悪いことに目が向きがち。でもそうすると、ネガティブな気分も増幅しちゃう気がして。だから、視点を変え、その日あったいいことや楽しいことを考えるように意識しています。言葉遣いや所作がどんなにキレイでも、心と身体は連結しているから気持ちが顔に出てしまうこともあると思うので。自分と向き合う時間は大切にしています
![堀田真由とカスミソウのアップカット](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/daeba7df9c789bbc6866d6e5d5fa999f_2668x4000_h-1-683x1024.webp)
― 最近、幸せを感じた瞬間は?
Netflixで配信中の韓国ドラマ『涙の女王』の鑑賞中。主演のおふたりが美しすぎて見始めたのですが、5話以降急に涙が止まらなくなり……。韓国ドラマ定番のストーリーだと思いすっかり油断していました(笑)。出演者の皆さんの演技はもちろんのこと、ドラマのオープニングからプロローグまで美しく、毎回感極まってしまいます。日々の楽しみです!
― どんな時にお花を買う?
友達が家に遊びに来る時、お部屋を少しでも華やかに見せようとお花屋さんに走ります(笑)。季節のお花を一輪挿しにすることが多いかな。一輪でも不思議と部屋のなかがパッと明るくなるんですよね。気心知れた友人の家にお邪魔する時に、その人やインテリアを思い浮かべながら、お花を手土産に持っていくこともあります!
![堀田真由がカスミソウを抱えている、全身カット](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/794fe08481d9701a634524791898bd25_2668x3852_h-1-2-709x1024.webp)
![堀田真由がカスミソウを持っている全身カット](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/dd66a081595428008d601bf02b0d4173_2667x3862_h-1-2-707x1024.webp)
― 花束にまつわる思い出を教えて!
仕事柄、お花をいただくことが多いけれど……特に印象的だったのが、『大奥』(NHK総合)のクランクアップ時にいただいた大きな花束。『大奥』で私が演じたのは、他界した3代将軍・家光が江戸城の外で作った娘・千恵。徳川幕府を維持するために拉致され、“この世にいてはならぬ方”として隠されながら、父の身代わりに世継ぎを作ることを強いられるという複雑な境遇の持ち主。万が一人に見られた時に備えて男装させられ、女名も奪われるという難しい役柄でした。ドラマや映画の現場でクランクアップの際にいただく花束は、演じた役柄や自分のイメージカラーをいただくことがほとんど。今回は家光っぽい「水色かな?」と思っていたのですが、用意してくださっていたのはなんと、ピンク色の華やかな花束で。拍子抜けしたと同時に“役が浄化された”と感じたんです。それは多分、マイナスな部分が多かった家光が、作中で側室・有功と出会い、どんどんプラスの要素が増えていって、冷たい青みを帯びたものが暖かいピンクや赤になっていくというイメージから。作中の家光の苦しみが花束とともにパッと浄化されたかのような、不思議な体験でした
![堀田真由の手書き文字](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/e45afe5e7b162bdc3e536a0ce32e84a7_3680x2354_w-1-scaled-1-1024x655.webp)
[ flower shop infomation ]
撮影に協力してくれたのは……
ex.flower shop & laboratory
お花だけでなく、緑、観葉植物を豊富に取り揃える、大人な雰囲気が魅力のフラワーショップ。ギフト用であれば、数種あるニュアンスカラーのペーパーの中から花束の色味にあわせて包んでくれる。東京の代々木上原、中目黒、蔵前、新宿に店舗を構える。
\ ラッピングはこんな感じ /
![](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/IMG_2741-5-1024x1024.jpg)
Profile
![堀田真由のプロフィール写真](https://nonno.hpplus.jp/wp-content/uploads/84f98c0d4b8eedef3936cb53899fcaf5-1.jpg)
堀田真由
俳優・モデル
1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。ノンノ専属モデル。NHK連続テレビ小説『わろてんか』で注目を集め、ドラマ『大奥』、映画『バカ塗りの娘』『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』などの人気作品に多数出演。2023年には待望のファースト写真集『MY』を発売。現在、TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』に出演中。
Staff Credit
モデル/堀田真由 撮影/SAKAI DE JUN ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/加藤千尋 取材・文/大塚悠貴