菊池風磨さん（Sexy Zone）のお悩み相談室：「迷った時は心がワクワクするほうに進んでほしい」風磨アニキの人生の考え方とは？

エンタメ

2022年8月17日

心のシミ・ヨゴレは洗濯大名におまかせ☺

菊池風磨（Sexy Zone）の

お悩み相談室

優しくて、頭の回転が速くて、場の雰囲気を明るくする力の持ち主。そんな頼れる風磨アニキが究極パーフェクト♪な回答連発でノンノ読者の悩みを解決しちゃいます！

インタビュー

迷った時は心がワクワクするほうに進んでほしい

　今回お悩みを聞かせてもらって感じたのは、みんなまじめだな～っていうこと。なのでまじめにお答えしましたけど、自分はもっと適当に過ごしているなって思いました。僕自身は悩まないんです。正確に言うと、悩まないようにしているんだと思う。

ネガティブだから最悪の事態はいつも想定しているけど、悩むとどんどんそっちの方向に引っ張られちゃって、単純に向いてないなって悟ったんですよね。だから、たとえば何か失敗しても、 "それによって自分の苦手とすることが分かって、話したことのなかった先輩からアドバイスをもらえて、その人の考えが素敵でもっと聞きたいなって思えるかもしれない。っていうことは、失敗してよかったんだ！"そう切り替えるようにしているんです。

　こんな僕にとっての頼れるアニキ的存在が、櫻井翔くん。僕が大学に入ったタイミングで最初にたくさん悩みを聞いてもらって、それ以来新しいお仕事が決まった時とか節目では全部相談しています。「この仕事をしているからこそ大学を４年で卒業しなきゃいけない」というのも、翔くんから言われたこと。実際、４年で卒業したって言うと周りからはビックリされるし、何より自分の中で自信になりました。大学受験の準備を始めた時期から含めて、仕事と勉強の両立で大変だったあの６～７年間を乗り越えられたと思うと、なんでもできそうな気がするんです。

　ここ数年は、後輩から相談される機会も増えてきました。でも、僕はわりと異種というか、ストレートジャニーズプレーヤーじゃないと思うんですよ。後輩にはやっぱりストレートジャニーズプレーヤーであってほしいから、相談されてもあんまり核心を突けないんですよね。「中島（健人）くんに相談したほうがよくなーい？」って思っちゃう（笑）。とはいえ、こんなふうに卑屈な考え方をしてしまうのは僕がネガティブな性格だからっていうだけで、後輩たちにいっさい非はないんです。僕がちゃんと時間を作って、彼らをごはんに連れていって、しっかりコミュニケーションをとって、「じゃあ僕の思っていることを言わせてもらうけど」っていうところまでいかないとダメなんでしょうね。ただ、僕はもっと売れたいと思っているので。そうなってからアドバイスしたほうが説得力も増すかなって（笑）。売れるっていうことがどういうことなのかはよく分からないけど、もしかしたら現状を超えることの繰り返しなのかもしれない。少なくとも、僕が今の仕事がいただけているのはSexy Zoneの菊池風磨だから。感謝の気持ちも込めて、もっともっとグループの看板を磨いていかなきゃいけない。そう思っています。

　最後に、ノンノ読者の皆さんへ。どっちにするかで迷ったら、究極楽しいほうを取ってください。こっちに進んだらワクワクするっていうほうでいいと思います。あとは、人に迷惑をかけないこと。それでも何か困ったら、いつでも相談に乗りますよ。その時はノンノさん、また場を設けてくださいね。お願いします！

Profile

●きくち　ふうま　1995年３月７日生まれ、東京都出身。Sexy Zoneのメンバーとして活動しながら『芸能人が本気で考えた！ドッキリGP』や『ニノさん』などバラエティ番組でも活躍。７月23日スタートのドラマ『トモダチゲームR４』（毎週土曜23時〜・テレビ朝日系）に出演。メインパーソナリティーを務める『24時間テレビ』（日本テレビ系）が８月27日・28日に放送。主演舞台『DREAM BOYS』が９月８日より上演。映画『もっと超越した所へ。』が今年公開。

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2022年９月号掲載

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2021年、結成10周年を迎えるSexy Zone。全員が「決して平坦ではなかった」と語る道のり、それをともに乗り越えてたどり着いた場所。10周年という大きな節目を目前に彼らは何を思い、何を感じ、何を語るのだろうか？数字をキーワードにひもとく、5人の個性、グループの魅力、Sexy Zoneの＂今＂、そして＂これから＂。