ノンノの現場で学んだのは、「作品をみんなで作る」達成感
ノンノモデルになったのは18歳の時。ずっと憧れていた雑誌だったから、ノンノモデルに決まったよ、と言われた時はうれしいというより驚きのほうが大きかったかも。最初の撮影日が来るまで信じられなかったなぁ(笑)。
グラビアのお仕事をしていたので、カメラの前に立つことには慣れていたつもりでした。だけど、グラビアとは求められているものがまったく違うと気がついて、最初は本当に戸惑いました。それからは、このままではダメだ……と、とにかくポージングを研究しては現場で試してみる、の繰り返し。でも、うまくできた時はスタッフさんが褒めてくれるのがうれしくて。だんだん自信がつき、"ファッションの魅力を届ける"という、モデルの楽しさに出会うことができました。
モデルになってしばらくしてから、ありがたいことにお芝居の仕事も増えて。両立は大変だったけれど、女優業が充実すればするほどノンノの撮影が楽しくなったんです。お芝居で培った表現力で、大好きなファッションを、よりイメージどおりに表現できるのがうれしかったから。
今後は女優として幅広い作品に携わりたい気持ちが強くなり、卒業を決めました。名残惜しい気持ちもあるけれど、「一つの作品をみんなで作る」ことの達成感は、ノンノの現場で得た財産でもあります。それくらい、どの撮影も本当に楽しかった思い出しかないなぁ。今の夢は、ノンノに"女優・武田玲奈"として掲載してもらえるような、影響力のある女優になること。また皆さんに、ノンノで会えるように頑張ります! 本当にありがとうございました♡