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トピック
2019.04.18
ここ数年で、就職活動を取り巻く状況にはさまざまな変化が。みんなが使っている便利なツールは? 企業の傾向は? 就活のプロに最新情報をリサーチ!
お話を聞いた人
●「リクルートキャリア 就職みらい研究所」所長 増本全さん
2014年から『リクナビ』副編集長として大学生・大学職員向けに300回を超える講演・セミナーなどのキャリア支援を行う。2018年10月より現職。
●「内定塾」塾長 齋藤弘透さん
毎年1000人以上の就活生にセミナーや面談などでキャリア支援を行っている。外資、商社といった難関企業に対し、高い内定率を誇る。
就職みらい研究所によれば、従業員規模5000人以上の企業は実施率94.7%! 「学年不問のインターンも増え、入学早々インターンに参加して内定をもらう1年生も出現(まだ状況は不透明ながら、長期的に見ると今後インターン規定が変更される可能性もあります)。また、アルバイト限定の説明会や選考も増えています」(齋藤さん)
青田買いも顕著。採用につながるインターンも
「インターン枠での採用が増えているのは事実です。会社説明会をやめて、インターンに切り替える企業も出てきました」(増本さん)、「広報目的のインターンもあるので選ぶ際は注意が必要。ES提出や面接があるものは採用につながる可能性ありです」(齋藤さん)
「通年採用も増えていますが、採用期間自体は短期決戦化しています。3月の説明会と同時に選考がスタートする企業も多くなりました」(増本さん)という言葉通り、’18年卒の内定獲得までの最短日数は平均16.7日! 人材獲得は熾烈化。’12年卒のデータと比べると、2〜3週間も短くなっていた!
採用の効率化はもちろん就職活動の前倒しも顕著に!
「現段階でも、大学2年生からインターンに参加する人が増えています。そう考えると、1年生から就活する日も遠くないのでは。早い時期から動く学生はリスク管理の意識が高く、優秀な人材が多いのも事実。早めの情報収集が重要になってきそうです。また、最近の面接では、志望動機よりも入社後に何をしたいかを深掘りされる傾向があります」(齋藤さん)、「ES選考をAI化したり、選考にインターンを導入するなど、採用の効率化は一層進みます。早期インターンで企業を絞り込む学生が増えれば、企業の選考期間だけでなく学生側の活動期間も短期化するでしょう。ただ、早めに内定を獲得する学生がいたとしても、単にその業界の選考時期が早いだけ、という可能性もあるので、不用意に焦りすぎる必要はありません」(増本さん)
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