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麻布台ヒルズLIAISON AZABUDAI|四季を紡ぐフレンチ、春の記憶🌿

2026.06.21

大阪・福島のミシュラン星付きレストラン『LIAISON』のDNAを継ぎ、日本の四季とフレンチを「繋ぐ(リエゾン)」をコンセプトに掲げたフレンチ「LIAISON AZABUDAI」
麻布台ヒルズという洗練された建築と都会の空気が交差するその場所に、ひっそりと佇む四季のランチコースを楽しんできました🍷

五感を研ぎ澄ます、繊細なフィンガーフードの世界

コースの幕開けは、深谷葱の甘みが際立つポタージュから。
ここから始まるのは、まるで一つの芸術作品のようなフィンガーフードの連続でした。

山ウド×ハマグリ:タルトの香ばしさに、ハマグリの旨味とウドのほろ苦さが重なる大人な一品。
モリーユ茸×伊達鶏:竹炭パウダーがコクを深め、鼻腔をくすぐるキノコの香りがワインを誘います。

真鯛のピサラディエール:瞬間スモークの演出と、魚型のクラッカーが遊び心を添えます。

春の息吹を贅沢に。「日本の食」と融合するフレンチ

リエゾンの醍醐味は、日本各地から届く旬の食材を、フレンチの技法で昇華させること。

蛍烏賊とイカスミのリゾーニ:大粒の蛍烏賊と、菜の花の鮮やかな緑。エディブルフラワーが散りばめられた一皿は、まさに「春そのもの」。

甘鯛の鱗焼き(クリスティアン):鱗を高温の油で逆立てるように焼き上げ、パリパリの食感と身のふっくら感を両立させる職人技。出汁のように繊細なソースが、和の心を感じさせてくれました。

長右衛門豚のロースト:シルキーな舌触りのポークに、醤油ベースのタレとクリーム系のソースで味変を楽しむ。サイドには芽キャベツや椎茸など、どこか懐かしい日本の食卓の風景が。

至高のワインペアリングと、甘美なフィナーレ

今回は、こだわりの一皿ごとに提案される6種類のワインペアリングを堪能。
料理の繊細な表情を引き出すワインのセレクションに、ただただ酔いしれるひととき。

最後は、ビーツのソルベが愛らしい「苺とビーツのデザート」、そして驚きの3種(チョコレート、メレンゲ、シュークリーム)からなるミニャルディーズまで。食後の余韻まで完璧にデザインされたコースに、心が満たされていくのがわかりました。

non-noおでかけエディター’s Voice

麻布台ヒルズという立地にありながら、まるで秘密の隠れ家のような空間。
日本各地の旬を使い、伝統的なフレンチの技法で仕立てるスタイルは、驚くほど軽やかで洗練されていました。
閉店は本当に惜しまれますが、こうした素晴らしい「日本の食」と出会えたことは、一人の食のエディターとして大きな財産。良いお店の記憶は、これからもこうして大切に書き残していきたいと思います。

  • 得意分野

    グルメ

1999 (26)
食品ECバイヤー・商品開発
管理栄養士
お酒とグルメを中心に執筆 🍷🍶
ラグビー観戦にハマり中 ✓
camera▷RICOH GR3

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