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naco
2026.06.21
ついにリニューアルオープンした「江戸東京博物館」、通称“えどはく”。
約4年間の大規模改修を終え、2026年3月末に生まれ変わったその姿は、単なる博物館を超えた「江戸・東京へのタイムマシン」のようでした。
今回は、現代から江戸へ、そして東京へと繋がるこの夢のような空間をレポートします。

両国にそびえ立つ、巨大な高床式倉庫のような建築が印象的なこの博物館。江戸時代から現代に至るまでの、東京の歴史や文化を「見て、触れて、体感する」ことをコンセプトにしています。
今回のリニューアルでは、展示の没入感が格段にアップ。最新の映像技術と、当時の暮らしをリアルに再現した大型模型が融合し、どの世代でもワクワクできる場所へと進化しました。
展示の幕開けは、江戸時代の賑わいを再現した圧倒的なジオラマの世界。
江戸の賑わいを凝縮したジオラマ:
当時の日本橋を行き交う人々や舟の様子が精巧に再現されているのがわかります。まるでミニチュアの町が生きているような臨場感です。

家々が密集した街並みの細部には、当時の人々の生活の知恵が詰まっています。

芝居小屋と名店:リニューアルでさらに没入感が増した展示スペース。「錦絵」を扱うお店の軒先や、重厚な看板は、当時の職人の矜持を感じさせます。

中村座(体感型):今回特に嬉しいアップデートが、この芝居小屋。なんと模型の中に入ることができるようになり、舞台裏からの景色まで体験できます。

当時の移動手段と文化:精巧な木造船の模型や、神田祭を描いたダイナミックな絵図とジオラマは、当時の祭りの熱気まで伝えてくるようです。


江戸から明治・大正・昭和へと進むと、風景はガラリと変わります。
近代化の象徴:登場するのは、当時の銀座の町並み。レンガ造りの建物と馬車が走る光景は、まさに文明開化の象徴です。

また、ニコライ堂の洋風建築の精巧な模型は、当時の東京が急速に西洋文化を取り入れていたことを鮮明に伝えています。

そして、「服部時計店(現在の和光)」の模型。この堂々たる時計塔は、まさに激動の東京を見守るシンボルですね。

博物館を歩いていると、歴史の教科書で見た風景が目の前に現れる楽しさに、時間を忘れてしまいます。人形一人ひとりの表情や、建物の細かい格子までじっくり眺めれば、当時の人々の息遣いまで聞こえてくるよう。
「モノ」を見るだけでなく、その時代の「物語」を体験できるのが、新しくなった“えどはく”の最大の魅力です。皆さんもぜひ、カメラ片手にタイムトラベルを楽しみに出かけてみてくださいね。
東京都江戸東京博物館