2019年のスケートアメリカで2位、国内大会ではショート、フリー共にパーソナルベストを更新し、ネイサン・チェンに続いて2位に入ったアメリカのジェイソン・ブラウンの躍進も見逃せない。
ショートでは持ち前の表現力を活かし、4回転ジャンプ無しで100点を超える高得点を獲得。回転不足となったが、フリーでは4回転ジャンプにも挑戦するなど、ジャンプでも調子を上げてきている。
2019年のNHK杯でグランプリシリーズ初の表彰台に上り、その後の国内大会で前年7位から1位と驚異のステップアップを見せたカナダのローマン・サドフスキーは、フリーで2本の4回転ジャンプをミスなく決め、キーガン・メッシングらのベテラン勢を抑えて見事ナショナルチャンピオンに。
ちなみにジェイソンとローマンのフリーは同じ「シンドラーのリスト」。それぞれの選手の表現する「シンドラーのリスト」を見比べてみるのも楽しみのひとつだ。