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チャ・ジュンファン/韓国男子フィギュアの歴史をつくるドラマティックスケーター【フィギュアスケート男子2022-2023】

初公開日:2019年11月1日

JunHwan Cha
チャ・ジュンファン

フィギュアスケートチャ・ジュンファン選手のプロフィール
2021年グランプリシリーズイタリア大会

車 俊煥、チャ・ジュナン、차준환
2001年10月21日生まれ、韓国 ソウル特別市出身。
身長178cm。趣味は音楽、映画鑑賞。
韓国選手権6連覇中。2度目の出場となった北京オリンピックでは、メダルまであと一歩の5位に。

拠点はカナダ・トロント「クリケットクラブ」だが、現在は韓国国内で練習中。流麗なスケーティングとエモーショナルな身のこなしで、見る者の心を奪う芸術的スケーター。代名詞ともいえる優雅なイナバウアーで、どんな有名プログラムも自分色に染め上げる。

チャ・ジュンファンをもっと知るための3つのキーワード

1.韓国の絶対的エースで、稀代のヒストリーメーカー

グランプリファイナル銅メダル韓国のチャ・ジュンファン選手
2018年グランプリファイナルで銅メダルを獲得!

15歳で韓国選手権を制して以降、現在6連覇中の絶対的エース。
ジュニア時代には、4回転サルコーを武器にジュニアの歴代最高得点を更新。
シニアデビューシーズンとなった2018年には代表1枠という厳しい国内戦を勝ち抜き、自国開催の平昌オリンピックにも出場。
2019年にはシニア2年目にして韓国男子史上初のグランプリファイナル出場を果たし、銅メダルを獲得。

新型コロナウイルス感染症拡大以降、練習拠点のカナダに渡れない中でもひたむきに自分と向き合い、2021年の世界選手権で韓国男子史上最高位の10位に。
2022年には、権威のある四大陸選手権で金メダルを獲得。さらに20歳にして2度目のオリンピックに出場を果たし、こちらも最上位となる5位入賞という偉業を達成した。
普段の朗らかな姿からは想像もできないほどストイックで自分に厳しいジュンファン。彼のたゆまぬ努力が
韓国男子フィギュア界の未来を切り拓き、若いスケーターたちの成長を後押ししている。

2.子役時代に培った表現力と、K-popアイドルのような美しいルックスの持ち主

フィギュアスケートチャ・ジュンファン選手がBTSのプログラムを披露
アイス・ファンタジアでBTSの『DNA』を披露

実は子役出身で、幼少期は俳優になることが夢だったというジュンファン。時代劇ドラマへなどの出演のほか、CMの撮影で日本を訪れたことも。


幼いうちから注目されてきたジュンファンは、次世代のスケーターとして過去に番組で韓国のアイドルグループ東方神起のリーダー・ユンホ(ユノ)と共演した経験も。 その後8年の時を経て、韓国のテレビ番組で再会し、共演を果たしたことも話題に。それ以降インスタグラムなどで交流は続いているよう。

 

座長を務めるアイスショーでは、BTSの『DNA』や、VIXXのヒョギが歌う『Boy with a star』を使用したナンバーを披露したこともあり、スケートファンのみならずK-popファンからも注目が集まる。ちなみにジュンファン自身はBLACKPINKのロゼさんのファンでもある。


3.ドラマティックなスケートで魅了する芸術的スケーター

チャ・ジュンファン選手の人気プログラム「ロミオとジュリエット」

プログラムに取り入れる4回転ジャンプは基本的にサルコー、トーループの2種類のみとなるが、その分プログラムの完成度や正確なスケーティング技術、音楽的解釈をもって得点を伸ばす、唯一無二のスケーター。
ひとたび氷の上に立てば、鋭い眼光を放ち、長い手足を生かしたダイナミックな演技を披露。華やかなスケーティングで見る者の心を奪い、プログラムの世界観をドラマティックに表現。
大好きなダンスで培ったしなやかな動きで、プログラムに緩急をつけるのも得意。
男子では難しいとされている、連続ジャンプの2回目にループをつけることができる選手としても有名。



これまでの歩み

世界にその名を知らしめた2018-2019シーズン

チャ・ジュンファン選手の名プログラム「ロミオとジュリエット」

グランプリシリーズで3つのメダルを獲得するなど、世界にその名を知らしめた2018-2019シーズン。その年のフリープログラム『ロミオとジュリエット』は、かつて羽生結弦さんなども使用した王道の楽曲ながら、映画内のセリフやテクノミュージックをとり入れ、斬新で個性的なプログラムにアレンジ。クライマックスで流れるロミオの「ジュリエーーーーット」の雄叫びはキリングパートのひとつ。

レジェンドプログラム『ロミオとジュリエット』


飛躍の年となった一方、出場した大会は11試合にも及び、連戦続きで体を休める暇なく世界中を飛び回るという、非常に過酷なシーズンでもあった。
特に後半は足に合うスケート靴がなかなか見つからず、2週間で5回も靴を変えたという。
シーズンの最後を飾る世界選手権は、ケガの影響もあり本来の実力を発揮できない試合となってしまったが、どんな状況でも諦めずベストを尽くし、試合を楽しみたいと前を向く姿に芯の強さが表れていた。

自分自身と戦い続けた2019-2020シーズン

フィギュアスケート2020年四大陸選手権でのチャ・ジュンファン選手
2020年四大陸選手権

2019-2020シーズンは、新たに4回転フリップを導入。フリーにサルコー、トーループに加え、3種類の4回転ジャンプを入れた構成でスタートを切った。
しかしシーズンの前半は、前シーズン安定していたジャンプさえもなかなか決まらず、悔しい試合が続いた。

試合を重ねるごとに修正と調整を続け、1月に開催された国内選手権では、フリップは封印したものの、サルコー、トーループを含むすべてのジャンプを加点の付く出来栄えで着氷。

ISU非公式記録ながら、トータルのパーソナルベストを15点以上更新するハイスコアで、見事4連覇を果たした。

 

チャ ジュンファン選手のこれまでの成績
2020年四大陸選手権

その勢いのまま乗り込んだソウルで開催の四大陸選手権では、母国の熱い応援を力に変え、ショート、フリーともにほぼパーフェクトな演技を披露。

スピン、ステップはすべて最高評価のレベル4、ジュニア時代から磨いてきた4回転サルコーは3点以上の加点を獲得。一部のジャンプに回転不足があり惜しくも表彰台は逃したが、世界に再び存在感を示した。

さらにこの結果により、世界ランキングが10位に上がり、これは韓国のフィギュアスケート男子史上初の快挙となった。

フィギュアスケート2020年四大陸選手権キスアンドクライでのかわいいチャ・ジュンファン選手
四大陸選手権のキス&クライでは、ファンからプレゼントされた韓国の伝統帽子を被るキュートな姿も。

本来の輝きを取り戻し、いざ世界選手権へというところで新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、大会は中止となってしまい、このシーズンの幕は閉じた。

2020年四大陸選手権でのチャ・ジュンファン選手、羽生結弦さん、ジェイソン・ブラウン選手
2020年四大陸選手権では同門の、羽生結弦さん、ジェイソン・ブラウン選手がそろった

韓国で一人練習を続けた2020-2021シーズン。
北京五輪出場枠「2」までの道のり

2021年世界選手権で10位に入った韓国代表ジュンファン・チャ選手
2021年世界選手権

拠点のカナダに入国ができないまま迎えた2020-2021シーズン。
出場予定だったグランプリシリーズ、スケートカナダは中止となり、初戦は年明けの国内大会となった。

前シーズンより継続したフリーでは、冒頭でしばらく入れていなかった4回転フリップに挑戦。惜しくも3回転となってしまったものの、それ以外の要素では2シーズン目で円熟味を増した艶やかな演技で、5度目のナショナルチャンピオンに輝いた。

そしてジュンファンにとってこのシーズン最初にして最後の国際試合となった世界選手権。
韓国での練習によりさらに磨かれたスケーティング技術で、揺るぎない演技を披露。フリーは中盤で転倒したが、久しぶりに再会したブライアン・オーサーコーチのリンクサイドからの激励で今一度奮い立ち、ミスを引きずることなく滑り切った。
トータルの成績は、韓国男子史上最高位の
10位で、平昌では「1」だったオリンピックの出場枠を、北京では初の「2」とする権利に寄与した。



ISUチャンピオンシップス初優勝と2度目の五輪出場を叶えた2021-2022シーズン

2021年フィギュアスケートNHK杯で3位に入ったチャ・ジュンファン選手
2021年NHK杯で披露したSP「Fate of the Clockmaker」

長かった冬が終わり、ついに幕を開けた2度目のオリンピックシーズン。
シェイリーン・ボーンのもと、“勝利”を掴み取るにふさわしい2つの新しいプログラムが誕生した。

▷2021-2022シーズンプログラムの詳細

2021グランプリシリーズイタリア大会でオーサーコーチと抱き合うチャジュンファン選手
2021年グランプリシリーズイタリア大会で演技後にブライアンコーチとハグ

初戦のアジアオープントロフィーではショート、フリーともにジャンプがはまらず6位という結果だったが、次戦のグランプリシリーズイタリア大会ショートでは、見事に修正。ほぼノーミスで演技を締めくくると、ブライアンコーチと安どの表情で抱き合った。
フリーではジャンプが乱れたものの、『トゥーランドット』が生まれたイタリアの地で心揺さぶる演技を披露し、総合5位で1戦目を終えた。

フィギュアスケート2021年NHK杯に出場した韓国のチャ・ジュンファン選手
2021年NHK杯で披露したFS『トゥーランドット』

続く2戦目は初アサインとなったNHK杯。

自らコンダクターとなり、複雑な音楽に色をのせていくかのように滑り上げるショート。ここにきて完全にこのプログラムを自分のものとし、余裕すら感じられるノーミスの演技で3位に。フリーでは4回転サルコーで転倒があり5位となったが、総合3位で銅メダルを獲得。3シーズンぶりに国際大会でメダルに輝いた。

2022年四大陸選手権で優勝を飾った韓国代表フィギュアスケーター、チャ・ジュンファン選手
演技を重ねるごとに進化していったこのシーズンのショート

年が明けオリンピック開幕まであと1か月。
韓国選手権で6連覇を飾り上昇気流に乗ると、
オリンピック直前というタイトなスケジュールの中、四大陸選手権出場を選択。その結果韓国男子シングル初のISUチャンピオンシップタイトルを獲得し、またしても韓国男子スケート界に金字塔を打ち立てた。

2022年四大陸選手権で優勝した韓国代表チャジュンファン選手
四大陸選手権で悲願の初優勝

ショート、総合得点で自己ベストを更新しての堂々たる金メダルは、韓国でも大きな話題となったが、そこからわずか2週間という短期間で臨んだ北京オリンピックにおいて彼が見せたのは、すべての得点で自己ベストを塗り替えての5位という歴史的快挙だった。


数多の名作が出揃うオリンピックシーズンにおいても一際異彩を放ったショート。
首の傾き一つでプログラムに華を咲かせる圧倒的存在感をもって、この難解なプログラムを見事操った。
このプログラムはシーズン中ぼすべての試合でノーミス。大会ごとにより磨きがかかる珠玉の名作は、オリンピックでも99.51点という自己最高得点を記録し4位に。
一方フリーの『トゥーランドット』は、ショートと対照的に伸びやかで優雅なスケーティングを堪能できるプログラム。北京オリンピックでは冒頭の4回転トーループで転倒し大きく体を打ち付けたものの、すぐに立ち上がり、そこからはすべてのジャンプに加点がつく極上の演技を披露し、愛に焦がれる熱い思いを全身から迸らせた。
このようにミスがあっても引きずらず、すぐに立て直すことのできる強さがこの2021-2022シーズンの飛躍を後押ししたのだった。 

 

北京オリンピックで5位の韓国代表フィギュアスケーター、チャ・ジュンファン選手
北京オリンピックでの堂々たる『トゥーランドット』

フリーの完成形まであと一歩。
それだけに並々ならぬ決意とともに臨んだ世界選手権だったが、練習中にスケート靴が故障。急場しのぎの処置を施しショートに挑むも、足をしっかり支え
ることができなくなった影響は計り知れず、ジャンプに苦戦を強いられた。
しかしそんな中でも長年磨いてきた芸術的なスケーティングは健在。スピン、ステップではすべて最高評価のレベル4を獲得した。
さらに靴の状態が悪化したこともあり、止むなくフリー出場を断念。
ショート17位の成績で、このシーズンを終えた。

2022年世界選手権での韓国代表フィギュアスケーター、チャ・ジュンファン選手
2022年世界選手権では、靴のトラブルに見舞われながらも気迫のこもった演技を見せた

新シーズン情報

オフシーズンには日本のアイスショーにも引っ張りだこ。また、スケートにいそしむ傍ら学業にも励み、日々様々なことを吸収しながら、演技の幅を広げている。
そして新シーズンに向けシェイリーンと制作した2つのプログラムは、
どちらも自身で選んだプログラムで、ここから新たに始まる4年間の幕開けにふさわしい意欲作。

チャレンジャーシリーズはネペラメモリアル杯とフィンランディア杯に2戦連続出場。銀メダルと金メダルを獲得し、来たるグランプリシリーズアメリカ大会への自信につなげた。さらに久しぶりにクリケットクラブのリンクにも降り立ち、グランプリシリーズ初優勝へ向けた準備も万全。
今シーズン、彼がフィギュアスケート界にどんな歴史を刻むのか、その演技に世界から注目が集まる。

プログラムの詳細

今シーズンのプログラム

フィギュアスケーター、チャ・ジュンファン選手のショートプログラム「マイケルジャクソンメドレー」の衣装とムーンウォーク
会場を沸かすムーンウォーク

SP:マイケル・ジャクソンメドレー

FS:映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』より

振付は今シーズンもショート、フリー両作シェイリーンが担当。

ショートはこれまでと雰囲気をがらりと変えた「マイケル・ジャクソンメドレー」。
ザ・ジャクソンズ時代からの名曲「Can You Feel It」が流れると氷上にスターが登場。最高のエンターテインメントショーが始まる予感をまといながら、晴れ晴れしいスタートを切る。4回転サルコーを華麗に決め、次なるジャンプは今シーズンからルッツ+ループに代わり、4回転トーループ+2回転トーループ。
さらにマイケルの代表作「Billie Jean」にミュージックチェンジすると、ここで一撃必殺のムーンウォークを披露。首を動かしながらしなやかに、浮遊感のある滑りで観客を熱狂の渦に巻き込んでいく。
トリプルアクセルを決め、ラストは“ゼロ・グラヴィティ”のダンスでも有名な「Smooth Criminal」。キレのある動きで会場のボルテージを最大限にまで高め、力強くフィニッシュ。フィギュアスケート界随一のダンススキルをもつジュンファンの魅力が爆発したプログラムに仕上がっている。

フィギュアスケーター、チャ・ジュンファン選手のフリープログラム「007」の衣装
フリープログラム『007』の新衣装

フリーは映画『007』の最新作にして、ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの最終作となった『ノー・タイム・トゥ・ダイ』。大好きな映画のサウンドトラックを使用したとっておきのプログラムだ。
あごに手を添え、標的を射貫くような鋭い瞳でプログラムがスタート。シリーズおなじみのテーマソングにピタリと合わせた極上の4回転サルコーを皮切りに、緊迫感のあるムードの中、次々とジャンプを決めていく。

『007』といえば迫力満点のアクションシーン。
使命のために戦うボンドの姿を風圧さえ感じられるようなスピード感あふれる滑りで表現。かと思えば、ビリー・アイリッシュが歌う『No Time to Die』以降のパートでは、苦悩や切なさを漂わせた、しっとりしたスケーティングを見せる。
仕上げはラストにふさわしい、すべてを浄化する雄大なイナバウアー。前作『007 スペクター』のメインビジュアルを彷彿とさせる堂々としたポーズでフィニッシュと、オープニングからエンディングまでハイライトが随所にちりばめられている。

衣装は光沢感のある生地を使用し、背中が開いた彼らしいデザインながら、肩にはガンホルスターのようなあしらいが施されているなど、ボンド仕様のディティールにも注目。

追記)フィンランディア杯後に衣装をブラッシュアップ。よりジェームス・ボンドのエッセンスを感じるタイトなタートルネックに、映画の冒頭シーンに登場する雪に覆われた大地を彷彿とさせる美しいビジューがちりばめられたデザイン。

過去のプログラム

韓国代表フィギュアスケーター、チャ・ジュンファン選手のプロフィール

【2021-2022シーズン】

SP:Fate of the Clockmaker

FS:トゥーランドット

今シーズンは、ショート、フリーともにシェイリーンが担当。シェイリーンの住むカリフォルニアで、オリンピックを見据えた特別なプログラムの振付を行った。

ドラマティックで壮大な音楽が、ジュンファンの大胆かつ華やかなスケートと化学反応を起こし、早くも名プログラムの誕生を予感させるショート。
伸びやかな4回転サルコーから始まり、至高のルッツ+ループのコンビネーションジャンプ、迫力満点のクリムキンイーグルなど見どころが満載。
緩急のある振付は氷の上を支配しているかのようで、ステップに向かう前の妖艶な笑みに、心を射抜かれる。風を受けひらりと舞う衣装までも芸術的。
ファンが提案してくれたという「Cloak and Dagger」と、自ら選んだ「Fate of the Clockmaker」の2曲を使用。

フリーは、フィギュアスケートの定番プログラム『トゥーランドット』。日本人選手だけでも荒川静香さん、宇野昌磨選手がかつてこの曲でオリンピックメダルを獲得しているだけに、オリンピック表彰台を目指す勝負のプログラムといえる。

濃いブルーを基調としたノーブルな衣装に身を包み、前半はしとやかで余韻のある滑りで魅了。クライマックスに向け盛り上がっていくコレオシークエンスでは、長い手足を使った躍動感のある滑りと優美なイナバウアーで、見る者の心を震わせる。今シーズンはまだ2戦ともジャンプのミスが続いているが、これから試合を重ねるごとにきらめきを纏い、栄光へと導くプログラムとなるだろう。


▶レジェンドプログラム『トゥーランドット』

【2020-2021シーズン】
SP:
Dark Pastoral(Ralph Vaughan Williams)
FS:The Fire Within

ショートはこれまで同様デヴィッド・ウィルソン振付で、新プログラムを用意。リモートで振付を行った。フリーはプログラムを継続することとなった。

【2019-2020シーズン】

SP:アストル・ピアノミックス (ミケランジェロ’70/天使の死)
FS: The Fire Within


ジュンファンの2019-2020シーズンのテーマは“情熱“。
ショートは自らのリクエストでタンゴを選択。
フリーはピアノの音色が美しい「The Fire Within」(内なる炎)。前シーズン、グランプリファイナル出場という目標を誰にも話すことなく、自らの心に秘めて見事現実のものにしたジュンファンにぴったりのプログラムといえそう。


シーズンの成績

 2022-2023

  • ● オンドレイ・ネペラ・メモリアル 2位
  • ● フィンランディア杯 優勝

 2021-2022

  • ● アジアオープントロフィー 6位
  • ● グランプリシリーズイタリア大会 5位
  • ● グランプリシリーズNHK杯 3位
  • ● 韓国ランキング大会 優勝
  • ● 韓国選手権 優勝
  • ● 四大陸選手権 優勝
  • ● 北京オリンピック 5位
  • ● 世界選手権 17位(SPのみ)

 2020-2021

  • ● 韓国選手権 優勝
  • ● 世界選手権 10位

 2019-2020

  • ● オータムクラシック 4位
  • ● グランプリシリーズスケートアメリカ 8位
  • ●グランプリシリーズ中国杯 6位
  • ● 韓国ランキング大会 優勝
  • ● 韓国選手権 優勝
  • ● 四大陸選手権 5位

最新インタビュー

▷Instagram:@jun_july_august

写真/アフロ  取材・文/轟木愛美 Web構成/内山英理

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